公益財団法人全日本空手道連盟(全空連)は2024年12月7日(土)および8日(日)、「第52回全日本空手道選手権大会」「第3回全日本空手道団体形選手権大会」を開催いたします。
公益財団法人全日本空手道連盟のプレスリリース
〈大会情報〉
1日目
日時:2024年 12月 7日(土)10:00競技開始、8:30報道受付開始
場所:東京武道館(東京都足立区)
種目:男女団体組手 予選~決勝
男女団体形 予選および3位決定戦
2日目
日時:2024年 12月 8日(日)9:00競技開始、8:00報道受付開始
場所:日本武道館(東京都千代田区)
種目:男女個人形 予選~決勝
男女個人組手 予選~決勝
男女団体形 決勝
〈取材案内〉
取材申請はこちら
※12月3日(火)23:59まで受け付けております。
※12月8日(日)の個人戦および団体形決勝については、スチール写真素材と記事原稿をメールにてご提供することも可能です。上記の取材申請フォームからお申込みください。
1日目の見どころ
この大会では47都道府県、高体連、学生連盟、実業団の代表および全空連推薦選手が年に一度の日本一決定戦に挑みます。
1日目は都道府県対抗の団体組手を実施。女子は3人制、男子は5人制で対戦し、勝者の多いチームが勝ち上がります。第36回から15回行われている団体組手の部ですが(2020年はコロナ禍のため中止)、女子は3連覇中4回優勝の実績を持つ京都が近年リードしています。男子は2連覇中の香川が連覇記録を伸ばすか、3年連続で決勝進出を果たしている東京が悲願の初優勝を果たすかが見どころです。
2日目の見どころ
男子個人形 2連覇中の西山が連覇をつかむのか?
世界空手連盟(WKF)世界ランク1位、本大会2連覇中の西山走(前年度優勝・大分市消防局)がリードするなか、団体形世界王者の本一将(全空連推薦・株式会社AGP)、本龍二(実業団・イー・ギャランティ株式会社)がどのような演武を見せるか、注目されます。東京2020五輪金メダリスト・喜友名諒の同門で修行を積む池田竜晟(劉衛流龍鳳館)も全空連推薦で出場しますが、なんと本一将、本龍二、池田が予選で同じグループに。予選グループから決勝戦に進めるのは1人だけであり、序盤から緊張感ある試合が予想されます。
女子個人形 新王者誕生。トップ争いを制するのは?
女子形は前年度優勝者であり、世界王者の大野ひかるが前回大会を最後に現役引退。
全日本強化選手たち――尾野真歩(全空連推薦・キッコーマン株式会社、世界ランク2位)、三島きり(全空連推薦・アサヒフォージ株式会社・同3位)、大内美里沙(関東地区・亀龍会、同4位)、東佐江子(実業団・西濃運輸株式会社、同6位)らがトップ争いを繰り広げている状況で、ここから誰が躍り出るかご注目ください。
男子個人組手 軽量級チャンピオン誕生なるか
本大会の組手競技は、体重無差別で競われます。日頃中量・重量級で闘っている選手では、2020~2022年まで3回優勝の実績を持つ-75kg級の崎山優成(全空連推薦・高松中央高校職員)、全日本体重別選手権(本年8月開催)を制した-84kg級の嶋田力斗(全空連推薦・有限会社丸喜運送店)、84kg超級の平田京(福井・三菱重工名古屋)らが成績を残しています。
一方、軽量級では、体重別、佐賀国民スポーツ大会、アジア選手権と連勝している-60kg級の橋本大夢、-67kg級の小崎友碁(ともに全空連推薦・佐賀県スポーツ協会)らがスピードと戦術を駆使して体格差のある選手たちを制する展開を期待する声も多くあります。
女子個人組手 20代がしのぎを削る
社会人1年目の永井カンナ(前年度優勝・学校法人国士舘)が第1シードに入り、同ブロックには寺澤紗良(学連・中部学院大学3年)が。両者は2年連続で体重別選手権の決勝で対戦、昨年は永井が、本年は寺澤が優勝しています。今大会では、両者が勝ち上がれば早くも準々決勝で対戦します。
永井と共にワールドカップ(本年11月)に出場が決まっている嶋田さらら(全空連推薦・株式会社ビーテックインターナショナル)、釜つばさ(全空連推薦・同志社大学3年)も出場します。永井と嶋田は国士舘大学時代の同級生でもあり、20代前半の若手選手がしのぎを削ります。
団体形選手権を同日開催
2日目には第3回全日本空手道団体形選手権大会の決勝も実施されます。形を3人一組でシンクロして行い、決勝では形の意味(攻撃や防御)を実演する「分解」を行う種目です。合図や音楽もなく見事に動きが一致する形と、殺陣のような迫力を持つ分解は空手を知らない方にも人気です。
組み合わせ表はこちら
※団体形については抽選後、後日掲載
取材申請はこちら
※12月3日(火)23:59まで受け付けております。