日本代表は3位決定戦へ
公益財団法人日本ハンドボール協会のプレスリリース
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現地時間1月26日、第22回男子ハンドボールアジア選手権(開催地:クウェート)の準決勝が行われ、男子日本代表「彗星JAPAN」はバーレーンと対戦しました。
前半から互いに主導権を譲らない緊張感の高い試合となりましたが、後半に流れを引き戻すことができず、25-35で敗戦となりました。
試合展開
前半:拮抗した立ち上がりも、終盤にリードを許す展開に
前半は、開始直後から両チームが得点を重ね合う、一進一退の攻防となりました。
日本は相手の先制点直後、素早いリスタートから杉岡尚樹選手がウイングシュートで得点。続く攻撃では市原宗弥選手がピボットから得点を決め、序盤のリズムをつかみます。
その後は一進一退の展開が続きます。田中大介選手と吉野樹選手の連係から吉野選手がカットインを決め、開始7分半で4-4の同点としました。10分には一時リードを許しますが、渡部仁選手の1対1での得点と、中田航太選手の速攻で6-6に追いつきます。
12分過ぎには部井久アダム勇樹選手がカットインで得点。拮抗した展開が続く中、シュート精度を欠いた日本は徐々に相手に流れを渡し、19分には9-11とリードを広げられました。それでも荒瀬廉選手が1対1から相手の退場を誘発し、数的有利の中で渡部選手が得点して食らいつきます。
終盤には、水町孝太郎選手のカットイン、石田知輝選手の滞空時間を生かしたウイングシュートで追い上げ、27分半には14-16と2点差まで迫りましたが、前半終了間際に失点し、14-17で前半を終えました。
後半:追い上げを試みるも、流れを引き戻せず
後半立ち上がり、日本はテンポの良いパスワークから中田選手がウイングシュートで得点し、15-18と追い上げを見せました。しかし後半開始3分半で15-20とされると、ここから得点が止まり、苦しい時間帯に入ります。
速攻の形は作るものの、相手キーパーの好守に阻まれ、後半9分には15-22と点差が拡大しました。14分には渡部選手が身体を張った突破から7メートルスローを獲得しますが、ここも得点につなげることができません。
それでも15分半、渡部選手が押されながらも強引にねじ込み、反撃を試みます。終盤にかけて日本はディフェンスを引き締めて速攻を狙い、吉野選手のカットイン、田中選手と渡部選手のコンビネーションからのクイックシュートなどで得点を重ねましたが、点差を縮めることはできませんでした。
終盤も橋本明雄選手や石田選手が得点を挙げ、最後までゴールを狙い続けましたが、反撃は及ばず。25-35で試合終了となりました。
相手キーパーにシュートを阻まれる場面が多く、決定力を欠いたことが試合を難しくしました。
■ Topics
#39 藤坂尚輝選手
この試合の前半、藤坂尚輝選手が得意のステップシュートで決めた得点は、自身にとって国際試合通算100得点目のメモリアルゴールとなりました。
試合結果
日本 25(14-17、11-18)35 バーレーン
個人得点
#20 渡部 仁 7点
#51 中田 航太 4点
#8 石田 知輝 3点
#23 橋本 明雄 2点
#31 吉野 樹 2点
#4 櫻井 睦哉 1点
#9 杉岡 尚樹 1点
#15 部井久 アダム勇樹 1点
#38 水町 孝太郎 1点
#39 藤坂 尚輝 1点
#58 田中 大介 1点
#68 市原 宗弥 1点
GKセーブ数(シュート阻止数/被シュート数)
#1 中村 匠 2/14 14.3%
#12 岩下 祐太 9/32 28.1%
※バーレーン戦 詳細スタッツはこちらから
試合後コメント
トニー・ジェローナ監督
「約20本ものシュートミスがあり、それが選手たちの自信を完全に打ち砕いてしまった。バーレーンのディフェンスは良く、特にゴールキーパーは卓越していたと思う。 チームの準備やモチベーションに問題があったわけではない。ただ、シュートが決まらなかったことで心理的に落ち込んでしまい、そこから回復することができなかった。あらゆる手を尽くしたが及ばなかった。今日はバーレーンが勝利に値した」
渡部仁選手
「正直なところ、疲労もあり、焦ってシュートを外してしまう場面があった。これまでの激闘で(世界選手権の)切符を掴んだ反動もあったのか、試合で闘争心が見えなかったかもしれない。もっと戦う気持ちが必要だった」
次戦への展望
準決勝で敗れた日本は、3位決定戦に回ることとなりました。
対戦相手は、もう一方の準決勝でカタールに敗れたクウェートです。
3位決定戦は、1月29日(木)日本時間22:00開始予定です。
世界選手権出場権はすでに獲得しておりますが、2026年のアジア競技大会、そして2027年のオリンピックアジア予選を控える中で、本大会を勝利で締めくくることには大きな意味があります。
準決勝で明らかになった課題と真摯に向き合いながら、最後の一戦でチームとしての成長と勝負強さを示すことができるか。
男子日本代表「彗星JAPAN」は、次につながる勝利を目指し、3位決定戦に臨みます。
大会概要
大会名:第22回男子ハンドボールアジア選手権
期間:2026年1月15日(木)~1月29日(木)
開催地:クウェート
日本代表選手:一覧
【日本代表 今後の対戦日程】
1月29日(木) 3位決定戦
※上位4チームが2027年開催の第30回IHF男子ハンドボール世界選手権(ドイツ)への出場権獲得
各試合は「ALKASS」から視聴できます。
→視聴方法はこちらから
大会詳細スケジュールはこちらから