株式会社マルハン 北日本カンパニーのプレスリリース
また、本大会において、優秀選手にも選出されました。
今回の優勝により、日下選手は次なる目標として、1994年広島大会以来32年ぶりに開催されるアジア最大のスポーツの祭典「アジア大会 愛知・名古屋」(2026年)への出場を見据えています。代表に選出されるためには、2026年5月に行われる明治杯全日本選抜レスリング選手権大会での優勝が求められるため、同大会は日下選手にとって重要な一戦となります。
2024年パリ五輪で金メダルを獲得した日下 尚は、現在「2028年ロサンゼルス五輪での2連覇」という次なる目標に向け、さらなる進化と挑戦を続けています。マルハン北日本は、日下 尚の挑戦と活躍を通じて、皆さまと共に「ヨロコビ」あふれる未来を創造してまいります。
■日下 尚 コメント
「初優勝の実感よりも、勝って当たり前の舞台で『納得のいく内容ではなかった』という悔しさが勝っています。手の内を知る相手に対し慎重になりすぎ、自ら展開を作れなかったことが反省点です。勝ち切った収穫と今回の課題を胸に、来年の名古屋アジア大会では必ず優勝し、さらに成長した姿を見せたいと思います。」
■日下 尚 プロフィール
2000年生まれ。身長172㎝、体重77㎏、香川県出身。
3歳よりレスリングを始める。高松北高校3年時に全国高校生グレコローマン選手権71㎏級で優勝。
日本体育大学進学後、1年時に全日本選抜選手権と全日本選手権で優勝。3年時には全日本学生選手権、全日本大学グレコローマン選手権を制し、4年時には全日本学生選手権で2連覇を果たした。
2023年、社会人として迎えたシーズンでは全日本選抜選手権で優勝。同年の世界選手権で銅メダルを獲得し、パリ五輪日本代表に内定。
2024年にはアジア選手権で優勝、続くパリ五輪ではグレコローマンスタイル77kg級で金メダルを獲得。フリースタイルとグレコローマンを通じ、日本レスリング史上最重量級での金メダリストとなった。
また、香川県出身者としては夏季・冬季を通じてオリンピック個人種目で初のメダリストとなり、香川県初の県民栄誉賞を受賞。さらに紫綬褒章も受章した。
2025年には明治杯全日本選抜レスリング選手権大会で優勝するとともに、本大会の最優秀選手賞(MVP)にも選出。
同年9月、クロアチア・ザグレブで開催された「2025 UWW レスリング シニア世界選手権」に出場し、同階級で銀メダルを獲得。