JKAのプレスリリース
村上博幸選手(京都)
12月28日(土)〜30日(月)に、立川競輪場にて「KEIRIN グランプリ シリーズ 2019」が開催されます。
この度、最終日の30日(月)に行われる「KEIRINグランプリ2019」の出場者9名が決定いたしました。毎年、1年の締めくくりとして行われる 「KEIRINグランプリ」は、数ある競輪レースの中で唯一「GP」のグレードに格付けされたビックレースであり、優勝賞金1億円をかけて一発勝負で行われます。
これまで、脇本雄太選手や中川誠一郎選手、新田祐大選手、村上博幸選手といったGⅠレース優勝者4名が早々に出場権を獲得。そして、先日行われた「第61回朝日新聞社杯競輪祭」にて残り5枠の出場者が決定しました。
近畿地方からは、「第28回 寬仁親王牌・世界選手権トーナメント」で勝利した村上博幸選手(京都/40歳)が出場いたします。また、12月29日(日)開催の「ヤンググランプリ2019」には南潤選手(和歌山/22歳)も出場します。
KEIRINグランプリとは
優勝賞金1億円をかけ、一発勝負で行われるビッグレース。競輪選手約2300名の中から、年間6開催のGⅠ優勝者と、賞金獲得上位者の9名に出場の権利が与えられます。
今年は、12月28日(土)〜30日(月)に立川競輪場にて開催され、その最終日である30日(月)に今年の“真の競輪王者”が決定いたします。
昨年の王者・三谷竜生選手
■村上博幸(Murakami Hiroyuki)選手
<プロフィール>
1979年4月15日生まれ、京都府出身。
身長:166cm/体重:69kg
期別:86期
選考用賞金獲得額:78,429,400円
2001年8月8日、奈良競輪場にてデビュー。
GⅠレースでは、2019年10月に行われた「第28回 寬仁親王牌・世界選手権トーナメント」で、2014年の「第29回読売新聞社杯全日本選抜競輪」以来、5年ぶりとなる優勝を果たす。
KEIRINグランプリは、2年連続、4回目の出場となる。
<村上選手からのコメント>
2019年は、必死に取り組んだ1年でした。自分の中では、昨年が最後の「KEIRINグランプリ」だと思っていたので、この1年は私生活も変えたりしました。レースはなるようにしかならないので、レースで変わったことをしようという感覚は僕の中ではあまりなかったというか…。それでも、数年前からやってきた成果が出てきて、S級S班が取れて、今年は色んなことにチャレンジしました。
今年を振り返ってみれば、GIIIが2本、GIIが1本、GIが1本と、結果で見ればすごい成績だったけど、自分の中では調子の波を作ってしまったし、GIは苦しい戦いが続いたかなと思います。成績以上に苦しかった1年でもありましたが、成績を収められたことは、自分でチャレンジして、思い描けたフォームや自転車の乗り方ができたから結果がついてきたんだなと感じています。
来年はさらに苦しい戦いになるかもしれないけど、「KEIRINグランプリ」にせっかく乗れるので一生懸命はもちろんのことですが、この年になって何を変えることもないです(笑)。「回競輪祭」でもそうでしたが、勝たなきゃいけない時でも、自分のレースをすることがグレードレースでも結果につながったのかなと思うので、どんな時も自分を崩さずにいたいです。今回で「KEIRINグランプリ」は4回目となりますが…、4回も乗れたら充分かなと思っています(笑)。しっかり走るだけです!!
その他詳細につきましては、添付リリースをご覧下さい。