株式会社エスアンドエフのプレスリリース
座学と実技の両方で研修を実施
■タイで高まる日本式スイミングのニーズ
タイでは、15歳未満の子どもにおける溺水事故が主要な死亡原因の1つとなっています。その背景には、多くの学校にプールがなく、十分な水泳教育が受けられない環境が挙げられます。この課題を解決するため、地域貢献を目的としてスポーツ施設を設立したTASSANA社は、より効果的な水泳指導法を模索していました。
今回の研修では、世界で評価の高い「日本式スイミング指導法」を導入。これにより、水泳コーチの技術を向上させ、タイ国内の水泳教育の質を大きく引き上げることを目指しました。
座学研修の様子
■指導内容と成果:日本式の強みをタイへ輸出
研修では、水泳指導の基礎知識やクロールの基本指導法に加え、水を怖がる生徒への対応方法や、モチベーションを高める褒め方など、日本式の「段階的プログラム」を紹介しました。また、「なぜその練習をするのか」という理由を論理的に説明することで、タイの水泳コーチたちが指導の本質を理解できるようサポートしました。
研修に参加したTASSANA社のコーチからは、「これまでにない視点での指導法が学べた」「日本式の指導法は、理論的で実践的」と高い評価を得ており、今後も継続して研修を実施してほしいという要望をいただきました。
研修に参加した5名のタイ人のコーチ
プール実技の様子
■地域貢献と安全性向上への取り組み
TASSANA社は、タイ・チョンブリー地域でスポーツを通じた地域活性化に取り組んでおり、今回の研修もその一環として実施されました。敷地内にはプールやジム、集会ホールを備え、地域住民がスポーツを楽しめる環境を提供しています。同社のオーナーは「水泳コーチのスキル向上は、地域の子どもたちの命を守るだけでなく、水泳の魅力を広げる第一歩になる」と語っています。
■日本式スイミングの可能性:世界で広がる新たな価値
株式会社エスアンドエフは、ベトナムに続く海外2カ国目の展開となるタイでの研修を通じて、日本式スイミングの価値を世界に広めています。日本式指導法は、論理的で段階的なアプローチが特徴であり、子どもの基礎体力の向上だけでなく、安全性や教育効果の面でも注目されています。
「タイのように水泳指導者が少なく、情報交換の場が限られている国において、日本式の指導法は大きな力を発揮します。今回の取り組みをきっかけに、より多くの地域で日本式スイミングの魅力を広げていきたい」と、研修を担当した鮎澤は語っています。
■今後の展望
エスアンドエフは、これからも日本式スイミングを通じて、世界の水泳教育に貢献し続けます。今回の取り組みは、単なる水泳技術の伝達に留まらず、安全な水辺文化の普及、地域の健康促進、そして子どもたちの未来を守るための重要な一歩です。
■会社概要
商号 : 株式会社エスアンドエフ
所在地 : 〒216-0014 神奈川県川崎市宮前区鷺沼1-11-17 STR73ビル4F
代表者 : 代表取締役社長 小倉 謙
設立 : 1972年11月
事業内容: スイミングクラブ事業 http://www.saginuma.co.jp/
・サギヌマスイミングクラブ宮前平
・サギヌマスイミングクラブ鷺沼
フィットネス事業
・アルゴスポーツ宮前平 http://arugo-sports.net/
・ターゲットボディプラス https://tbp.jp.net/
武蔵小金井店、浦和店、十条店、新宿店、金町店
海外事業(S AND F VIETNAM Co., Ltd.)
・Fuji Swimming Club Vietnam https://fujiswimmingclub.com
Facebook: https://www.facebook.com/FujiSwimmingClub/