‟Kawasaki Arena-City Project” 味の素株式会社・三菱化工機株式会社とのパートナーシップを締結

社会実装型サステナビリティプラットフォーム「Kawasaki 2050 Model」を開始

株式会社ディー・エヌ・エーのプレスリリース

株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟、以下 DeNA)は、京浜急行電鉄株式会社(所在地:神奈川県横浜市、取締役社長:川俣幸宏、以下 京急電鉄)と共同で「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」として推進してきた、川崎ブレイブサンダースのホームアリーナを含む複合エンターテインメント施設建設プロジェクトを「Kawasaki Arena-City Project」(読み:カワサキ アリーナシティ プロジェクト)に改称し、アリーナとその周辺地域を中心としたまちづくりを一体的に行うプロジェクトとして、パートナー企業と共に装いを新たに始動します。

その第一弾として、味の素株式会社(本社:東京都中央区、取締役代表執行役社長 最高経営責任者:中村茂雄、以下 味の素(株))および三菱化工機株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 社長執行役員:田中利一、以下 三菱化工機)とのパートナーシップ締結のもと各種取り組みの検討および実行を開始します。

また、本プロジェクトにおける最重要施策として、サステナブルな都市モデルを構築し世界のベンチマークになることを目指すための社会実装型サステナビリティプラットフォーム「Kawasaki 2050 Model」(読み:カワサキ ニーマルゴーマル モデル)を新たに開始します。本プラットフォームの推進において、川崎市とDeNA、川崎ブレイブサンダースの運営会社である株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース(所在地:神奈川県川崎市、代表取締役社長:川崎渉、以下 川崎ブレイブサンダース)の3者にてサステナビリティ領域での行政連携をより強化すべく新たに協定を締結しました。

各発表内容の詳細は下記をご覧ください。

アリーナおよび周辺地域の一体的開発をめざす
「Kawasaki Arena-City Project」

「Kawasaki Arena-City Project」はDeNAと京急電鉄が共同で推進してきたアリーナおよびその周辺地域を中心としたまちづくりを一体的に行うプロジェクトであり、以下の3つの要素を重点項目として設定し、アリーナ建設にとどまらず開発を進めています。この度、アリーナシティ開発において主体的に関わることを目指すエリアを示したイメージビジュアルとルーフトップパークのイメージビジュアルを新たに公開しました。

1.街と調和したアリーナシティ開発

● 2027年中着工、2030年10月開業予定の新アリーナ開発

● 1万人以上が収容可能なアリーナとして世界初*となるルーフトップパークの開発

● 多摩川河川敷の整備・開発と連携

アリーナシティ開発 イメージビジュアル
ルーフトップパーク開発 イメージビジュアル

2.街を賑わせるコンテンツ開発

● 川崎ブレイブサンダースのホームゲーム会場としての賑わい創出

● ダンスなど、川崎カルチャーを中心としたスポーツ・ライブエンタメの興行開発

3.持続可能な街の開発(Kawasaki 2050 Model)

● 年間330万人**の来場を見込むアリーナシティを舞台に、パートナー企業との共創を通じて社会課題の解決に挑む社会実装型サステナビリティプラットフォームとして次世代都市モデルの世界的ベンチマークを目指す

* 2026年1月現在。スポーツ、音楽等の大規模興行ができ1万人以上を収容することができる多目的な施設における屋上公園施設の有無のDeNAによる調査結果に基づく

** アリーナ施設単体および周辺エリアへの推計来場者数

世界における都市の新たなモデルになることを目標に始動する
社会実装型サステナビリティプラットフォーム「Kawasaki 2050 Model」

「Kawasaki 2050 Model」は、DeNAと川崎ブレイブサンダースが、パートナー企業との共創を通じて社会課題の解決に挑む社会実装型サステナビリティプラットフォームです。

川崎が抱える課題を基に、世界共通の社会課題から5つの重点テーマを選定し、「Kawasaki Arena-City Project」を舞台に様々なパートナー企業との共創による社会実装を通じて2050年までに設定したゴールを達成し、世界における都市の新たなモデルになることを目標として始動します。

▶︎「Kawasaki 2050 Model」で取り組む5つのテーマと2050年のゴール指標

▶︎「Kawasaki 2050 Model」の特長

世界基準のナレッジ活用

サステナビリティに注力したアリーナや文化施設の開発、運営実績においてグローバルリーダーであるOVG EUROPE LIMITED(読み:オークビュー・グループ、本社:ロンドン 2アウターネットプレイス)とパートナーシップセールス領域を中心に業務提携し、世界最先端のトレンドやナレッジを活用

アリーナを核とする街区全体を対象としたプロジェクトとして世界初*の「LEED for Communities認証」取得へ

建物の環境性能を総合的に評価・認証する国際的なシステム『LEED認証』において、アリーナを核とする街区全体として、世界初の「LEED for Communities認証」取得を目指す

* アリーナを核とする街区開発における認証実績として(2026年1月現在、米国グリーンビルディング協会照会)

社会実装へ向け開業前から早期共創を開始

開業前からDeNAや川崎ブレイブサンダースが運営管理する施設および周辺地域を舞台にパートナー企業と早期共創・実用化に向けた検証を開始し、知見を積み重ねてアリーナの設備や運営計画の一部に反映

▶︎川崎市との行政連携

「Kawasaki 2050 Model」の推進にあたりDeNAと川崎ブレイブサンダース、川崎市は持続可能なまちづくりの推進に向けて新たに協定を締結しました。

川崎市とDeNA傘下のプロバスケットボールクラブ 川崎ブレイブサンダースは、2020年に「川崎市と川崎ブレイブサンダースが実施する持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関する協定」を締結し、川崎ブレイブサンダースのSDGsプロジェクト「&ONE(アンドワン)」の活動を通じてSDGsの17の目標達成に向けて様々な取り組みを実施してまいりました。今回の協定では「&ONE」での取り組みからさらに活動の幅を広げて、アリーナシティを中心に川崎市内の環境改善や社会課題の解決に長期的に取り組んでいきます。

「Kawasaki 2050 Model」では今後も順次、本プラットフォームに賛同し、ともに未来を創造していくパートナー企業の募集と活動内容の詳細を発表していく予定です。

詳細:https://kawasaki-arena-city.dena.com/

味の素株式会社・三菱化工機株式会社
業界トップ企業とのパートナーシップ締結と共創に向けた取り組み検討の開始

DeNAと川崎ブレイブサンダースは、2050年の社会を見据えた持続可能なまちづくりの実現に向け、国内外における様々な業種・業界のトップ企業とのパートナーシップを締結し推進します。

本パートナーシップ第一弾として、川崎の街と深いつながりを持つ味の素(株)および三菱化工機の2社とパートナーシップを締結しました。

【味の素株式会社との取り組み】

味の素(株)は、1908年に池田菊苗博士が昆布だしのうま味成分であるグルタミン酸を発見、「うま味を通じて粗食をおいしくし、日本人の栄養状態を改善したい」という想いを抱き、それに共感した二代鈴木三郎助が、翌年、世界初のうま味調味料「味の素®」を製品化したことからその歴史が始まりました。事業活動を通じて社会価値と経済価値を共創するASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value)を経営の中核に、現在では世界130以上の国と地域で製品・サービスを展開する味の素グループの発展の礎となったのが川崎です。川崎事業所は、1914年に「味の素®」の本格操業を開始して以来、現在も研究開発およびグループ最大規模の生産拠点として重要な役割を担っており、当グループはこの街とともに成長し、歩みを続けてきました。
この特別な地で、味の素(株)は、アリーナとその周辺地域を中心としたまちづくりを一体的に行う「Kawasaki Arena-City Project」に参画します。これまでもDeNA傘下のプロバスケットボールクラブ 川崎ブレイブサンダースのSDGsプロジェクト「&ONE(アンドワン)」のオフィシャルパートナーとして、川崎市内でフードロス削減やこども食堂支援など、Well-beingをテーマにした活動を展開してきました。今後は、本プロジェクトを通じて、味の素グループの志「アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」を実践し、川崎の人々、社会、そして地球全体のWell-being向上への貢献を目指します。

具体的には、アリーナの屋上「ルーフトップパーク」のエリアネーミングライツを取得し、「ルーフトップパーク」を起点としたアリーナシティ全体で、食とヘルスケアを中心とする「アミノサイエンス®」によるWell-being創出の場を提供します。生活者や国内外からの来街者が幸せを実感できるまちづくりを目指すとともに、バスケットボールやダンスなどのコンテンツを活用した新たな取り組みも展開していく予定です。

ルーフトップパーク開発 イメージビジュアル

【三菱化工機株式会社との取り組み】

三菱化工機は1935年に川崎市で創業。「持続可能な発展に挑戦し、快適な社会を実現」するというビジョン・ステートメントのもと、水素を核とした持続可能な循環型社会推進事業を軸に、5つの社会課題「CO2・気候変動」「資源循環」「水・食料」「自然災害」「労働力不足」の解決に向けた取り組みを進めています。

その一つとして、川崎発の技術・ビジネスモデルで世界を循環社会に変えるプロジェクト「MKKプロジェクト by 三菱化工機( https://www.kakoki.co.jp/mkkpj/ )」を2025年7月に発足。三菱化工機が有する環境対応・創エネルギー技術と共創パートナーが有するアセットやノウハウを活用・融合させ、川崎発の環境技術の確立および社会課題解決ソリューション・ビジネスモデルの創出を目指した取り組みを開始しています。

中でも「水素由来クリーンエネルギーのサプライチェーン構築」において、水素吸蔵合金・燃料電池一体型システム「HyDel(ハイデル)」1)の運用を2025年12月より「カワサキ文化公園」2)にて開始。アリーナシティへの水素エネルギー導入に向けた常設稼動設備の検証・実証として、水素による公園施設の一部電力供給および年間稼動データの蓄積・分析、サプライチェーン構築検証に着手しています。

三菱化工機では、これら取り組みの成果やノウハウ、事業モデルを「Kawasaki Arena-City Project」が目指す持続可能なまちの開発に活用するとともに、脱炭素社会の実現に向け取り組んでまいります。

1) 圧縮機不要の省エネ、高い安全性があり寒冷地でも稼働可能な、水素による発電システム。

  詳細は https://www.kakoki.co.jp/news/2025/12/08-hydel.html

2) DeNAが「川崎市若者文化創造発信拠点仮設整備・運営事業」の公募(2024年3月実施)において採択され、若者文化創造発信拠点として2025年9月より多摩川沿いの国道409号道路用地に設立したアーバンスポーツ拠点

◼️本取り組みに関する各社代表者コメント(敬称略)

京浜急行電鉄株式会社 取締役社長 川俣幸宏

DeNAと共同で計画中の「Kawasaki Arena-City Project」において、今回始動する「Kawasaki 2050 Model」でご紹介されたスポンサーの皆様が環境負荷低減に取組んでくださることは大変ありがたく、心より感謝申しあげます。

京急電鉄は今年で創業127年。川崎大師への参拝客輸送が始まりとなりますが、川崎市の中心である京急川崎駅前には、昭和の時代からスイミングプールやボーリング場など市民に開かれた場を提供してまいりました。時代が変化するなかでも、川崎のまちを盛り上げていきたいとの思いから、横浜旧市庁舎街区でまちづくりをご一緒しているDeNAや、当社沿線のまちづくりに日々尽力いただいている川崎市と一緒に、アリーナの議論を尽くしております。昨今は時代の変化が早く、物価高騰など課題も多くありますが、まちの象徴となる世界に開かれたアリーナの2030年度開業を目指し、今後とも関係者の皆様と協力してまいります。

味の素株式会社 取締役代表執行役社長 最高経営責任者 中村茂雄

我々は創業以来、事業を通じて社会価値と経済価値を共創する取り組み「ASV (Ajinomoto Group Creating Shared Value)」を経営の基本方針として、成長を続けてまいりました。この度、100年以上にわたり当社グループの発展の礎となった特別な地、‟川崎”にて「Kawasaki Arena-City Project」に参画できることを大変光栄に思います。

本プロジェクトは、川崎という地域の価値をさらに高め、未来に向けた新しい街のあり方を示す、チャレンジングで象徴的な取り組みと考えております。味の素グループは、独自の強みであるアミノサイエンス®を通じて、川崎の人々、社会、そして地球全体のWell-being向上への貢献を目指します。ルーフトップパークのエリアネーミングライツの取得を起点に、アリーナシティ全体で食とヘルスケアを中心としたWell-being創出の場を提供していく予定です。今後の展開に是非ご期待ください。

三菱化工機株式会社 代表取締役 社長執行役員 田中利一

当社は1935年に川崎で創業し、以来90年以上にわたり、この地域を拠点にさまざまな事業活動を展開してまいりました。長年培ってきた技術と経験で、地元である川崎の社会課題解決に貢献したい、川崎のために持続可能な未来を支援したいという想いから、この「Kawasaki Arena-City Project」に参加させていただくことになりました。

2030年の新アリーナへのインストールを視野に、既に川崎市内において水素による電力供給システムの実証実験をスタートさせています。私たちの水素製造技術で世界最先端の環境先進アリーナを支えるとともに、水素エネルギーの地産地消・地域循環モデルを確立し、皆様とともに世界に誇れる循環型社会のまちづくりに貢献してまいります。

川崎市 市長 福田紀彦

「Kawasaki Arena-City Project」の新たな始動や「Kawasaki 2050 Model」の発足、おめでとうございます。

京急川崎駅周辺は、羽田空港に直結する川崎の玄関口にふさわしいまちづくりを行っていくエリアであり、この川崎から世界に向けた環境先進アリーナができることに大きな期待をしております。

次の100年に向けて、アリーナ単体ではなく、多摩川などの地域資源を活かしながら、まちの賑わいや魅力の向上に取り組むとともに、脱炭素や資源循環、生物多様性など、持続可能な社会の実現に向け、様々なステークホルダーとともに、まちづくりのパートナーとして、連携・共創しながら、川崎の新たなシンボルとして、世界モデルとなるアリーナシティを創っていきたいと思います。

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長 川崎渉

この度「Kawasaki 2050 Model」の始動、そして味の素株式会社の皆様、三菱化工機株式会社の皆様とのパートナーシップ締結を発表できたことを大変嬉しく思います。両社は川崎の地と深いつながりを持ち、川崎ブレイブサンダースのオフィシャルスポンサーとして、またSDGsプロジェクト「&ONE」のオフィシャルパートナーとして、これまでも私たちと共に歩んでくださった心強い存在です。

「Kawasaki 2050 Model」は、単なるサステナビリティの標榜ではなく、「Kawasaki Arena-City Project」の根幹として、社会課題の解決に挑む『社会実装』の場です。川崎ブレイブサンダースは2020年に川崎市と協定を結び、スポーツ界に先駆けてSDGsに取り組んでまいりましたが、「Kawasaki 2050 Model」によってその活動は飛躍的に進化します。アリーナの開業を待つことなく、私たちの挑戦はすでに始まっています。今後さらにパートナーシップの輪を広げ、ここ川崎から、世界に誇れる都市モデルを共創してまいります。

株式会社ディー・エヌ・エー スポーツ・スマートシティ事業本部企画統括部川崎拠点開発室 室長

兼 株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 取締役会長 元沢 伸夫

開業の5年前という、世界的に見ても異例とも言えるこの早期タイミングでパートナー契約を締結いただいた味の素株式会社の皆様、三菱化工機株式会社の皆様には改めて心より感謝申し上げます。まだ設計段階の中でご参画いただいたのは、このアリーナを核としたまちづくりが、世界にまだない壮大かつ先鋭的なプロジェクトであり、そこに信念をもって挑戦する姿勢そのものにご賛同いただけたものだと理解しております。

また、今日のこの日を迎えるまで多くの困難がありました。開業も2年遅れました。工事費も想定以上に高騰し途方に暮れる日もありました。もうアリーナ建設を諦めなければならないと思う事もありました。その中でも、常に前を向き、困難を乗り越えてきたプロジェクトメンバー、共に並走いただいている京急電鉄・川崎市・設計施工会社をはじめとしたパートナーの皆様にこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。世界がまだ見ぬ驚きとワクワクを届ける事ができるようなアリーナシティを共に創造していければ幸いです。引き続き「Kawasaki Arena-City Project」にご期待ください。

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