2025年1月21日(火)
海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
『スポGOMI甲子園』は、15~18歳の高校生が3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う地球にもっとも優しいスポーツで、仲間と楽しみながらごみ拾いをすることで、町や海のごみ問題を自分ごと化としてとらえていただくことを目的に開催されています。
2024年8月17日に行われた『スポGOMI甲子園2024・秋田県大会』で優勝した秋田県立秋田高等学校(秋田県秋田市)在校生3人組の「家事野郎(かじやろう)」が、大会での成果を報告するため秋田市穂積市長を表敬訪問しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催し、一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが企画しています。
イベント概要
・日程:2025年1月21日(火)
・開催場所:秋田市役所本庁舎4階市長応接室
・実施内容(プログラム):フォトセッション16時00分 ~会談(16時05分)~優勝チーム取材(16時10分)~終了(16時15分)
穂積市長コメント
ごみを拾うということに関心を持ってもらえて嬉しく思っている。
秋田市でも様々な施策でごみを減らす対策をしている。その中で、あえてごみ箱を設置せずに持ち帰ってもらう試みも行っている。若い皆さんの気がづきや発想で色々な取り組みを考え教えて欲しい。
スポGOMI甲子園秋田県大会では多くの高校生が参加してもらい、高校生の街を綺麗にするといった意識が高まってきているのを感じる。これからも大会を続けて欲しい。
優勝チームコメント
秋田県大会では作戦を練ってその作戦が功を奏してごみを多く拾う事ができた。普段住んでいる街で見えない所にごみが多く落ちていた事がショックだったのでこれからもごみを拾っていきたい。
全国大会では多くのチームがスカイツリー周辺に行ったので、自分たちはスカイツリーではなく住宅街や駐車場を探してごみを拾ったが多くは落ちていなかったので成績が良くなかった。重量だけで見ると秋田県大会よりたくさんのごみを集められたが、やはり全国の壁は高かった。
一人でごみを拾っても楽しくはないが仲間と拾うと楽しくごみを拾えるし、ごみの種類やポイントを考えて拾うのでゲーム性が出て頭を使う。来年は受験があるので参加できないが後輩たちにスポGOMI甲子園を薦めたい。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容 :スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。