江戸川大学のプレスリリース
江戸川大学(千葉県流山市)の卒業生・若松優津さん(2018年卒・こどもコミュニケーション学科)が、「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」の女子バスケットボール競技に日本代表メンバーとして参加し、チームは史上初の金メダルを獲得した。デフリンピックとは、国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」で、今大会は日本で初の開催。若松さんはキャプテンを務め、チームメイトやスタッフとともに宣言通りの「スピードとアグレッシブなディフェンス」を実践し、全勝という成績で栄冠をつかんだ。
デフリンピック(Deaflympics)は1924年に第1回大会が行われ、基本的に4年に1回の頻度で開催されてきた。100周年となる今大会は初めて日本で開催され、11月15日から11月26日までの日程で21競技が行われた。
江戸川大学在学中は女子バスケットボール部の主将として活躍していた若松さんは、卒業後に聴力の衰えを感じるようになり、障害者手帳を取得。デフバスケットボールに参加したい気持ちが芽生え、代表選考会に参加した。
デフバスケットボールでは声によるコミュニケーションを取ることが難しい分、手話のほかにも共通の認識を持てるサインを作るなど、さまざまな工夫をして練習や試合に臨んでいるという。今回のデフリンピックにおいて、若松さんはキャプテンとして重責を担いながら、チームメイトやスタッフとともに8日間で5試合というハードな日程を戦い抜き、全勝で金メダルを獲得した。
■若松優津さんのコメント
デフバスケを始めてから目標としていた「デフリンピック金メダル」を達成することができました。準決勝のウクライナ戦からはかなりハードな戦いとなり、精神的にも身体的にも苦しい状況が続きましたが、チームで前を向き続け、私たちのバスケットを貫き続けたことで、金メダルにたどり着くことができました。
これまで私を育ててくださった恩師の方々、共に戦い競ってきた仲間たち、そして応援してくださった皆様のおかげで、ここまで頑張り続けることができました。たくさんの応援を本当にありがとうございました。
●東京2025デフリンピックWebサイト
https://deaflympics2025-games.jp/
(参考リンク)
○東京2025デフリンピック:デフバスケットボール女子日本代表が史上初となる金メダル獲得(日本バスケットボール協会のWebページ)
https://www.japanbasketball.jp/news/84088
○デフバスケットボール・若松優津 | 悔しさを乗り越え、いざ静寂のコートへ(Tokyo Foward 2025 のWebページ)
https://www.tokyoforward2025.metro.tokyo.lg.jp/player/player-wakamatsu-yuzu/
●江戸川大学HP記事
・卒業生・若松優津さんが「東京2025デフリンピック」バスケットボール女子日本代表に選出(2025.11.13)
https://www.edogawa-u.ac.jp/news/20251106_1.html
・デフバスケ日本代表の江戸川大学卒業生・若松優津さんがアジア大会2024で優勝(2024.10.07)
https://www.edogawa-u.ac.jp/news/20241004_2.html
・卒業生・若松優津さんがデフバスケットボール女子日本代表に選出(2023.10.17)
https://www.edogawa-u.ac.jp/news/20231010_1.html
▼本件に関する問い合わせ先
広報課
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メール:kouhou@edogawa-u.ac.jp
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