2024年12月29日(日)に開催された神戸戦は接戦の末惜敗し、連勝が19でストップするも西地区首位はキープ。
ライジングゼファーフクオカ株式会社のプレスリリース
2024年12月29日(日)に開催されました、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン第15節【神戸ストークス vs.ライジングゼファーフクオカ】の結果は、“神戸79-72福岡”で福岡の敗戦となりましたことを、お知らせいたします。
試合結果
【神戸】79-72【福岡】
1Q 25-26
2Q 16-15
3Q 19-11
4Q 19-20
【戦評】
年内最終戦を連勝を継続して締めくくりたい神戸戦GAME2。
福岡は1Qから早くも二桁得点をあげた#25バーレルや#8スミスのインサイドプレーで得点を重ねるも、昨日にも増してホームの大声援が後押しする神戸も#13道原選手のドライブや、#13金田選手の3Pシュートで、序盤から一進一退の攻防の展開が続く。
2Qに入ってもお互いの主導権争いは続き、インサイドを中心に攻撃を組み立てる福岡は、この日はアウトサイドからの攻撃で苦戦するも、前半は41-41の同点で折り返す。
後半に入っても、神戸の固いディフェンスに苦しめられ、福岡はなかなか3Pシュートが決まらない。福岡#50ブラウンが3Pシュートを沈めるも、本日アウトサイドからはこの一本のみ。アウトサイドとインサイドのバランスを取れず、ボールを回すも、思うように神戸を崩せない。逆にじりじりとリードを広げられ、3Q終了時には8点差を付けられる展開となる。
4Qも福岡はスミスのインサイドでのプレーや、バーレル、#1中村のアタックで積極的にオフェンスをしかけるも、神戸の#13道原選手、# 16ブラウンジュニア選手を止められず、点差が縮まらない。
福岡はリバウンドで神戸を圧倒するも、3Pシュートは12本中1本の成功、そしてターンオーバーは19回を数え、神戸の堅いディフェンスに良さを完全に消されてしまい、神戸に敗戦。連勝が19でストップした。
コメント
【浜口炎HC会見】
昨日に引き続いて今日も神戸が非常に素晴らしかったと思います。
今日は特に彼らのディフェンスに苦しんで、プレッシャーにやられてしまって、ターンオーバーも19回を許したり、自分たちのイージーミスでファーストブレイクさせてしまったりと、
神戸のプレッシャーでなかなかボールも動かせず、1対1のディフェンスも簡単に抜かれることも多かったので、負けるべくして負けたと感じています。
今日勝って20連勝して気分よく年を越したいという気持ちもありましたが、前半戦を総括すると、60試合のうち15試合が終わった時点で選手たちには話しましたが、2勝6敗からスタートして、その後7連勝して9勝6敗になったところが、バスケットで言うと第1クオーターが終わったところで、スタートは悪かったけど、第1クォーターのうちにしっかり持ち直して、いい形で第1クォーター終わったから、第2クォーターの30ゲームが終わるまでしっかりプレイしていこう、と言いながらミーティングを重ねてきました。
第2クォーターはその後ずっと連勝してきて19連勝まで来たので、悪くないと思っています。
その中で鹿児島も、なかなか負けない中ですけれども、前半戦を終えて、来週は地元の福岡の飯塚で試合がありますが、それまでの期間で修正して臨みたいと思っています。
まだシーズンの半分が終わっていないですし、長いレギュラーシーズンをいい形で終わって、プレーオフで勝ち切る力つけることが目標なので、新しいこともトライしていきながら、目先の勝利が欲しい中でも1つ1つ勝っていきたいと思っています。
具体的にはスイッチのディフェンスを、もう少しうまく使えるようになろうとか、ずっと使っていないゾーンディフェンスを修正するとか、いろんなことをチャレンジして調整していきたいと思っています。
【寒竹隼人選手コメント】
シーズンのスタート時は、選手の怪我などでなかなか全員が揃わず、厳しい状況からのスタートとなりました。しかし、チーム全員が崩れることなく団結することができたことで、19連勝という結果を残すことができました。
今日の最後の試合は悔しい結果となりましたが、この経験を次のステップにつなげ、糧として成長し、新年に良い形でつなげていきたいと考えています。
シーズン後半戦に入ると、どの試合もプレーオフに直結する重要なものになると思います。そのため、1試合1試合を大切に戦い、チームとしてしっかりと積み上げていくことを意識していきます。そして、最後のプレーオフでは昨年の節辱を晴らして、必ずB2で優勝してB1昇格という唯一無二の目標を達成したいと考えています。
新年最初の試合からチーム一丸となって全力で戦い抜いていきたいと思います。
【アイラ・ブラウン選手コメント】
今日のゲームでは、相手チームが非常にうまくゲームプランを組み立て、それをしっかり遂行してきました。特にジョシュア選手とバーレル選手がいるペイントエリア内で堅実なディフェンスを展開し、それに対してこちらが効果的な対応ができなかった点が課題として残りました。また、オフェンス面では、ボールを十分に動かせず、これまでの試合と比較してボールを動かす時間が少なかったことが影響しました。さらに、19回のターンオーバーが生じたことも含め、これらの課題をしっかりと改善する必要があると感じています。
2025年は、良いスタートを切って奈良戦に臨みたいと考えています。そのためにも、ゲームプランを確実に遂行しなければ、どんなチームを相手にしても勝利は難しいと改めて実感しています。ただ、私たちのチームは他のどのチームと比べてもトップレベルにあると自信を持っていますし、アルティーリ千葉と並ぶ2強であると考えています。だからこそ、細かい部分まで決して油断せず、しっかりと準備を進めていきたいと思います。