2025年2月22日(土)~2025年3月23日(日)
公益財団法人 日本財団のプレスリリース
日本財団(港区赤坂、会長 笹川陽平)は、世界中で深刻化している海洋ごみを削減するため、ごみ拾いを競技化した日本発祥スポーツ「スポGOMI」の世界大会である「日本財団SPOGOMI WORLDCUP 2025」を盛り上げるためのエキシビジョンマッチを2025年2月~3月に九州7県、沖縄にて開催いたしました。8県合計で約800名の方にご参加いただきました。当日は各地区にゆかりの深いアスリートなどの特別ゲストが来場し、一般の参加者と一緒にスポGOMIを楽しみました。各県においてアスリートチームではなく一般参加者から優勝者が出ており、8県のうち最もゴミを拾ったのは沖縄県の550kgで2位の長崎県は145kg、8県合計で約1トンのごみを回収しました。



<ゴミ拾いの総量 結果発表>
1位:沖縄県 550kg 参加者数合計235名
特別ゲスト:元サッカー日本代表 高原直泰さん
2位:長崎県 145kg 参加者数合計65名
特別ゲスト:元サッカー日本代表 巻誠一郎さん/HEROsアスリート(※2) 細川泰輝さん 硬式テニス、笹原龍さん 硬式テニス
3位:鹿児島県 132kg 参加者数合計135名
特別ゲスト:元バレーボール日本代表 新鍋理沙さん/HEROsアスリート 大西将太郎さん ラグビー、館山昌平さん 野球
4位:宮崎県 114kg 参加者数合計66名
特別ゲスト:元水泳日本代表 松田丈志さん/HEROsアスリート 土居美咲さん テニス、木村毬乃さん フェンシング
5位:熊本県 109kg 参加者数合計110名
特別ゲスト:元サッカー日本代表 巻誠一郎 さん
6位:大分県 60kg 参加者数合計94名
特別ゲスト:元プロ野球選手 内川聖一さん
7位:福岡県 46kg 参加者数合計124名
特別ゲスト:HKT48 石橋颯さん、大庭凜咲さん、渋井美奈さん
8位:佐賀県 45kg 参加者数合70名
特別ゲスト:元バレーボール日本代表 石井優希さん /HEROsアスリート 山口佳南さん ハンドボール、吉田冬優さん 水泳
スポGOMIとは、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。「日本財団SPOGOMI WORLDCUP 2025」はスポGOMIの世界大会であり、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的としています。エキシビションマッチは、その「SPOGOMI WORLDCUP」を盛り上げるべく、日本中の皆様にもっと気軽にごみ拾いをはじめてほしいという想いから開催。今回は、2024年の「海と⽇本⼈に関する意識調査」により海に対する愛着の高さが極めて高い九州エリアにて2025年2月の熊本県での開催を皮切りに、九州7県、沖縄を巡りました。各県多くの方にご参加をいただき、拾ったごみの総量は8県合計で約1トンとなりました。
今後も「スポGOMI」の国内外での普及促進などを通じて、国や世代を問わず多くの方に海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を創出することを目指します。
<参加ゲストコメント>
サッカー元日本代表 巻 誠一郎さん
普段から意識をもってゴミを拾いたいなという点と、まずは捨てないというとことからスタートですかね。スポGOMIがそんな思いを持っていただけるようなきっかけになると嬉しいです。実際にゴミを拾ってみて小さなゴミも含めて街にはたくさんゴミが溢れているんだなというのを感じましたし、捨てないというのはまずそうですし、見かけたら拾うという習慣を僕ももっと意識を持っていきたいと感じました。
サッカー元日本代表 高原 直泰さん
ゴミ拾いという活動をどのように楽しんでもらうかを認知してもらう場として、この取り組みはすごく良いと思います。チーム戦ということもあり、子供から大人まで全員が参加できますし、その場でコミュニケーションもうまれるので、家族や仲間たちとも楽しめる機会だと思います。自分自身も沖縄に来てからトレーニングと絡めて環境問題に取り組めないかということをアプローチしており、今回参加してみて、皆さんが楽しんでいる様子をみれて良かったです。
■日本財団 SPOGOMI WORLDCUP エキシビションマッチ開催概要
公式サイト:http://spogomi-worldcup-exhibition.tnfportal.jp/
<開催スケジュール>
2/22(土)熊本県 会場:熊本市中心市街地 下通エリア(蓮政寺公園)(熊本県熊本市安政町2-2)
2/23(日)大分県 会場:大分県大分市今津留(大分県大分市今津留3-1-1)
3/9 (日)福岡県 会場:県営天神中央公園(福岡県福岡市中央区天神1丁目1)
3/15(土)佐賀県 会場:佐賀県立博物館北広場(佐賀県佐賀市城内1-15-23)
3/16(日)長崎県 会場:野母崎地区(長崎市野母崎地区)
3/20(木・祝)鹿児島県 会場:甲突川右側緑地公園内(鹿児島県鹿児島市上之園町2-1)
3/22(土)宮崎県 会場:二葉街区公園(宮崎県宮崎市清水1-114-1)
3/23(日)沖縄県 会場:中城村当間 吉の浦公園ビーチ(沖縄県中頭郡中城村当間)
■スポGOMIワールドカップとは?
日本財団は海洋ごみ問題が世界的に深刻化していることを受け、ごみ拾いを競技化した日本発祥スポーツ「スポGOMI」の世界大会(ワールドカップ)の開催を企画しました。本大会は、2023年の第1回に引き続き、2回目の開催となります。第2回となる今回は、国内では47都道府県で予選大会及び全日本大会、そして海外では6大州・約30カ国以上で予選大会を予定しています。第1回大会中より、多くの国から問い合わせをいただき、開催国を増やして第2回大会の開催の運びとなりました。決勝大会は日本で2025年10月に実施される予定です。
SPOGOMIワールドカップ公式ホームページ:https://nf-spogomiwc.com/
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
※1出典|https://uminohi.jp/research/survey16.html(20224年調査) 海への愛着度の全国8エリアごとの平均値を算出
※2 HEROsアスリート: https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/heros