2024年11月14日(木)
海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
『スポGOMI甲子園』は、15~18歳の高校生が3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う地球にもっとも優しいスポーツで、仲間と楽しみながらごみ拾いをすることで、町や海のごみ問題を自分ごと化としてとらえていただくことを目的に開催されています。
2024年11月14日に行われた『スポGOMI甲子園2024・福岡県大会』で優勝した福岡県立宗像高等学校(福岡県宗像市、校長:伊藤啓一)在校生3人組の「KKTs(ケーケーティーエス)」が、大会での成果を報告するため 福岡県宗像市 伊豆市長 を表敬訪問しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催し、一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが企画しています。
イベント概要
・日程:2024年11月14日(木)
・開催場所:宗像市役所 本館2階 201会議室
・実施内容(プログラム):会談(16時20分)~優勝チーム取材(16時50分)~フォトセッション
(16時50分)~終了(17時00分)
宗像市長コメント
先ずは、スポGOMI甲子園・福岡県大会の会場として宗像市を選んでいただき、感謝いたします。
宗像高校はスポGOMI甲子園だけでなく、プリンセス駅伝など地域の様々なボランティア活動に協力していただいており、宗像にある高校として、大変誇らしく思っています。
世界遺産群のある宗像市は、海からもたらされた文化、その美しい海を将来に向けて守っていくという意識が高く、アダプタプログラムに参加し、清掃活動も行っています。
「Save the Sea Save the Earth」の下、小さな活動も世界へつながっていきます。
全国大会に出場し、優勝を目指してください。それがまた、宗像の海を守ることになると期待しています。
優勝チームコメント
今年は昨年と場所が違って、普段行かない所なのでゴミが落ちているかどうかわからなかったけれど、
港の反対側や道から見えない所、風の影響のせいか、場所によって沢山のごみが落ちていた。特に海外からのペットボトルが多く、海は繋がっていることを感じた。海洋生物や環境にも影響があるので、きれいにしないといけない、と気づいた。
スポGOMI甲子園を経験して、ゴミがあれば気になり、地域の清掃活動にも参加するようになった。
意識の変化もあって、自分たちの町・場所をきれいにしたい、みんながゴミを捨てないようになることが目標。もっとスポGOMIに注目を集められるよう、昨年の全国大会出場の経験を活かし、今年は優勝を目指して頑張りたい。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。