世界選手権出場権を獲得 男子日本代表、アジアで示した現在地と課題

― 第22回男子ハンドボールアジア選手権 総括 ―

公益財団法人日本ハンドボール協会のプレスリリース

公益財団法人日本ハンドボール協会(JHA)は、2026年1月15日から29日にかけてクウェートで開催された「第22回男子ハンドボールアジア選手権」に出場した男子日本代表「彗星JAPAN」が、最終順位4位で大会を終え、2027年男子世界選手権(ドイツ)への出場権を獲得したことをお知らせいたします。

メダル獲得には届かなかったものの、上位4チームに与えられる世界選手権出場権を確保。アジアの厳しい戦いの中で成果と課題の双方が明確となる大会となりました。

■ 大会結果 

大会名:第22回男子ハンドボールアジア選手権
 

開催期間:2026年1月15日~29日 

開催地:クウェート 

最終順位:4位 

獲得権利:2027年男子世界選手権(ドイツ)出場権

大会総括 

日本代表は予選ラウンドを2勝1敗で突破。崖っぷちの状況で迎えたイラン戦では、終盤の逆転勝利でメインラウンド進出を決めました。

メインラウンドでは韓国と引き分け、開催国クウェート、イラクとの接戦をいずれも1点差で制し、準決勝進出と世界選手権出場権獲得を決定しました。

準決勝ではバーレーンに敗れ、3位決定戦では再びクウェートと対戦。終盤まで競り合いながらも32-33で惜敗し、4位で大会を終えました。

完全アウェイの環境や接戦の連続の中で、チームは精神的な強さと粘り強さを示しました。一方で、メダル獲得を懸けた試合では決定力の重要性も浮き彫りとなり、次のステージへ向けた課題が明確となりました。

 トニー・ジェローナ監督 コメント 

最も重要だった世界選手権への出場権を獲得できたことは、大きな成果です。ただし、メダル獲得という第二の目標は達成できず、4位に終わりました。目標は半分達成という評価になります

攻撃面では大きな進歩がありました。前回の世界選手権では1試合に多くのボールロストがありましたが、今大会では平均して大きく減らすことができました。これは確かな前進です。

一方で、アジアでメダルを取り、世界で上位に進むためには、ディフェンスでよりフィジカルに戦うことが必要です。特に、ゴールキーパーと1対1になった場面でのシュート成功率を高めなければなりません。

世界選手権を見据えると、選手たちはさらにフィジカルを強化しなければならない。簡単なミスや不用意なプレーは、世界の舞台では致命的になります」

キャプテン・水町孝太郎選手 コメント 

良いところも悪いところも、すべてが出た大会だったと思います。

1点差の試合が本当に多かった大会でした。勝ち切れた試合もあれば、最後にメダルを逃した試合もありましたが、その“1点”の重みは、前回の世界選手権でも強く感じていたことです。

この大会で感じたことを無駄にせず、選手一人ひとりが“1点の重み”を考えながら取り組んでいきたいと思っています。

次のアジア競技大会では、また中東勢と戦う機会があります。そこでリベンジできるよう、各自が所属チームに戻ってレベルアップし、しっかり準備して臨みたいです。

2027年の世界選手権出場も決まりました。これからも高みを目指して戦っていきますので、引き続き応援をよろしくお願いします」

■ 今後に向けて 

男子日本代表「彗星JAPAN」は、本大会で得た成果と課題を糧に、2026年のアジア競技大会、そして2027年男子世界選手権へと挑戦を続けてまいります。

 

大会期間中、現地および日本から多くのご声援をいただき、誠にありがとうございました。今後とも男子日本代表への温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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