男子・シニア・シニア+・女子・小学生・中学生。6つのカテゴリーの年間チャンピオンが決定!!
一般社団法人日本フットゴルフ協会のプレスリリース
一般社団法人日本フットゴルフ協会(JFGA)は、2025年シーズンを締めくくる12月の大会「フットゴルフジャパンツアー2025 ツアーチャンピオンシップ 2025」および「全日本ジュニアフットゴルフツアー2025 supported by ジーク第6戦」を開催いたしました。


フットゴルフジャパンツアー2025 ツアーチャンピオンシップ 2025
■ 開催日:2025年12月13日(土)、14日(日) 2日間競技
■ 会場:鳳凰ゴルフ倶楽部(群馬県太田市)
■ 主催/運営:一般社団法人日本フットゴルフ協会
■ 協賛:サッポロビール株式会社 株式会社シールズジャパンリミテッド
1月からスタートしたツアーも17戦目の今大会で最終戦を迎えました。
この大会の結果をもって今季のシーズンランキングも決まります。
男子カテゴリーで初日に好スタートをきったのはこのゴルフ場をホームコースとするシーズンランキング2位の高田流我選手でした。
イーグル2つを含むプレーで8アンダー63とし単独首位で2日目をスタートすることになりました。
そして、最終日にはシーズンランキング1位の藤原義晃選手と同組で回り、藤原選手からの猛チャージを受け36ホールを終えた時点で通算15アンダーで並び1ホールのプレーオフに突入。このプレーオフでも勝負はつかず、両者5回ずつのパッティングで勝敗を決めるペナルティシートアウトまでもつれましたが、毎日このコースで練習する高田選手に軍配が上がり優勝しました。
シニアカテゴリーではシーズンラング上位の冨沢和未選手、小林隼人選手に今シーズンまだ優勝のない栗原祐二選手がくらいつき3選手が4アンダー67でトップとなり最終日へ。混戦となったこの大会を制したのは栗原選手で、最終戦で今季初優勝を飾り来季へ向け最高の形で締めくくる結果となりました。
シニア+カテゴリーでは元サッカー日本代表の前田治選手が、初日から2位に6打差をつけ独走状態となり、2日目もその勢いそのままに2位に12打差をつける通算4アンダー。シーズン11勝目を挙げてシーズンを終えました。
この通算4アンダーは同じティを使用しているシニアカテゴリーで2位タイと同じもの。今年還暦を迎えながらも、40代後半や50代のシニア選手に引けを取らない前田選手の実力の高さを物語る結果となりました。(シニアカテゴリーは46歳以上の男子、シニア+カテゴリーは56歳以上の男子が所属)
女子カテゴリーではシーズンランキング1位を独走する阿久津里奈選手がその能力の高さを見せつけました。
初日こそ3オーバー74としましたが、2日目にはしっかりと修正。最終日は6アンダー65と好プレーを見せ通算3アンダーで優勝し、今季10勝目、そしてツアー通算40勝目という前人未到の成績を残しシーズンを完結しました。





なお本大会をもって、2025年フットゴルフジャパンツアーの全日程が終了し、各カテゴリーの年間チャンピオンが以下の通り決定いたしました。
フットゴルフジャパンツアー2025
男子:藤原義晃選手
シニア:小林隼人選手
シニア+:前田治選手
女子:阿久津里奈選手
フットゴルフジャパンツアー 2025 シーズンランキングはこちら




全日本ジュニアフットゴルフツアー supported by ジーク第6戦
■ 開催日:2025年12月20日(土)
■ 会場:鳳凰ゴルフ倶楽部(群馬県太田市)
■ 主催:日本フットゴルフ協会
■ 運営:株式会社シールズジャパンリミテッド
■ 冠協賛:株式会社ジーク

本ツアーは、フットゴルフの普及とジュニア層育成を目的として実施されているツアーとなっており、今年も小学生、中学生の選手たちが一年を通して逞しく成長した姿を見せてくれました。最終戦では小学生チャンピオン、中学生チャンピオンが決定し、若きフットゴルファーたちの未来への大きな一歩となりました。
この日、小学生カテゴリーでは新チャンピオンが誕生しました。
今季からこのジュニアツアーに参戦している小学5年生の高藤暖大選手が1番から9番までで6つのバーディを量産し波に乗ると、後半も安定したプレーを見せて6アンダー66でフィニッシュ。最終戦で初優勝を飾りました。
高藤選手は「本当に嬉しいです。18番ホールでミスが出たけど最後のパットが上手くいきバーディが取れたのが良かったです」と語ってくれました。
中学生カテゴリーでは、昨年、一昨年と中学1年生の時から連覇している東京ヴェルディフットゴルフ所属の古田旬之介選手(中学3年生)が最終戦で意地を見せました。
今季1勝にとどまっていた古田選手でしたが、最終戦ではその実力を爆発させ5アンダー67で2位に6打差をつけて圧勝。同ツアーが初開催された時に小学5年生だった古田選手は、中学3年の今季を持ってジュニアツアーを卒業します。ジュニアツアーを象徴する古田選手は来年以降のジャパンツアー参戦を表明しており、ツアー開催の目的の一つでもある選手育成の結果が見られるシーズンとなりました。
全日本ジュニアフットゴルフツアー 2025 supported by ジーク 第6戦 結果はこちら




本大会にて小学生カテゴリー、中学生カテゴリーの年間チャンピオンも決定いたしました。
全日本ジュニアフットゴルフツアー 2025 supported by ジーク
小学生カテゴリー:益子晃選手(小学5年生)
中学生カテゴリー:大塚恭平選手(中学2年生)


今季もフットゴルフの国内各ツアーはシーズンを通じて国内各地で多くの大会が開催され、数多くのフットゴルファーが技を競い合いました。
トップカテゴリーでは日本を代表する選手同士の白熱した戦いが展開され、ジュニア選手たちは日々の練習成果を発揮し大きな進歩を見せてくれました。
本年も当協会の各大会に参加、ご支援、ご声援をいただいた全ての選手、ご家族、関係者、そしてゴルフ場の皆さまに厚く御礼申し上げます。来季も国内におけるフットゴルフの更なる発展を目指し、競技の魅力を全国に広げて参ります。
フットゴルフとは?
サッカー(フットボール)とゴルフ、この異なるスポーツを融合した新しいスポーツがフットゴルフです。サッカーボールの5号球を使い、ゴルフコースで9ホール、または18ホールをラウンド。「サッカーボールを蹴ってゴルフをする」ことをイメージすると分かり易いでしょう。
フットゴルフは、2009年にオランダでルール化されると、国際フットゴルフ連盟が設立された2012年にはハンガリーで第1回ワールドカップを開催。欧米を中心に既に40カ国以上で楽しまれており、急速に普及している現在最も注目されているスポーツとなっています。2016年1月にはアルゼンチンで26カ国が参加し第2回ワールドカップが開幕。そして、2018年12月には、モロッコで33カ国合計約500名が出場し第3回ワールドカップを実施。2023年5月末から6月上旬にかけては、39カ国約1,000名により第4回大会がフロリダ州オーランドで行われました。(2020年9月末からは第4回ワールドカップが日本で開催されることが決定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2021年9月末に延期され、その後、FIFG総会の決議により2021年1月28日に中止が決定しています)
また、フットゴルフ先進国のアメリカでは、既に600コース近くでフットゴルフがプレーでき、イギリスでもその数は200を越えており、欧米を中心にその認知度もアップ。国内では当協会が2014年2月に創設され、直後からジャパンオープンなど賞金トーナメントも開催。2017年には名門・軽井沢72ゴルフの南コースで国内初の国際大会も行われました。そして2025年3月現在、フットゴルフが楽しめるコースは国内で約30カ所となっています。
そして現在、フットゴルフはGAISF(国際スポーツ連合団体)のオブザーバー会員となっており、将来のオリンピック正式種目化を目指しています。
フットゴルフジャパンツアーとは?
当協会では、協会設立から約2ヶ月後の2014年4月14日に「第1回フットボールゴルフジャパンオープン」を開催。それから2年間は、“第○回”と回数部分を積み重ねる形で「ジャパンオープン」という名称はそのままにトーナメントを実施してきました。
現在のようにツアー化されたのは2016年からで、大会名が開催地や地域などにちなんだ名称、冠スポンサー様名となったのは2019年から。最後に「ジャパンオープン」という名で大会を実施したのは、同年7月26日から3日間行った「第40回ジャパンオープン」となっています。
また当協会主催のジャパンツアーの多くの大会は、世界フットゴルフ連盟が主催するフットゴルフワールドツアーの一部となっており、出場選手は大会の成績に応じてワールドツアーポイントを獲得 (ライセンス登録プレーヤーに限る) 。国内にいながら世界中のフットゴルファーと競い合える環境が整っています。
協会概要
名称:一般社団法人日本フットゴルフ協会
所在地:〒359-0034 埼玉県所沢市東新井町737-3 第3武井ビル3F
会長:松浦 新平
公認アンバサダー:高橋 陽一(キャプテン翼原作者)
特別顧問:林義規(元公益財団法人日本サッカー協会副会長)
育成アドバイザー:高島雄大(元鹿島アントラーズ育成部長)
協会設立:2014年2月
国際フットゴルフ連盟(FIFG)加盟:2014年11月
公式ウェブサイト:https://www.jfga.jp/

