ホンダモビリティランド株式会社のプレスリリース
ホンダモビリティランド株式会社が運営する鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)は、Formula 1が主催する「Formula 1 Promoter Awards 2025」において、ESG(Environment/Social/Governance)部門の最優秀賞である「ESG Changemaker presented by Allwyn」を受賞しました。
この賞は、厳格かつ高度な環境基準が求められる世界最高峰のモータースポーツF1を開催する全24グランプリのなかで、環境への取り組み、地域社会との協働、透明性あるイベント運営など、ESG(Environment/Social/Governance)の原則を大会運営の中心に据え、実効性ある改善を継続的に行ったプロモーターに贈られるものです。鈴鹿サーキットは、イベント運営におけるScope1,2のカーボンニュートラル達成、資源循環率向上、低炭素モビリティの強化、地域社会への広範なアクセス提供など、定量的に裏づけられた成果が高く評価され、この度の最優秀賞の受賞に至りました。
また、同アワードにおいて、開催地である三重・鈴鹿の文化と日本らしいおもてなしを大会全体に融合させた点が評価され、開催地固有の文化・伝統・景観を、来場者体験に統合したイベントに贈られる「Outstanding Cultural Identity」にもノミネートされました。
鈴鹿サーキットは今後も、モータースポーツを通じたサステナビリティ推進に加え、日本ならではの文化価値を大切にしながら、地域とともに成長する国際イベントの実現に取り組んでまいります。
【評価された主な取り組み】
1. 環境:2030年ネットゼロ達成に向けた取り組みを加速させながら、2025年のF1日本グランプリにおいて以下の成果を達成。環境負荷低減を継続的・体系的に推進した点が国際的に高い評価を受けました。
・イベント運営における CO₂排出量(Scope1,2)カーボンニュートラルを達成
・電力の45%を自家発電でまかない、グリーン電力購入により 100%再生可能エネルギー化を実現
・パドック内発電機を100%バイオ燃料で運用し、化石燃料依存を低減
・リターナブル容器導入・分別強化により、資源リサイクル/コンポスト比率46.1%へ向上
・ツアーバス拡充・乗り合いタクシー推進により、低炭素移動手段の利用率64.4%へ上昇
・サーキット敷地の自然環境保全として、既存の桜500本に加え、日本固有の野生種6種75本を新たに植樹
2. 社会:地域協働と社会価値の創出が「地域とともに創る国際スポーツイベント」という価値を体現し、文化・経済双方への貢献が認められました。
・余剰食材をフードバンクを通じて寄附し、「食品ロス削減推進表彰 審査委員長賞」受賞
・周辺地域から 4,000家族を招待し、モータースポーツ体験の機会を提供
・取引企業の約6割が県内企業で、地域経済と雇用に貢献
・官民連携による装飾・おもてなし企画や、シャトルバス専用レーンの設置を含む交通円滑化施策を実施
3. ガバナンス:以下の取り組みが、持続可能性と安全性の両立を実現する運営モデルとして評価されました。
・国際自動車連盟(FIA)環境認証プログラムにおいて最高位3つ星を獲得(2024年)
・行政・警察との協働によるシャトルバス導線管理、混雑緩和、危機管理体制の強化を実施
・地域学生によるインターンシップ、ボランティア参加を通じた運営の促進
代表取締役社長 斎藤毅
「今回の受賞は、鈴鹿サーキットに関わるすべての皆さまの協働により実現した成果であり、大変光栄に思います。環境、地域、そして安心・
安全のすべての領域において継続的な改善に取り組むとともに、鈴鹿ならではの風景や日本の文化的魅力をレース体験の中に丁寧に取り
入れながら、持続可能で文化的価値も高い国際イベント運営のモデルとなるよう、今後も活動を進めてまいります。」
(ご参考)
■2025年 プロモーターアワード受賞一覧
Promoter of the Year:アブダビグランプリ
Event Spectacle:サウジアラビアグランプリ
Fan Experience presented by Heineken:ハンガリーグランプリ
ESG Changemaker presented by Allwyn:日本グランプリ(鈴鹿サーキット)
Outstanding Cultural Identity:中国グランプリ ※日本グランプリは同部門にもノミネート