日本アイ・ビー・エム株式会社のプレスリリース
【米国ニューヨーク州アーモンク – 2024年11月7日 現地時間発】
IBMは、フェラーリS.p.A.と複数年契約を締結し、2025年より、最も有名なF1チームであるスクーデリア・フェラーリHPのオフィシャル・ファン・エンゲージメントおよびデータ・アナリティクス・パートナーになることを発表しました。
このパートナーシップは、イノベーションに対する情熱と進歩へのコミットメントを原動力とする、象徴的かつ永続的な2つのブランドを結びつけるものです。IBMとスクーデリア・フェラーリHPは、世界クラスのデジタル・エクスペリエンスを考案、開発、提供し、レース愛好家とレーシング・チームとの距離をこれまで以上に密なものとします。
IBMとスクーデリア・フェラーリHPは、一新されたモバイル・アプリを開発し、2025年シーズン中に発表します。これには、IBMのテクノロジーとコンサルティングの専門知識を活用して、フェラーリの現在と過去の膨大な量かつ多様なデータを分析し、カスタム・インサイト、パーソナライズされたコンテンツ、ファン・エクスペリエンスを向上するために設計された革新的な機能に変革することが含まれます。IBMはまた、スピードと生産性を向上させるための新しい最先端テクノロジーとデータ駆動型ソリューションも提供します。
IBMのマーケティング&コミュニケーションズ担当シニア・バイス・プレジデントであるジョナサン・アダシェック(Jonathan Adashek)は、次のように述べています。「F1では、コース内外を問わず、秒単位が重要になります。スクーデリア・フェラーリHPが豊富なデータから世界クラスの洞察を迅速に提供できるのは、テクノロジーの恩恵があってこそです。熱狂的なファンベース、歴史的な名声、最新の革新的なデータおよびアナリティクス・ソリューションを結集することで、デジタル・オペレーションの最新化と拡大を図りながら、グローバルなエンゲージメントを拡大することができます」
フェラーリのチーフ・レーシング・レベニュー・オフィサーであるロレンツォ・ジョルジェッティ(Lorenzo Giorgetti)氏は、次のように述べています。「テクノロジーとコンサルティングの専門知識を提供する世界有数の企業の1社であるIBMとパートナーシップを開始できることを誇りに思います。両社は、卓越性を追求すること、それぞれの活動領域で常に限界を押し広げ続けること、そしてテクノロジーとスキルを組み合わせて最高品質と最先端テクノロジーを追求すること、といった価値観を共有しています。IBMは、フェラーリと同様に、チームを成長させるために才能ある人材を求めており、F1が若者にかつてないほど人気のある時代に、モータースポーツ愛好家や忠実なファンに新たな次元をもたらす最適なパートナーです。IBMとのコラボレーションにより、スクーデリア・フェラーリHPのファンに前例のない体験を提供し、スクーデリアの扉を外の世界に開くだけでなく、他のさまざまな分野でも協力し、両ブランドに価値を生み出すアクティベーションを生み出していきます」
IBMは、30年以上にわたり、ウィンブルドン、全米オープン、マスターズ・トーナメント、ESPNファンタジー・フットボールといった最も象徴的なスポーツ組織と連携し、デジタル・インフラストラクチャーの最新化に取り組み、これらの代表的なイベントを世界中の何百万人ものファンに届けてきました。これらのパートナーシップは、より高度なカスタマー・エクスペリエンスを構築し、従業員が新たなレベルの生産性を達成し、より多くの情報に基づいたデータ駆動型のビジネス意思決定を行うために、さまざまな業界のIBMのお客様が使用しているものと同じデータおよびアナリティクス・テクノロジーを活用しています。
当報道資料は、2024年11月7日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳をもとにしています。原文はこちらを参照ください。
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