日本版「ファンサイズ・ランキング2022-2024」レポートをニールセンスポーツが発表
ニールセン スポーツ ジャパン株式会社のプレスリリース
ニールセン スポーツ ジャパン株式会社(所在地:東京都港区赤坂、設立:2007年12月、代表取締役:松永裕司)は2025年3月24日、「人気スポーツ、イベント、スポーツチーム ファンサイズ・ランキング 2022-2024」レポートを発表した。

本レポートは、ニールセンスポーツが2020年1月より毎月実施しているスポーツファンによるグローバル定点調査「ニールセン・ファン・インサイト」よりデータを抽出し作成。調査はオンラインで実施され、対象は日本の16歳から69歳の男女(一般消費者)。性別/年齢/地域については、人口構成比にあわせ割付設定された。サンプルサイズは毎月最低(N=1,000)。2024年1月-12月の期間に聴取したスポーツ・リーグ、イベント、チームの情報をベースにランキング。24年に聴取されなかった数値は23年のデータで代替された。
この結果、日本でもっとも人気のあるスポーツは野球。調査開始以来、6年連続となり、日本における野球好きの推計は3100万人以上とされる。2位はサッカー。22年、23年ともに2位だったフィギュアスケートは3位に後退した。本レポートでは人気スポーツの20位までがランキングされている。
また、テレビなどで視聴経験があるスポーツは、1位が野球、2位がサッカー。3位に柔道がランクイン。24年は五輪開催年にあたり、視聴経験にも影響があった。
さらに日本人から見た世界の人気スポーツ・イベントについてもトップ30を発表。1位が夏季五輪、2位がパリ五輪、3位が冬季五輪という回答が得られた。これもパリ五輪の影響と見られる。
レポートには日本人から見た世界の人気スポーツ・リーグ・トップ30も含まれ、1位は日本のプロ野球、2位は米メジャー・リーグ(MLB)、3位がJリーグとなった。
日本人から見た世界の人気プロフェッショナル・スポーツ・チームもトップ50が発表され、1位は先日、日本での開幕戦が話題となったロサンゼルス・ドジャーズだった。大谷翔平選手、山本由伸投手が所属、24年にはワールドシリーズを制覇しており、国内のスポーツチームを上回った。22年の調査で1位だったロサンゼルス・エンゼルスは9位に転落。大谷選手移籍の影響が鮮明に表れた結果と考えられる。ワールド・ベースボール・クラシック開催の影響もあり23年の1位は侍ジャパン(野球日本代表)だったが、今回はドジャーズに次ぐ2位となった。
本レポートに掲載されているその他のインサイトは:
・日本のスポーツ人気ランキングトップ20:認知度、ファン数、コアファン数、メディア視聴者数など
・日本人に人気のある国内外のスポーツイベントトップ30
・日本人に人気のある世界のスポーツリーグ トップ30
・日本人に人気のある国内外のスポーツチームトップ50
本調査の全レポートについての問い合わせは、ニールセン スポーツ ジャパンまで。