トヨタアルバルク東京株式会社のプレスリリース
この度、アルバルク東京所属選手のAIバスケットボールロボット「CUE6」(背番号96)が、2024年9月26日(木)愛知県長久手市の株式会社豊田中央研究所内、アクタスにおいて、24.55mの長距離シュートに成功し、ギネス世界記録™「ヒューマノイドロボットによるバスケットボールシュート最長距離(Farthest basketball shot by a humanoid robot)」を達成しました。なお「CUE」シリーズでは、2019年に達成した「ヒューマノイドロボットによる連続バスケットボールフリースロー最多数(アシスト有り)」の記録達成以来2つ目のギネス世界記録™の達成となります。
また、今後りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン 第22節 2025年3月1日(土)のアルバルク東京ホームゲームに出演し、パフォーマンスを披露する予定です。
ギネス世界記録™
「ヒューマノイドロボットによるバスケットボールシュート最長距離/Farthest basketball shot by a humanoid robot」
24.55m
■記録達成時の様子
アルバルク東京公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/shorts/MsIULU0HW-I
ギネス世界記録 公式チャンネル
■トヨタ自動車 未来創生センター 主査 野見知弘 さま コメント
いつもCUEプロジェクトを応援いただきありがとうございます。今回は従来から大幅に飛距離を伸ばした挑戦で成功するかどうか不安でしたが、無事記録を達成することができました。これからもスポーツとテクノロジーの融合で、世界中で日本だけにしかない感動をお届けできればと思います。
■アルバルク東京 トップチームジェネラルマネージャー 伊藤大司 コメント
アルバルク東京所属のCUE6が、2つめのギネス世界記録™を達成し大変嬉しく思います。以前よりかなり伸ばした距離の成功で、その成長スピードには驚かされますし、今後も楽しみです。目指す方向は少し違いますが、チームもCUE6に負けぬよう切磋琢磨していきたいと思います。
■AIバスケットボールロボット「CUE」とは
トヨタ自動車未来創生センターが開発しているAIバスケットボールロボット。2017年にトヨタ自動車内の自主活動で初代CUEの開発がスタートし、2018年3月にアルバルク東京にてデビュー。その後、CUE2、CU3、と進化し、2022年12月24日に現在の「CUE6」がデビューしました。
初代CUEは、フリースローより短い距離からシュートしていましたが、徐々にシュート距離を伸ばしてきたほか、CUE5ではドリブルとパスも披露。Bリーグオールスターには、2019-20シーズンに「3ポイントコンテスト」に、2022-23シーズンには「スキルズチャレンジ」に出場した経歴もあります。
2019年5月17日には、1つ目のギネス世界記録™「ヒューマノイドロボットによる連続バスケットボールフリースロー最多数(アシスト有り)」を達成し、今回2つ目のギネス世界記録™達成となりました。