~約3万人に学校給食を届ける~
特定非営利活動法人 国際連合世界食糧計画WFP協会のプレスリリース
認定NPO法人国際連合世界食糧計画WFP協会(神奈川県横浜市、事務局長:青木創、以下、国連WFP協会)は、福岡ソフトバンクホークス 柳田悠岐(やなぎた ゆうき)選手より、2025年シーズンのホームラン6本分にあたる90万円の寄付を受けました(ホームラン1本につき15万円を寄付)。これにより約3万人の途上国の子どもに給食を届けることができます。
成績連動型の寄付に取り組む柳田悠岐選手
柳田選手は国内外の子ども支援に取り組んでおり、2019年からホームランの本数に応じて国連WFPの「学校給食支援」に寄付してくださっています。過去7年間にわたる寄付総額は1,965万円となり、65.5万人分の学校給食支援につながりました。
柳田選手は、「困っている子どもが大勢いるため、少しでも力になりたいと思い、この活動を継続している」と語っています。
事務局長の青木は、「スポーツ選手は子どもたちに夢を与えるヒーローであり、柳田選手はさらに途上国の子ども支援にも取り組まれています。そうした姿に深く感銘を受ける大人・子どもは数多くいます。柳田選手の影響力とともに、長年のご支援に感謝いたします」と話します。
柳田悠岐選手のプロフィール
1988年生まれ。広島県出身。2015年トリプルスリーを達成、チームも日本一となり最優秀選手に選ばれる。首位打者、ベストナインなど、数々のタイトルに輝く日本を代表する打者。
国連WFPの学校給食支援
国連WFPは途上国の学校で、年間およそ2,000万人の子どもに給食を届けています。学校で栄養たっぷりの給食が食べられることで、親は積極的に子どもを登校させるようになり、子どもも空腹に悩まされず、集中して勉強できます。就学の機会を与えられにくい女子児童の登校も促し、女性の権利向上にもつながります。約30円の寄付で、子ども1人に給食を届けることができます。
【WFP国連世界食糧計画(国連WFP)】
飢餓のない世界を目指して活動する国連唯一の食料支援機関です。2024年は120以上の国と地域で1億2,400万人の人びとに食料を届けました。紛争や自然災害発生時における緊急支援や、長期的に人びとを支えていく開発支援を行っています。2020年ノーベル平和賞を受賞しました。
認定NPO法人国連WFP協会
国連WFPを支援する認定NPO法人で、日本における国連WFPへの民間の公式支援窓口です。募金活動、企業・団体との連携や広報活動を行っています。2024年外務大臣表彰を受賞しました。