ライジングゼファーフクオカ株式会社のプレスリリース
2025年3月16日(日)に開催した、りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン【ライジングゼファーフクオカ vs.アルティーリ千葉】は、“福岡 62-79 A千葉”で福岡の敗戦となりました。
【試合結果】
【A千葉】79-62【福岡】
1Q 32-13
2Q 15-21
3Q 14-11
4Q 18-17
【戦評】
【前半】
ロスター10人で挑んだ中、昨日のGAME1は3Pシュートが不発で敗戦となり、巻き返しを図りたいA千葉戦GAME2。
福岡は第1クォーターの序盤からハードなディフェンスを展開するA千葉に苦しめられ、なかなか得点が伸びない。その中で#7西川のジャンパー、#34アギラールのワンハンドダンクシュートで打開を狙うも、アウトサイドのシュートタッチが戻らず、3Pシュートもことごとくリングに嫌われてしまい、1Qで32-13の19点差を与えてしまう。
第2クォーターに入ると、A千葉の#7パードン選手がダンクシュートやブロックショットでホームアリーナのブースターを盛り上げるが、福岡がハードワークで追い上げに入る。
A千葉の固いディフェンスを掻い潜って西川が2Pシュートを決めきると、#23村上も積極的なアタックでオフェンスの流れを作る。アギラールもトータルリバウンド5本と奮闘し、47-34の13点リードを許して前半を折り返す。
【後半】
点差を縮め逆転を狙う福岡は、2Qで追い上げた勢いに加え、アウトサイドからのシュートが決まり始める。アギラールがインサイドで溜めを作ったところに村上が落ち着いて3Pシュートを沈め、ランダルもA千葉の#21アシュリー選手のマークの上から3Pシュートを射抜いて8点差に詰め寄る。
第4クォーター中盤に入ると、西川らしい柔らかいシュートタッチが冴え、連続3Pシュートと2Pシュートを決め、A千葉を追撃にかかる。
しかしA千葉は、昨日に続きインサイドの強さ、ディフェンスの強さを見せる。A千葉のパードン選手が27得点17リバウンド、アシュリー選手も18得点12リバウンドと両選手がダブルダブルをマーク、ディフェンスでも福岡に24秒バイオレーションを第4クォーターだけで2度も犯させるなど、フロントコートからのプレッシャーで福岡の攻撃の芽を摘んでいく。
福岡は、西川が2本の3Pシュートを含む18得点、アギラールが15得点、ランダルが12得点を挙げ、スティールはA千葉の倍となる10本を獲得。オフェンスリバウンドもほぼ互角の13本を奪い、全員で気持ちを見せた一方で、トータルリバウンド数では福岡31本に対してA千葉が49本、ペイントエリア内での得点も福岡22得点に対してA千葉が54得点とインサイドでA千葉に凌駕され、79-62で敗戦となった。
【コメント】
■浜口炎HC■
■今日の試合を振り返って
選手たちは非常によくファイトしたんじゃないかなと思います。
昨日は私達が準備したオフェンスが、実はちょっと遂行できていなくて、その点の修正をかけようと思っていました。
千葉さん相手だと、ディフェンスが非常に良いチームなので、なかなか自分たちの思うところでボールが持てなかったり、やりたいオフェンスができないので、基本的にはベーシックなルールがあるモーションの中でも、もう少し柔軟性を持たせて、一つのプレーを遂行するより、ボールをサイドトゥサイドに動かしたい、というところを今日の目的にしていました。
ビッグマン二人がいない中で、よく踏ん張ったとは思いますが、実力的には第1クォーターと第4クォーターの残り5分をしっかりやるチームが相手だったので、リバウンドとファストブレイクは想像以上に脅威でした。
■西川貴之選手■
■今日の試合を振り返って
1Qから走られてリバウンドを取られてアルティーリのペースでプレーされて、20点差を付けられてしまったので、そこが一番今日の試合では大きかったと思います。
■チームの調子としてはどんなふうに感じましたか
ジョシュ(スミス選手)もJB(バーレル選手)もプレーができない中で、相手はインサイドが強いチームですけれど、彼らがいなくても、プレーオフでもファウル(アウト)したりとか、そういう状況があるかもしれないので、居ない中で全員がハードワークしてカバーする、というのが今週のテーマでした。
できているところと、簡単にやられてしまう部分があるので、そこはプレーオフに向けて改善しなきゃいけないと思っています。
■次戦(福岡での福井戦)の試合に向けた意気込み
福井もタレントの多いチームで素晴らしい選手が揃っているので、僕らのロスターもどうなるかわからないですけど、その中でハードワークして、連敗は早めに止めたいので、ホームで、しっかり勝てるように準備していきたいと思っています。
■寒竹隼人選手■
■今日の試合を振り返って
メンバーが欠けている中で、でもそれを言い訳にせずに、今いるメンバーで精一杯、まずは40分戦い抜くことはできたんじゃないかなと思います。
アルティーリさんの完成度の高さだったり、強度の高さっていうところで圧倒される時間帯があったので、そこは今後、もしファイナルに行ったときに、当たることを想定して体感できましたし、次はもっといい準備ができると思います。
あと、いい時間帯もかなりあったと思っていて、ディフェンスのローテーションだったりとか、どこを守るかとか、ピンポイントなところのアジャストはしっかりできた時間帯もあったので、チーム全員で本当に頑張れたと思うし、これからに繋がる試合になったことは間違いないと思っているので、一試合一試合、頑張っていけたらいいなと思います。
■次戦(福岡での福井戦)の試合に向けた意気込み
福井さんもタレントが揃っているので、チームとしてまたチームメートそれぞれみんなが信頼し合って、チームでしっかり守って、チームでしっかりオフェンスするという、
本当に基本的なところなんですけれど、そこをしっかりやりながら高い強度でプレーできればいいなと思います。
【ハイライト】
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