〜スポーツが企業を動かし、企業をつなぐ。新しい企業コミュニティ〜
株式会社運動通信社のプレスリリース
2025年12月25日
Now Do株式会社
株式会社運動通信社
パーソルイノベーション株式会社
4人制サッカー「4v4」を開発・運営するNow Do株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:本田 圭佑、以下Now Do)、インターネットスポーツメディア「SPORTS BULL」を運営する株式会社運動通信社(東京都港区、代表取締役社長 CEO:若村 祐介、以下 運動通信社)、パーソルグループで新規事業を創出するパーソルイノベーション株式会社(東京都港区、代表取締役社長:大浦 征也、以下 パーソルイノベーション)、は、企業とはたらく人々の“活性化”を目的とした新たな企業対抗スポーツリーグ「CORPORATE LEAGUE(コーポレートリーグ)」を共同で立ち上げます。
CORPORATE LEAGUE: https://corporateleague.jp/
■ CORPORATE LEAGUE立ち上げ背景
近年、働き方の多様化や組織構造の変化が進む中、企業では社内コミュニケーションの不足、部署間の断絶、帰属意識の低下などの課題が顕在化しています。一方で、他社とのビジネス接点に対するニーズの高まりなど、企業の内部と外部の双方において、つながりを再構築する仕組みが求められています。
こうした環境の中で、CORPORATE LEAGUEは、スポーツが生み出す共通体験や熱狂を企業活動に持ち込み、社内・企業間・個人の“三つの活性化(コミュニケーション・事業・ウェルビーイング)”を実現する新たな企業コミュニティの創出を目指します。
■ CORPORATE LEAGUEとは
CORPORATE LEAGUEは、企業ではたらくビジネスパーソンが自社の“看板”を背負い、本気で競技に臨む企業対抗スポーツリーグです。
社員同士でチームを組み、企業の名のもとに試合へ出場することで、日常とは異なる環境の中で真剣勝負が行われます。企業の名を背負って戦うからこそ、勝敗を超えた相互理解やリスペクトが生まれます。その経験は社内にとどまらず、企業と企業の間に新しい関係性を生み出し、継続的な対話やつながりのきっかけとなっていきます。
CORPORATE LEAGUEは、こうした競技体験を起点に、企業に熱を生み、組織に力を与え、企業同士の関係性を更新していくことで、社会に新しい動きをつくり出すことを目指すスポーツリーグです。
■提供価値:CORPORATE LEAGUEが生み出す「3つの活性化」
CORPORATE LEAGUEは、スポーツを通じて生まれる熱や一体感を起点に、以下の3つの活性化を生み出すことを目指しています。
① 組織の活性化(コミュニケーション)
社員が“自社の看板”を背負って本気で戦うことで、部署や世代を超えた共通体験が生まれ、社内コミュニケーションが一挙に活性化します。
② 事業の活性化(企業間ネットワーク)
スポーツを入口に企業同士がつながり、真剣勝負を通じてリスペクトと関係性が生まれます。その積み重ねが、協業や新規事業につながる“新しいビジネスコミュニティの場”を形成していきます。
③ ウェルビーイングの活性化(活力)
競技への参加を通じて、日常的に体を動かす機会が生まれ、心身の活力が高まります。
その結果、はたらく人一人ひとりのパフォーマンスが向上し、組織全体の推進力にもつながっていきます。
■CORPORATE LEAGUE運営体制
CORPORATE LEAGUEは、Now Do、運動通信社、パーソルイノベーションの3社が、それぞれの事業基盤とノウハウを結集し、共同で運営を推進します。
■ 第一弾競技:「CORPORATE LEAGUE 4v4」開始
第一弾競技として、本田圭佑氏が考案した4人制サッカー「4v4」を公式競技に採用し、
「CORPORATE LEAGUE 4v4」 を開始いたします。
4v4は、全国での開催実績を有する競技インフラと、短時間でも真剣勝負が成立し、高い熱量が生まれるゲーム性を特徴としています。こうした特性を活かし、企業コミュニティ形成の初期フェーズを力強く立ち上げる競技として、第一弾に選定しました。
今後は、より多様な人が参加できる機会を広げていくため、4v4に限らず、複数の競技を取り入れた 「CORPORATE LEAGUE」の展開を順次検討していく予定です。
■ 「CORPORATE LEAGUE 4v4」POC(実証リーグ)参画企業について
2026年1月から3月の期間で行うPOC(実証リーグ)には、以下の企業が参画予定です。
・KDDI株式会社(4v4メインパートナー)
・トヨタ自動車株式会社(4v4 JAPAN CUP 2025パートナー)
・株式会社AbemaTV
・株式会社電通
・トヨタ・コニック・プロ株式会社
・株式会社博報堂
・Now Do株式会社(主催)
・株式会社運動通信社(主催)
・パーソルイノベーション株式会社(主催)
POCでは、複数の企業が実際にリーグへ参加する形で、以下の観点について実証的な検証を行います。
競技ルールおよび競技フォーマットの最適化
大会運営・リーグ運営におけるオペレーション検証
企業における活用価値の検証(社内コミュニケーション、企業間ネットワーク、ウェルビーイング等)
POC期間中に得られる データ、参加者の声、運営に関する知見をもとに、2026年度開幕を予定している本格ローンチに向けて、リーグ設計および運営体制の改善・拡張を進めていきます。
■ スケジュール
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時期 |
内容 |
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2026年1〜3月 |
POC開始 4v4を第一弾競技として導入。 |
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2026年度 |
「CORPORATE LEAGUE 4v4」正式ローンチ 首都圏を中心に競技展開。 |
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2027年度 |
全国拡張・競技拡張 首都圏から全国へ「CORPORATE LEAGUE 4v4」を拡大。 多様な競技種目を追加展開。 |
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2028年度〜 |
グローバル展開 日本から世界への展開を目指す。 |
■共同プロジェクトについての各社代表コメント
Now Do株式会社 代表取締役社長 本田 圭佑
スポーツは、個人を成長させるだけでなく、組織や社会の関係性そのものを前に進める力を持っています。
働き方が多様化する一方で、人と人とのつながりや組織の活力が失われがちな今だからこそ、スポーツは企業が抱える本質的な課題に向き合う有効な手段になると考えています。
CORPORATE LEAGUEは、企業の看板を背負って本気で戦うという体験を起点に、働く人の意識や関係性を変え、企業同士がリスペクトでつながる新しいコミュニティを生み出す挑戦です。
第一弾競技として採用する4v4は、短時間でも高い熱量と主体性を引き出せる競技であり、この構想を力強く立ち上げるための最適なスタートだと位置づけています。
この取り組みを通じて、企業の枠を超えた前向きな動きが社会に広がっていくことを期待しています。
株式会社運動通信社 代表取締役社長 CEO 若村 祐介
CORPORATE LEAGUEは、スポーツが持つさまざまな力を、企業というフィールドで最大限に引き出そうとする取り組みだと考えています。
私たちはこれまで、数多くのスポーツの現場に関わる中で、本気の競争が生む敬意や信頼が、人と人、組織と組織の関係性を大きく前に進める瞬間を何度も見てきました。
Now Do様、パーソルイノベーション様と共に、スポーツの力を企業活動の中に実装し、企業とはたらく人の可能性を広げていけるリーグを育てていきたいと考えています。
パーソルイノベーション株式会社 代表取締役社長 大浦 征也
スポーツは競技を通した健康増進だけでなく、同じ場を共有することで生まれる共通体験がチームの結束と創造性を高め、組織力を一段押し上げる効果があると考えております。Now Do様、運動通信社様と共に立ち上げるCORPORATE LEAGUEは、社内の壁を越え、企業間の敬意と協業を生む新しいコミュニティです。短時間で本気になれる本田圭佑氏考案の4v4を皮切りに、今後は誰もが参加しやすい競技も随時導入し、はたらくウェルビーイングの向上を目指します。AIが社会に劇的な変化を与えている今だからこそ、体を動かすことや人と繋がることの大切さをスポーツを通して伝えて参ります。2026年度の本格開幕へ、多くの企業様の参画をお待ちしています。
※本取り組みは、2025年11月にパーソルグループと運動通信社が発表した共同事業
「SPORTS × HUMAN ENGINE」におけるスポーツウェルネス事業としても位置付けられます。
■4v4について
「4v4」とは日本のサッカー界をさらに盛り上げるべく、サッカー界の本田圭佑が考案した新しい4人制サッカーです。本大会は「サッカーの世界大会を全ての子どもに」というミッションのもと、育成年代の小学生の子ども(U10、U12)向けに2023年に開発されました。
ルールは10分1本勝負であり、交代は自由です。また、ショットクロックは20秒で、GKはフィールドプレイヤーとして果敢に攻撃に参加することができる、という全く新しいサッカーのルールです。本大会では子どもたちの自主性を大切にするためにベンチには監督やコーチは存在しないことや、一度負けて終わりではなく何度も挑戦できるようなポイント制度などを取り入れています。子どもたちはシーズンを通じてポイントを多く獲得することでJAPAN CUPに出場し、日本一を目指します。子どもたちが社会に出て必要な、自ら考え行動する力を育み、未来のサッカースター候補を育成することで、日本のサッカー界全体の成長に繋げます。
4v4公式Webサイト:https://4v4.jp/
■Now Do株式会社について<https://nowdo.jp/ >
Now Do株式会社は、サッカー界の本田圭佑が代表を務め「世界中のだれもが夢を追い続けられる世界を創る」というビジョンのもと、スポーツと教育を軸とした事業を展開しています。
世界には、紛争や貧困、災害、教育格差などの影響により、夢を持つ機会さえ得られない、あるいは夢があっても追い続けることが難しい人々が数多く存在します。NowDoは、そうした社会課題に向き合いながら、子どもたちが挑戦し続けられる環境を創ることを目指しています。
主力事業の一つである育成年代向け4人制サッカー「4v4」は、本田圭佑が考案した競技で、短時間・少人数でも高い熱量と主体性が生まれる設計を特徴としています。全国各地で大会を開催し、スポーツを通じて子どもたちの成長と夢の実現を支援しています。
■株式会社運動通信社について<https://sportsbull.jp/about/company/>
株式会社運動通信社は、学生・アマチュアスポーツを中心に、年間17,000試合以上のライブ配信と1日約800本のニュース記事を届けるインターネットスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」の運営をはじめ、カレンダー機能や写真・動画共有、メッセージ機能などを備えた学生スポーツ応援コミュニティ「ANYTEAM(エニーチーム)」の提供、さらに企業やスポーツ団体に向けたDX推進支援などのサービスを展開する、スポーツ専門アクセラレーターです。これらの取り組みを通じて、日本のスポーツ界をアップデートし、ビジョンである「日本を世界が憧れるスポーツ大国にする」の実現を目指しています。
・SPORTS BULL:https://sportsbull.jp
・ANYTEAM:https://anyteam.jp/
■パーソルイノベーション株式会社について< https://www.persol-innovation.co.jp/ >
パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として、2019年4月に事業を開始しました。人材紹介分野では、若年層・未経験を中心としたエッセンシャルワーク領域の人材紹介サービス『ピタテン』、採用管理・マーケティングツールを提供する『HITO-Link(ヒトリンク)』を展開しており、人材育成関連分野では、企業のDX組織構築の支援サービスを提供する『TECH PLAY(テックプレイ)』、リスキリング支援サービス『Reskilling Camp(リスキリング キャンプ)』や、コミック教材を活用した研修サービス『コミックラーニング』、副業マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』などを運営しています。また、新たな事業開発やデジタルトランスフォーメーションを通じて、パーソルグループのイノベーションを加速していくことを目指しています。