ライジングゼファーフクオカ株式会社のプレスリリース
2025年3月23日(日)に開催した、りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン【ライジングゼファーフクオカ vs.福井ブローウィンズ】は、“福岡 67-82 福井”で福岡の敗戦となりました。

【試合結果】
【福岡】67-82【福井】
1Q 18-27
2Q 18-25
3Q 20-14
4Q 11-16
【戦評】
【前半】
#8スミスの復帰戦を勝利で飾ったGAME1から一夜明け、迎えたGAME2。
福岡はそのスミスがポストプレーで先制するが、直後に足の負傷を訴え、ベンチに下がるアクシデントに見舞われる。開始1分19秒でインサイドの要を欠くという試練に直面するが、#23村上の3Pシュートや#5ランダルの連続得点で得点を重ねる。
一方、福井は高い集中力を見せる#4ケリー選手や#30エリス選手を中心に得点する。さらに福岡のボールマンへ激しくマークし、オールコートでしつこくプレッシャーを掛けるディフェンスでリズムを作る。福井の前線からのディフェンスに苦しみ、#50ブラウンが豪快なダンクシュートを決めるも、得点がなかなか続かない。
9点差を追いかける第2クォーター、福井はスミスのいないインサイドを突き、福岡はファウルで止める苦しい時間が続く。そんな中、西川の鮮やかなステップバックシュートや、ランダルが個人技を光らせ食らいつく。しかし、福井の#12西野選手に3本の3Pシュートを含む19得点の活躍を許したこともあり、前半を36-52と16点ビハインドで折り返す。
【後半】
後半に入り、逆転の兆しを見出したい福岡は、西川の3Pシュートを皮切りに、#0會田のフリースロー、村上のレイアップと連続得点で流れを掴み、ランダルも果敢なアタックで続く。
10点差まで縮めた最終クォーター、#24谷口のドライブとランダルのバスケットカウントで6点差まで詰め寄るも、福井のオフェンスを牽引するケリー選手と西野選手の勢いを止めることができず、後半も高確率で得点を重ねられてしまう。
最終的に、ケリー選手には26得点、西野選手には27得点と、二人で53得点を奪われてしまった。一方、福岡もランダルが18得点、西川が11得点、中村が10得点と奮闘したが、リバウンドでは福岡30本に対し福井46本と大きく差をつけられ、インサイドで苦戦。連勝とはならず、67-82で悔しい敗戦を喫した。
【コメント】
浜口炎HC
■今日の試合を振り返って
選手たちは最後までしっかり戦ったと思います。一時、6点差まで詰めたときはすごくよくファイトしていましたし、選手自身は頑張ってくれていたと思います。
■スミス選手の出場時間が短かったことについて
ウォーミングアップのときに違和感があったようなので、メディカルスタッフからストップかかり、実質欠場という形になりました。
■スミス選手がいない中でのランダル選手、アイラ選手の活躍について
2日間ともよく頑張ってくれていたと思います。サイズもない中で、2人とも本当によくファイトしていたと思っています。昨日(の試合)は、あまりディフェンスがうまく遂行できていなかったので今日は修正を図って、昨日よりは全体的にファイトしていました。
ですが、それより福井さんの方が素晴らしくて、今日は彼らの方にエネルギーがあったと思いますし、勝ちたいという気持ちが見えていたんじゃないかなと感じました。
■プレーオフで対決するかもしれない相手として感じたことは?
彼らの強みはファストブレイクだったり、高精度の3Pシュートが武器だと思うので、もしジョシュ(スミス選手)かJB(バーレル選手)のどちらかがコートに入れば、インサイド中心のバスケットを展開して勝負したいと思っています。今日のように、ペリメーター選手だけの時間があったときには、どうやって戦っていくか、もう一度プレーオフに向けて考えていかなきゃいけないなと思っています。
西川貴之選手
■試合を振り返って
ジョシュ(スミス選手)が急に出られなくなるというトラブルはありましたが、その中で何をするのかが明確ではなかったし、チームとしてのプレーができてなかったと思います。点数というよりも内容として良くない試合だったと思います。
外国籍もスクー(ランダル選手)しかいなかったので、シュートも誰かが攻めるしかない状況で無理やり打っただけなので良いオフェンスではなかったです。
■福井とはプレーオフでも対戦するかもしれないが
プレーオフは本当に別の試合になりますし、福井も外国籍が1人怪我でいない中でもタフに戦ってくるチームなのでハードな試合になると思いますし、しっかり準備して戦えればいいのかなと思います。
■チームとして立て直したいところは?
チームとして1年間やってきた集大成を出せないとプレーオフは絶対勝てないのでそこが出せるのかというのが今、一番求められていると思っています。
谷口光貴選手
■今日の試合を振り返って
出だしのところで少し重い入りになりました。福井の強度が高かったところを受ける形になり、そこから先手を取られて、後から巻き返すのが大変だった、という印象です。
■見えた課題はありましたか
どういうふうにして相手を崩していくかという戦術面はコーチ陣に言われている部分もありますが、プレーをしている中でアジャストしなければいけない部分をうまくアジャストできなかった前半だった、という印象です。
後半に入って、ようやくうまくいき始めたと思ったところで、大事な場面でミスが出てしまったりとか、決めるべきシュートを決めきれなかったりというところが、点差を詰め切れなかった要因だと思っています。
今後どういうふうに修正していくかという部分を前向きに捉えてやっていかないといけないですし、これを乗り越えていかないと、プレーオフで勝てないと思うので、前半の苦しい時間帯をどうやって自分たちで修正できるか、苦しい時間をどれだけ短くできるか、というところが大事になってくるんじゃないかなと感じました。
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