Upmind株式会社のプレスリリース

Upmind株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長 箕浦 慶、以下 Upmind)は、浜松商業高校男子バスケットボール部(所在地:静岡県浜松市、以下 浜商男子バスケットボール部)において、マインドフルネスプログラム「Upmind for Athletes」を導入することが決定したことをお知らせいたします。
これにより、同部の全選手が1年間にわたりアプリを活用し、日常的にマインドフルネスを習慣化する取り組みを開始します。高校スポーツにおいて日本初の導入事例となる本取り組みを通じ、インターハイ進出を目指す選手たちのメンタル面を継続的に支援し、競技パフォーマンス、さらには学校生活全般におけるウェルビーイングおよびメンタルヘルスの向上に寄与することを目指します。
1. マインドフルネス導入による学生アスリートへの期待効果

近年の脳科学研究では、マインドフルネスの実践により脳が休息しストレスが軽減されることに加え、集中力や意思決定力、感情コントロール力が向上することが報告されています。さらに、継続的に瞑想を行うことで脳構造自体に変化が生じ、ストレスや不安に対してより柔軟に対応できる力が身につくことも示唆されています。
こうした効果はアスリートの競技パフォーマンス向上にとどまらず、学生アスリートの日常生活や学業面にも好影響をもたらすと考えられます。実際、厚生労働省の調査では高校生の62.3%、中学生の58.5%が不安や悩みを抱えていると報告されています(平成26年度「全国家庭児童調査」)。
マインドフルネスを日常的に実践することで、ストレスや不安に左右されにくくなり、気持ちの切り替えやストレスへの適切な対処ができるようになることがきた気されます。また、集中力の向上は学業への取り組みを支え、学習成果の向上にもつながる可能性があります。
学生のうちからこうした”心のスキル”を育むことは、学校生活や競技活動を支えるだけでなく、その後の人生においても長期的に役立つ重要な基盤となります。
2. 導入の背景と目的

スポーツの世界では、勝敗を分ける極限のプレッシャーの中で、本来の実力を発揮できるかどうかが問われます。どれほど練習を重ね、卓越したスキルやフィジカルを身につけても、決定的な場面でその力を引き出せるかは、メンタルの状態に大きく左右されます。さらに、継続して安定したパフォーマンスを維持するためには、身体のリカバリーと同様に、心のケアを行い、常に最良の状態を整えることが欠かせません。
近年、マインドフルネスは米国のNBAやMLBといった海外トップリーグのチームにおいても、競技力向上やメンタルケアの手法として組織的・日常的に取り入れられており、その効果は多くの実証研究によっても裏付けられています。国内でも、男子プロバスケットボールリーグ Bリーグ所属の千葉ジェッツふなばしが、Upmindとのパートナーシップを通じて今シーズンより「Upmind for Athletes」を導入し、選手の心の健康維持と競技力向上に取り組んでいます。
浜商男子バスケットボール部においても、日常的なマインドフルネスの実践を通じて選手がコート上で最大限の力を発揮し、チームとしての目標達成につなげていくことを目指し、このたび「Upmind for Athletes」を導入する運びとなりました。
浜松商業高校バスケットボール部顧問 本間光一様によるコメント:
「この度、高校のスポーツチームとして初めてUpmind for Athletesを導入できることを大変嬉しく思います。NBAをはじめとする海外トップリーグでも実践されているマインドフルネスプログラムを本校のバスケットボール部に取り入れることで、選手たちが自分らしいパフォーマンスを発揮し、目標達成の後押しになればと考えています。本プログラムを通じて、選手の競技力向上とメンタル面での成長、そして今後の人生においても役立つ“心の力”が育まれることを期待しています。」
千葉ジェッツ導入に関するプレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000083261.html
3. Upmind for Athletesの概要

今回、浜商男子バスケットボール部で導入される「Upmind for Athletes」のプログラム概要は以下のとおりです:
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全選手のアプリ利用:全選手が「Upmind for Athletes」スマートフォンアプリの利用を通して、日常生活から試合や練習の前後まで、競技生活のあらゆる場面でマインドフルネス瞑想コンテンツを活用します。
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導入セッションの実施:導入時にはUpmindの専門スタッフが選手向けセッションを行い、マインドフルネス実践の意義やアプリの効果的な活用方法について理解を深めてもらいます。これにより日々の取り組み効果を最大化することを目指します。
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シーズンを通したサポート:1年間を通じて、定期的なフィードバックや部活動内での実践方法に関するアドバイスを提供し、個々のパフォーマンス向上およびチーム全体の目標達成に貢献できるようサポートします。選手がマインドフルネスを習慣として継続できるよう伴走支援を行います。
「Upmind for Athletes」は競技パフォーマンス向上のために開発された3つの目的別カテゴリー(FOCUS・CARE・SLEEP)に分かれた、50種類以上の音声ガイドを提供しています。継続したマインドフルネスの実践を通じて集中力・感情調整力・睡眠の質を高め、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう設計されています。
4. 「Upmind for Athletes」の導入について
Upmind for Athletesは、どなたでもホームページからアカウント登録・ご利用開始いただけます。アプリのチーム・組織導入にご興味のある方は、athlete_program@upmind.co.jp宛にお問い合わせいただくか、公式サイト内の問い合わせフォームよりご連絡ください(「Upmind for Athletes」サービスページをご参照ください)。
サービスHP:https://upmind.co.jp/upmind-for-athletes
■Upmind株式会社について
東京大学発。マインドフルネス関連のサービスを監修・開発。主に150万ダウンロード超の国内最大のマインドフルネスアプリUpmindを開発(東京大学滝沢龍研究室と共同研究、AppStore総合ランキング1位を獲得)し、東京建物・Grand Hyatt Tokyo等にサービスを提供。マインドフルネスが科学的に効果の実証されている健康習慣として認知・普及するよう取り組んでいます。
サービスHP:https://upmind.co.jp
公式note:https://note.com/upmind
Instagram:https://www.instagram.com/upmind_jp
問い合わせ先:contact@upmind.co.jp
代表取締役(箕浦 慶)プロフィール
オーストラリア・パース生まれ。2015年に東京大学工学部を卒業、チームラボに入社。2016年までスマートフォンアプリのエンジニアとして開発業務に従事。2017年に米Bain&Company(戦略コンサルティングファーム、東京支社)に転職し、経営戦略の立案に従事。2021年にUpmind株式会社を設立。瞑想歴はゴア(インド)で体験してから10年以上。
本リリースに関する取材・お問い合わせ先
Upmind株式会社広報チーム
Email:contact@upmind.co.jp
公式サイト:https://upmind.co.jp

