B2福岡|逆転の力をつける 信州にリベンジ成功し、16連勝

2024年12月18日(水)に開催した、信州ブレイブウォリアーズ戦で、“福岡87-79信州”の結果となりました。

ライジングゼファーフクオカ株式会社のプレスリリース

2024年12月18日(水)に開催した、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン【ライジングゼファーフクオカvs.信州ブレイブウォリアーズ】において“福岡87-79信州”の結果となりましたことをお知らせいたします。

試合結果

【福岡】87-79【信州】

1Q 11-16

2Q 23-28

3Q 27-16

4Q 26-19

【戦評】

2024年最後の照葉積水アリーナでの開催となる水曜ゲームは、序盤から福岡がミスを重ねる苦しい立ち上がり。それでも#25バーレルのアタックと豪快なダンクシュートでリズムを掴む場面を見せる。しかしインサイドにボールを集めたい福岡のオフェンスに対し、信州のディフェンスを前に後手に回ってしまい得点が伸び悩む。

修正を図りたい福岡は#50ブラウンを投入すると、#8スミスがインサイドで豪快なダンクシュートを決め、本来の力を発揮しだす。#1中村もベンチからの登場ながら3Pシュートとジャンパーを成功させ、#12寒竹が3Pシュートを決めるなど、オフェンスの形を作り始めるが、信州の#2ペリン・ビュフォード選手を中心に、#4小玉選手と#50マーシャル選手の連続3Pシュートでリードを広げられ、福岡は10点差を追う形で前半を終えた。

 

後半に入り、巻き返しを図りたい福岡は、開始早々#7西川が3Pシュートを成功させると、続けてバーレルがインサイドで得点を重ね反撃を開始。連続してインサイドを攻め、じわじわと点差を詰めると、チームディフェンスから#8スミスが豪快なダンクシュートを叩き込み、流れを引き寄せる。さらに中村が果敢なアタックで得点を重ね、西川が2本目となる3Pシュートを決めると、福岡がついに逆転に成功する。

試合も終盤に差し掛かる中、スミスはインサイドでカウントプレーを成功させ、さらに中村が3Pシュートを沈め、後半だけで13点を記録する活躍を見せた。

バーレルもミスマッチを突いた豪快なダンクシュートを含む20得点8リバウンドで攻守にわたり存在感を発揮。

信州の追撃を振り切り、接戦を制した福岡が連勝を16に伸ばし、2024年最後のホームアリーナゲームを勝利で締めくくった。

コメント

【浜口炎HC】

第1クオーターの前半はボールをうまく動かせず、チーム全体で共有することができなかったため、フラストレーションが溜まり厳しい展開になってしまいました。

ハーフタイムで課題を修正したことで、後半にはボールをしっかり動かせるようになり、チーム全体でシュートチャンスを作り出してリズムを掴むことができたのが逆転の大きな要因だったと思います。

また、中村選手がバックアップとして出場するようになってから、連勝が続き始めました。彼はゲームチェンジャーができる選手で、シュートも非常に上手くチームにとって大きな起爆剤となっています。

今回もその良さがしっかり発揮されたと感じました。

前半では得点はしていたものの、ボールを持ちすぎてしまい、周りの選手がフラストレーションを感じてしまう場面もありました。

しかし後半には周りをうまく活かしながら自分も積極的に動き、シュートにつなげられるプレーが見られてとても良かったと思います。

前半ではビュフォード選手に7アシストを許してしまい、彼を警戒するあまり、ワイドオープンの選手にボールを供給されてしまうことがありました。

後半はその点を修正し、各選手が自分のマッチアップに対してしっかりプレッシャーをかけ、一つひとつのボールに素早く反応できるようになったことが良かったと思います。

 

2勝6敗という厳しいスタートを切り、チームとして一体感を持てず、コーチングスタッフも選手たちもそれぞれが苦しい状況だった序盤でした。

しかしお互いを理解し始め、移籍してきた選手が多い中でも、それぞれを尊重しながらコミュニケーションが取れるようになり、少しずつ噛み合ってきたことが大きな進展だと感じています。

特にインサイドとアウトサイドの連携がうまくいかず、アウトサイドのシュートが決まらなかった場面も多かったのですが、徐々に改善されてきました。

今ではインサイドを攻めるべきときにはしっかり攻め、トラップに引っかかりそうなときには外にボールを出してシュートを決めるなど、バランスの取れたプレーができるようになってきました。

もちろん、まだ課題や修正すべき点は多いですが、勝利を重ねながら反省を繰り返し、前に進めていることはチームの雰囲気にも良い影響を与えています。この良い流れを継続していきたいと思っています。

【中村太地選手】

今日の前半のように、外だけを打つ時間と中だけで攻める時間とがはっきりと分かれていたので、うまくいかなかったと思います。

誰かがずっと打ち続けたりパス出し続けたりするとかではなく、みんながボールを触ることが1つのエナジーだと思いながらアタックしたことが、後半のいい流れを作れたと思います。
ハーフタイムを挟んで自分のためではなく、みんなのためにプレーしようという会話を自分だけでなくチームみんながたくさん話をしていました。

とにかく全員でボールを大切に扱うことやディフェンスで足を動かすことで、チームケミストリーが一段と形成されたことにも繋がったのかなと思います。

 

スターティングで出場するのも、もちろん価値があるとは思いますが、バスケットは流れのスポーツなので、僕としては途中から出ることによって最初の試合の流れを見ることができますし、相手の癖などを見ることができることは利点だと思います。

相手の状況を俯瞰的に見てプレーできることは1つの強みだと思いますし、相手チームの弱みや強みを把握しながら解決策を練られることはいいことだと思っています。

また、クロージングで出場するメンバーは駆け引きがすごく多い場面だと思うので、そこで任されることも自分の自信につながりますし、責任感がより強くなります。

勝負をかける場面でチームに貢献できればプレーヤーとしての醍醐味も味わえますし、1番面白い瞬間をもっと楽しめるようこれからも頑張りたいと思います。

ハイライト

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