Qonceptのフィギュアスケート向けトラッキング技術”ice:stats”が、ISUグランプリファイナルにおいてISUに公式採用されました!

Qonceptのプレスリリース

2019年12月5日から8日にわたってイタリア トリノにて開催されるフィギュアスケートISUグランプリシリーズ「ISUグランプリファイナル」において、Qonceptの開発したフィギュアスケート向けトラッキング技術”ice:stats(アイスタッツ)”が採用されました。

本技術はすでに「全日本フィギュアスケート選手権2018」、「四大陸フィギュアスケート選手権2019」、「世界フィギュアスケート選手権2019」にてフジテレビによる「I-Scope(アイスコープ)」の基礎技術・世界初の新技術として導入されていましたが、国際スケート連盟(ISU)公式に採用されるのは本大会が初めてとなります。 また、2020年3月に行われる、「2020ISU世界フィギュアスケート選手権」についても導入が決定しております。

【 ice:stats について】
“ice:stats”は、会場に置かれた4Kカメラによって競技中のジャンプをセミリアルタイムに計測し、「高さ」「飛距離」「着氷速度」などを解析する技術で、演技終了後のKiss and Cry時に会場ビジョンと放送映像上にそのデータが表示されます。 これまで観客や視聴者は、選手ごとのジャンプの特徴やその日のコンディションについて、感覚的にしかイメージすることができませんでしたが、この技術の導入によりジャンプを数値を用いて客観的に理解することができるようになります。

今後Qonceptでは、フィギュアスケート向けトラッキング技術”ice:stats”を通して、会場を訪れたファンやテレビ放送の視聴者が楽しめるデータ提供を目指し、種目や計測項目の拡張、計測精度の向上を進めてまいります。

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