ボルシア・ドルトムント（BVB）、東京でサステナビリティを テーマにビジネスレセプションを開催

本拠地スタジアムに世界最大級の太陽光発電設備を導入

ＳＰＯＲＴＦＩＶＥ　ＡＳＩＡ　ＰＴＥ．ＬＴＤ．のプレスリリース

  • サステナビリティを中心テーマとしたBVBイベントを、東京で初めて実施

  • 日独サッカー界のリーダーがサステナビリティの視点を共有

  • ステークホルダーが共に取り組む、社会的責任・企業責任の新たな姿を提示

  • BVBのスタジアムで進む、BVBの世界最大記録となるクリーンエネルギープロジェクトを紹介

東京／ドルトムント、2025年11月26日

長年にわたりボルシア・ドルトムント（BVB）のマーケティングパートナーを務める、グローバルスポーツマーケティング会社SPORTFIVEの支援のもと、BVBは毎年恒例のビジネスイベント「Borussia Dortmund Business Reception」を東京で開催しました。今年は、ビジネスサミット形式を新たに取り入れ、テーマを 「プロサッカーにおけるサステナビリティ」 へと大きく転換。ピッチを越えて社会・環境領域へと広がるグローバルな潮流を受け、クラブとしても長期的に取り組むべき重要アジェンダとして位置づけた内容となりました。

日本で4回目となる今回のイベントでは、サステナビリティをプログラムの中心に据えた初の開催となり、BVBは責任あるスポーツクラブとして、サステナブルなサッカーの未来をリードする姿勢を

明確に示しました。

サッカーと共に創る、サステナブルな未来

JFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」（https://blueing.jfa.jp/）を会場に、グローバルおよび国内のパートナー企業、主要メディア、さらには多業種のサステナビリティ専門家などが参加し、多様な視点が交差する場となりました。

日本サッカー協会（JFA）からは、経営企画部 部長 髙埜尚人氏が登壇。JFAの理念に基づいたサステナビリティに関する活動「アスパス！」を紹介し、「誰一人取り残さないサッカー界」を目指す取り組み について説明しました。

同協会は、環境、人権、健康、教育、そして地域を重点領域として掲げ、気候変動対策、ダイバーシティ&インクルージョン、ユース育成、地域と連携した持続可能なコミュニティづくりなど、全国レベルで多様な取り組みを推進しています。

世界記録となるスタジアム屋根上太陽光発電設備を実現

イベント開催に先立ち、BVBは独電力大手のエネルギーパートナーであるRWEとともに、スタジアム「シグナル・イドゥナ・パーク」の屋根上に 11,132枚・総発電容量5メガワット（MWp）超の太陽光パネルを完成させたことを発表しました。

今回の取り組みは公式に世界記録として認定されており、BVBの本拠地であるシグナル・イドゥナ・パークが、世界で最も発電能力の高いスタジアム一体型太陽光発電施設として位置づけられました。これにより、年間1,700トンのCO₂排出量削減が見込まれています。

また、先進的なエネルギー貯蔵システムの整備も進行しており、日照不足の時間帯においても安定的にクリーンエネルギーを供給できる環境が構築されつつあります。これら一連の取り組みは、スタジアムおよびイベント運営の領域で国際的なサステナビリティの新たな基準を提示するというBVBの明確な意志を示しています。

グローバルパートナーシップで生み出す、持続可能なインパクト

イベント内では、以下の3名のキーパーソンによるパネルディスカッションが行われました。

  • Tomoi Kouchi, Head of East Asia, ドイツサッカーリーグ（DFL）

  • Daniel Jun, Group Vice President, WILO AMEA

  • Marieke Philippi, Head of Corporate Responsibility, BVB

ブンデスリーガを運営するドイツサッカーリーグ（DFL）は、サステナビリティの全領域において、大胆かつ広範な取り組みを推進しています。

その内容は多岐にわたり、社会的弱者支援、ユース育成、社会的包摂と多様性・平等の推進、健康・ウェルビーイングの向上、さらにはサッカーバリューチェーン全体における環境責任の強化など、広い範囲で社会的価値と企業価値の両立に向けた活動が進められています。

BVBと、持続可能な水ソリューションを提供する世界的企業WILOとの長年の協働は、目的を共有したパートナーシップが具体的で拡張性があり、測定可能な社会的価値を生み出せることを示しています。安全な水へのアクセス拡大、資源効率の向上、気候変動の影響に強い地域づくり、さらにはスポーツを活用した教育支援など、両者の取り組みは欧州・中東・アジアに広がっています。

こうした取り組みは欧州・中東・アジアへと広がっており、責任あるガバナンスと環境保全、そして地域への貢献という共通の価値観に基づいて推進されています。サッカーが社会に貢献できる幅広い可能性を示す好例となっています。

サステナブルなサッカーの新時代を牽引する存在へ

BVBレジェンドのパク・チュホ氏も来場し、本イベントはBVBが掲げる国際的なサステナビリティ戦略において、新たなフェーズに入ったことを示す象徴的な機会となりました。同クラブは、明確な責任意識と国際協働の姿勢をもって、世界のフットボール界における持続可能性の向上を支えています。

BVBは今後も、パートナーとの連携を深めながら、スポーツの力が社会と地球により良い影響をもたらす未来の実現に向けて、積極的に取り組んでまいります。

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