社会貢献活動に取り組むアスリートを表彰する『HEROs AWARD 2024』受賞者が決定

那須川天心さん、筒香嘉智さん、福士加代子さん、日本ラグビーフットボール選手会、オットーボック・ジャパンが受賞、2024年12月にHEROs AWARD 2024 授賞式を都内で開催予定

公益社団法人日本財団 経営企画広報部 HEROsチームのプレスリリース

日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)は、アスリートの社会貢献活動を推進する「HEROs~Sportsmanship for the future~」(以下 HEROs)プロジェクトを推進しています。その取り組みの一つである、アスリートやスポーツに関する社会貢献活動の優れたロールモデルを表彰する「HEROs AWARD 2024」において、プロボクシング選手の那須川天心さん、プロ野球選手の筒香嘉智さん、元陸上競技選手の福士加代子さん、一般社団法人日本ラグビーフットボール選手会、オットーボック・ジャパン株式会社の受賞が決定しましたのでお知らせいたします。なお、授賞式を12月に都内にて開催する予定です。

 

HEROsプロジェクトは、アスリートによる社会貢献活動を促進することで、スポーツでつながる多くの方の関心や行動を生み出し、社会課題解決の輪を広げていくことを目的に、2017年に活動を開始しました。その取り組みの一つである「HEROs AWARD」では過去に、プロ野球選手の和田毅さんや、本田圭佑さん、千葉ジェッツふなばしや、日本プロ野球選手会をはじめとする36アスリート・団体を表彰してきました。第8回目となる今年は、プロボクシング選手・那須川天心さんの「多くの人が『自分らしい生き方』を見つけるために。社会貢献を通じて挑戦する姿を示す。」活動をはじめ、プロ野球選手の筒香嘉智さんによる「TSUTSUGO SPORTS ACADEMY 他」、元陸上競技選手 福士加代子さんの「『京のスポーツ夢バンク』『福士加代子RUNプロジェクト』を中心とした活動」、一般社団法人日本ラグビーフットボール選手会の「よわいはつよいプロジェクト」、オットーボック・ジャパン株式会社の「下肢切断者向けランニングクリニック&パラリンピック 修理サービス」の受賞が決定しました(※各事業の内容は次頁以降)。12月には授賞式を開催し、各受賞者の表彰を行うほか、アスリートやスポーツ業界関係者が一堂に会し活動の輪を広げてまいります。競技場の外でも社会のためにスポーツマンシップを発揮した選手やチーム、団体の活動に是非ご注目ください。

■HEROs AWARD 2024 受賞プロジェクト(敬称略)

那須川天心

「多くの人が『自分らしい生き方』を見つけるために。社会貢献を通じて挑戦する姿を示す。」

https://www.teiken.com/profile/tenshin.html

©NAOKI FUKUDA

活動

多くの人が『自分らしい生き方』を見つけるために、社会貢献を通じて挑戦する姿を示す。

取り組む社会課題

災害支援・児童養護施設支援等幅広く活動

ビジョン

「一人ひとりが自分らしい生き方を見つけられる社会」を実現する

目標/ミッション

自身の知名度を活用し、国内のさまざまな社会課題に対して「行動している」姿を見せ続ける。直接現地に足を運び、人との触れ合いの中で自身の生き方を示す。

事業内容

・災害地への寄付活動(自身のポケットマネー寄付および一般への呼びかけ)

・天心ファミリープロジェクトとして児童養護施設支援

・地元松戸市でのお祭り開催による地域活性化

・学校訪問による若者応援 など

活動の成果

活動を通じて関わりを持った児童は、キックボクサーとして自分の生き方を見つけられた方も誕生した。寄付活動ではいち早く行動をすることでメディアの注目を集め、被災地への関心を引き付けることにも寄与している。社会のために、行動を起こすという社会貢献の原点を体現している。

筒香嘉智

「TSUTSUGO SPORTS ACADEMY 他」

https://www.tsutsugo-zaidan.com/

活動

TSUTSUGO SPORTS ACADEMY 他

取り組む社会課題

少年野球の環境改善(芝や練習環境の改善、指導・指導方針の見直し、保護者の負担軽減)

ビジョン

未来ある子供たちに、失敗を恐れず挑戦する心を身に着けてほしい

目標/ミッション

少年野球の環境改善(保護者の負担軽減、全国への天然芝のグラウンドを普及など)

事業内容

・スタジアム、少年野球チーム、体操教室の運営

・天然芝の管理

活動の成果

小学生約60人を集め、施設で活動する少年野球チーム「和歌山橋本Atta Boys」を組織し、2023年4月から本格稼働。豊かな自然と整った設備、自主性を重視したカリキュラムなど、子どもたちがのびのびとプレーできる環境を整えた。本プロジェクトは大きな話題を呼び、日本の少年野球の環境改善への呼びかけとなっている。

福士加代子

「『京のスポーツ夢バンク』『福士加代子RUNプロジェクト』を中心とした活動」

https://www.wacoal.jp/spark-angels/profile/staff/k-fukushi.html

写真提供:ワコール女子陸上競技部
写真提供:ワコール女子陸上競技部

活動

『京のスポーツ夢バンク』『福士加代子RUNプロジェクト』を中心とした活動

取り組む社会課題

子どものスポーツ離れ、地域創生、多様性、無縁社会

ビジョン

走って、笑って、日本を元気にする

目標/ミッション

走る楽しさを伝える

事業内容

・京のスポーツ夢バンク…京都府内の小学生に向けた陸上教室

・福士加代子RUNプロジェクト…「笑って走れば福来たる駅伝」の企画・運営

活動の成果

「京のスポーツ夢バンク」では、京都府内で現役引退後の3年、陸上教室を行った。自身で企画、主催、運営を行ったランイベント「笑って走れば福来たる駅伝」はこれまでに2年開催し、それぞれ1,000名を超える参加者を集め香川の地域活性に貢献した。

一般社団法人日本ラグビーフットボール選手会

「よわいはつよいプロジェクト」

https://yowatsuyo.com/

活動

よわいはつよいプロジェクト

取り組む社会課題

メンタルの弱さや悩みについて、気軽に周囲と話せる環境が一般的でないこと

ビジョン

アスリートを含むすべての人が井戸端会議のようなカジュアルさでメンタルの弱さや悩みを開示し、尊重し合うことで、心身の健康を維持できる社会をつくる

目標/ミッション

自己開示というメンタルケア手法の有用性を、社会的に啓発すること

事業内容

・アスリートの体験談に基づいた、メンタルケアの有用性・重要性を伝える発信(ホームページ、SNSほか)

・企業や小学校を対象としたセミナーやワークショップの運営

・メンタルを含むさまざまな側面からアスリートをサポートするPlayer Development Program(PDP)の普及活動

活動の成果

ラグビー界はもちろん、元陸上競技選手の為末大さんほか多くの競技経験者から賛同のメッセージが寄せられている。企業・市町村・学校で講演会を実施したほか、テレビ・雑誌・新聞などメディア掲載実績も豊富。

オットーボック・ジャパン株式会社

「下肢切断者向けランニングクリニック&パラリンピック 修理サービス」

https://www.ottobock.com/ja-jp/ottobock/ottobock-japan

写真提供:オットーボック社
写真提供:オットーボック社

活動

下肢切断者向けランニングクリニック&パラリンピック 修理サービス

取り組む社会課題

ランニングクリニック:下肢切断者の方々が直面する、生活や挑戦への制限

パラリンピック 修理サービス:国ごとの文化・価格などによる整備レベルの差

ビジョン

すべての人にとって生きやすい社会をつくりたい

目標/ミッション

ランニングクリニック:下肢切断者の方にも、身体を動かす喜びを感じてほしい

パラリンピック 修理サービス:すべての選手が公平な条件で参加できる大会にする

事業内容

・ランニングクリニック(スター選手による、無償のランニング指導)

・パラリンピック 修理サービス(パラリンピック選手の義足・車いす等の無償修理)

活動の成果

ランニングクリニックは、下肢切断者の方に走る喜びを感じてもらうことはもちろん、パラリンピアンの育成にも寄与。パラリンピック修理サービスは、選手がベストな状態で競技に臨む一助となっていることに加え、メディアに多く取り上げてもらうことで認知拡大にもつながっている。

◼️HEROs Sportsmanship for the future

“HEROs Sportsmanship for the future”は、トップアスリートが社会のSOSに応える社会貢献活動を推進するプロジェクトです。

災害復興支援、難病児支援、少年院更生支援など日本全国の様々な社会課題の現場において、アスリートたちが競技人生の中で培ってきた力を生かして社会貢献に取り組んでいます。

彼らの持つパワーを社会のために発揮することによって、課題に取り組むプレイヤーの輪が広がり、課題解決が加速していくことを目指しています。

https://sportsmanship-heros.jp/

https://www.instagram.com/heros_nippon_foundation/

◼️日本財団とは

痛みも、希望も、未来も、共に。

日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、

人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。

https://www.nippon-foundation.or.jp/

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