JUMP for The Earth PROJECT 髙梨沙羅 × 藤女子高等学校 FIS女子ジャンプW杯2025札幌大会にて約200人が脱炭素への取り組み「デコ活」を宣言!

「マイボトル持参」「物を大事に」などのメッセージが集まる

JUMP for The Earth PROJECT事務局のプレスリリース

 スキージャンプ髙梨沙羅が発起人となり、雪山の自然環境を守りスノースポーツを次世代に残していくために2023年5月に立ち上げたJUMP for The Earth PROJECTの活動第五弾として、FIS女子ジャンプワールドカップ2025札幌大会にて、脱炭素への取り組みをメッセージにして掲出する「デコ活宣言ブース」と、「マイボトルバー」を開設しました。ブースには多くの観客が訪れ、約200人のデコ活メッセージが集まり、気候変動や持続可能な未来への関心の高さがうかがえました。

photo by asukamizoguchi(macaroni)
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JUMP for The Earth PROJECT 活動第五弾「デコ活宣言ブース」の様子

 「デコ活」とは「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称です。二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と環境に良いエコ(Eco)を含む“デコ”と、活動・生活を組み合わせた新しい言葉です。

 今回FIS女子ジャンプワールドカップ2025札幌大会でに開設した「デコ活宣言ブース」では、「身近なところから始められるあなたのデコ活は?」をテーマに、観客の方々にメッセージを書き込んでもらいました。メッセージが書かれたカードはボードに貼られ、「マイボトル常に持参!」や「公共交通の利用」、「物を大事に長く使っていく」「暖房の設定を1℃下げる」といったデコ活宣言は約200枚にのぼり、全体で24kgのCO2削減につなげることができました。

 また、メッセージを書いてくれた方には、マイボトルに温かい煎茶や北海道産オニオンスープなどを無料で提供しました。すぐできる具体的なアクションとして、気候変動の一因となる使い捨てペットボトルの削減につながりました。

 また、競技を終えた髙梨沙羅も「デコ活宣言ブース」に立ち寄り、たくさん掲げられた「デコ活」メッセージに驚き、熱い宣言の一つひとつに目を通して感心していました。また、この活動を支えてくれた藤女子高等学校の生徒たちに深い感謝を伝えていました。

髙梨沙羅 × 北海道札幌 Blue Earth Project(藤女子高等学校) FIS女子ジャパンワールドカップ2025札幌大会 「デコ活宣言ブース」概要

■日時:2025年1月19日(日) 9:30-13:00

■会場:大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市中央区)

■内容:

 ・「デコ活」宣言メッセージをボードに掲出

 ・メッセージを書いた方でマイボトルをお持ちいただいた方にホットドリンクを無料提供

 ・髙梨沙羅撮影のフォトパネル展示

■後援:札幌市環境局

■助成:日本財団

photo by asukamizoguchi(macaroni)
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髙梨沙羅コメント

 JUMP for The Earth PROJECTを通じて、北海道札幌Blue Earth Project(藤女子高等学校)の皆さんと一緒に活動する中で、日常から環境問題に意識を向ける大切さを改めて感じました。今回の「デコ活宣言」では、行動に移しやすいアイデアが多く集まり、私自身も多くの学びや気づきを得ることができました。

 また、海外ではマイボトルの利用や再生可能エネルギーを活用した公共交通機関が普及しているなど、環境に配慮した取り組みが進んでいます。そうした活動を日本でももっと広げていきたいと感じています。

 また競技者としても、雪不足が試合に影響を与える場面を目の当たりにし、将来的にはジャンプ台の稼働を再生可能エネルギーで賄うことを目標に掲げています。

髙梨 沙羅 ~Takanashi Sara~

小学2年生からジャンプを始め、2011年2月のコンチネンタルカップにて国際スキー連盟公認国際ジャンプ大会での女子選手史上最年少優勝を果たす。その後、FISワールドカップにおける4度の総合優勝などを経て、18年平昌冬季五輪では銅メダルを獲得。FISワールドカップでは男女を通じて歴代最多の63勝、また男女歴代最多115回目の表彰台に立つ偉業を成し遂げた。

JUMP for The Earth PROJECTの背景と狙い

 気候変動がこのまま進むと、温暖化を原因とした雪不足により、スキージャンプを含めウィンタースポーツを楽しめる場所は将来的にはごくわずかになってしまう可能性があります。スキージャンプやウインタースポーツの楽しさを多くの人に知ってもらい、次世代に引き継いでいくために、日本のスキージャンプ界を牽引してきた髙梨沙羅を中心として、 JUMP for The Earth PROJECTが立ち上がりました。

 JUMP for The Earth PROJECTでは、「自然とふれあう」「自然からまなぶ」「自然をまもる」を行動指針として、様々な活動を展開してまいります。例えば、気候変動の現在地について学ぶ動画コンテンツの発信や、雪山を守るアクション/イベント開催なども実施していく予定です。

 公式サイト:https://jump-for-the-earth.com

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