92歳のラガーマン・医師が伝える、年を重ねても積極的に生きる術 『92歳のラガーマン ノーサイドの日まで』2024年12月25日(水)発売

生きがい・健康・仲間……人生100年時代を生きるヒントが見つかる本

株式会社主婦の友社のプレスリリース

株式会社主婦の友社は『92歳のラガーマン ノーサイドの日まで』(https://www.amazon.co.jp/dp/4074601389を、2024年12月25日(水)に発売いたします。

ラグビーもドクターも70年

世界で初めて40歳以上のラグビークラブとして誕生した「不惑倶楽部」に所属する著者の永山隆一さんは、最高齢メンバーです。ラガーマンでも医師でもあり、かつては東芝府中ラグビー部のチームドクターとしてその躍進を支えました。

子どもの頃からあこがれてきたラグビーを、戦争・疎開で断念せざるを得なかった小学生時代。念願かなってラグビーができることになった医学生時代に、自らラグビー部を創設。それ以来70年以上、人生をラグビーと共に過ごしてきました。

「ただ好きなことを続けてきただけ」という永山さんは、ラグビー愛を広めたいと、国内外メディアの取材を受けたり、車のコマーシャルに登場したり、90代になってもラガーマンとしての気力に満ちています。

2023年ラグビー・ワールドカップ・フランス会場で。イギリスの自動車会社ジャガー・ランドローバーのコマーシャルに登場し、巨大モニターに映し出された永山さん。
2019年、ラグビーワールドカップ日本大会開催の取材に訪れたロイター通信のカメラマンが、永山さん(当時86歳)のような高齢ラガーマンがいることに驚いて撮影した1枚。2020年「世界報道写真コンテスト」でスポーツ部門の第3位を受賞し、雑誌にも掲載されるなど話題になった。

トレーニング、食、仲間との交流…ラグビーを軸に積極的に暮らす

「何もしなければそのまま老いていくだけ」「ラグビーがあるから生きている」「まだまだうまくなりたい」と言う永山さん。日々のトレーニングにも意欲的です。

ラガーマン仲間との交流も欠かせない楽しみ。

ゴールドパンツは90代ラガーマンの証

永山さんの所属する不惑倶楽部では、年代別にチーム分けが行われ、それぞれの年代でパンツの色が決まっています。

白:40 代、紺:50 代、赤:60 代、黄:70 代、紫:80 代、ゴールド:90 代。

このルールは、現在、世界のシニアラグビーの共通ルールになっています。

90代に昇格した際、ゴールドパンツを手に、亡くなった妻の遺影に報告。

ゴールドパンツでラグビーを続ける永山さんの姿からは、「好きなこと」「生きがい」が何歳になっても人を輝かせることを教えられます。家族や仲間に支えられながら、後輩ラガーマンたちの目標・勇気として、ラグビーの精神One for all, All for oneを体現する永山さん。

コロナ罹患後、体力が落ち、リハビリに励む日々

そんな永山さんにとって、2024年は試練の年でした。

コロナに罹患して体力が落ち、大好きなラグビーができない中、92歳に。嚥下困難や胃ろうの検討など、高齢者や家族が直面しがちな状況も起こりました。

医師である長女と長男が、永山さんがラグビーを続けられるよう試行錯誤しています。

92歳の誕生日、長男(医師)からのプレゼントはインフルエンザワクチンとコロナワクチンの同時接種だった。

仲間の待つラグビー場へ戻るべくリハビリに励む永山さんの現状や今の思い、家族が語る客観的な姿からも、「90代を生きる」というリアルが浮かび上がります。

92歳ラガーマンのこれまでと今の姿を追う本書。人生100年時代を生きるヒントとしてぜひ手にとっていただきたい一冊です。

【著者】

永山隆一(ながやまりゅういち)

1932年(昭和7年)大阪府生まれ。ラガーマン。医師。40歳以上のラグビークラブ「不惑倶楽部」の最高齢メンバー。元・東芝府中ラグビー部チームドクター。
小学生時代、鹿児島県への戦時疎開のため断念したラグビー。大学ではそのあこがれが叶い、ラグビー部を創設。以来70年以上、ラグビーとともに人生を歩んできた。
1951年東邦大学医学部入学。1957年同大学卒業後、関東逓信病院(現・NTT 東日本関東病院)、東芝中央病院(現・東京品川病院)などに外科医として勤務。そのかたわら、1984年に永山クリニックを開業。現在は名誉院長。1993~2002年、東芝府中工場(事業所)健康管理センター長も務めた。

【協力】

不惑倶楽部(ふわくくらぶ)
世界初の40代以上のラグビークラブ。1948年(昭和23年)創設。その後、関西「惑惑ラグビークラブ」、九州「迷惑ラグビー倶楽部」など、「惑」リーグが国内各所に発足。
「不惑ラグビー」の潮流は世界にも伝わり、「ゴールデン・オールディーズ・ワールドラグビーフェステイバル」として、1979年からシニアラガーマンの国際大会が定期的に開催されるようになった。年代別のパンツの色分けなど不惑倶楽部のルールのいくつかは、現在、世界のシニアラグビーの共通ルールに。
生涯スポーツとしてのラグビーを牽引し、病院での介護ボランティアなど社会貢献活動も続ける。2000年に特定非営利活動法人化。定期的な練習に加え、地方・海外遠征なども含め年間多数の試合を開催。メンバーには80代から加入した人や女性もいるなど多彩。


【書誌情報】

書名:92歳のラガーマン ノーサイドの日まで

著者:永山隆一

定価:1,870円(10%税込)
仕様:四六判 176ページ
発売日:2024年12月25日(水)

発行:主婦の友社
ISBN:978-4-07‐460138-7

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074601389

【楽天ブックス】https://books.rakuten.co.jp/rb/18076523

※電子書籍も同時発売

【本書に関するお問い合わせ先】

<主婦の友社広報窓口>
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
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