株式会社ガンバ大阪のプレスリリース
各月の明治安田Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「2024明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」と最も優れたゴールを表彰する「2024明治安田Jリーグ 月間ベストゴール」の10月度の受賞選手として、宇佐美 貴史選手が選出されましたのでお知らせいたします。
「2024明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」
<選考理由>
足立 修委員長:「年間を通して評価できる。G大阪は彼の活躍により復活してきた。」
JFA技術委員:「札幌戦であげたゴールは、技術だけでなく、バックストーリーやサポーターの思いなどを背負って成り立っているのが印象的。」
槙野 智章委員:「残留がかかった札幌もすごくいいゲームをしていた中、最後のPKやドリブルからのゴールは劇的だった。「サッカー人生で初めて試合後寝られなかった」と言うほど興奮したプレーであり、そういったシチュエーションでゴールを決めた。」
北條 聡委員 :「抜群のインパクトを放ったガンバの千両役者。逆転勝利へ導いた札幌戦の2発、名古屋戦の決勝アシストと絶対的エースにふさわしい活躍。」
GAKU-MC特任委員:「チームの最多得点数となる99点目(J1、J2計)というメモリアルゴールをあげたことも評価のひとつ。」
<宇佐美 貴史選手 コメント>
「月間MVPにも選出いただき、ありがとうございます。自分でいいのかなというところが率直にはあるのですが、札幌戦の印象が大きかったのかなと思います。大阪ダービーで負けて、どん底に突き落とされた中、次戦の札幌戦、何とかチームを立ち上がらせないといけないという強い思いが自分のところにチャンスを引き寄せてくれた一つの大きな要因だったのかなと思います。そこを決め切ったことでチームの状態も上向いたので、あの試合で勝つことができて良かったです。今、チームはいい状態、メンタル的に燃えているような状態だと思うので、それを絶やさないようにシーズン終わりまで走っていきたいですし、リーグは出来る限り上の順位で、また天皇杯のタイトルのチャンスもあるので、必ず、全員で獲れるように頑張っていきたいです。」
「2024明治安田Jリーグ 月間ベストゴール」
第33節 10/5(土) ガンバ大阪 vs. 北海道コンサドーレ札幌(パナソニック スタジアム 吹田) 90+8分の得点
<選考理由>
JFA技術委員:「スライディングが飛んできている状況が見えているかわし方だと思う。前に行っているのに、斜め後ろに切り返すのは難しい。ストップとアクセルの軽やかさが良い。」
槙野 智章委員:「切り返したあとのタッチが絶妙に上手い。通常はタッチが上手くいかず相手に取られる場面だが、短時間で切り返してしっかりとシュートを枠に持っていくテクニックが凄い。」
北條 聡委員 :「天才ならではのゴラッソ。エリア内で敵の動きを冷徹に見切り、シュートを放つ時間と空間をつくり出した。ホットな技術とクールな判断が密接にリンクした傑作。」
丸山 桂里奈特任委員:「アディショナルタイムで絶対に点が欲しい状況であったが、焦って強引にシュートしたいところを、相手を見てかわし、切り返して打ったところが凄い。足元の切り返しやシュートが凄い選手だと改めて感心した。」
<宇佐美 貴史選手 コメント>
「月間ベストゴールの選出ありがとうございます。
ゴールの難易度としては個人的にはそれほどなのかな、という印象はありますが、チーム状況やスタジアムの空気であったり、全員の感情が爆発した瞬間を作り出せたところを評価いただけたのかと思います。ゴールの瞬間は破裂音に近いような音がして、来てくれた人達、プレーしている選手、ベンチに下がった選手、コーチングスタッフ達全員の感情が爆発した瞬間だったのかなと改めて思いました。」