パリ2024オリンピック出場競泳「松元克央」選手が卒業以来の母校に凱旋!次なる目標も語ってくれました

葛飾区のプレスリリース

花束を持ち会場から拍手で見送られる松元選手

 10月30日(水)葛飾区常盤中学校に、パリ2024オリンピックに出場した競泳日本代表の松元克央選手(株式会社ミツウロコグループホールディングス所属)が、同学校を卒業して以来初めて母校に凱旋。「水泳が嫌いだった僕がオリンピック選手になるまで」をテーマに、在校生徒等約500人を前に講演を行った。これまでで一番自分を追い込んだ東京オリンピックで予選敗退し、これ以上どう頑張ったらいいか分からない時期が一年ほどあったという。そんな中でも立ち直ることができたのは、ずっと応援してくれた周りの仲間や家族の存在だったと話した。「一番大切な仲間は、自分がダメな時でも近くにいてくれる人たち。困った時は、そんな仲間に頼りながら、高い壁に向かってどんどんチャレンジしてほしい」と語りかけました。

 この規模の講演を初めてで「試合前とは別の緊張感があった」と話した松元選手だったが、生徒から「嫌いな教科は何でしたか?」「筋トレはどれぐらいしますか?」などの質問に笑顔で、時に真剣に答えるなど「楽しかった」と同講演会を振り返った。

 また、同学校は、区広報課と協力して、パリオリンピックに出場する松元選手を応援するためのメッセージ動画を作成。動画に出演した生徒から「動画は見てくれましたか?」との質問が飛ぶと、松元選手は「もちろん見ました。僕のオリンピックの力になりました。ありがとうございました」と話した。
 最後に、今後の目標について「水泳人生の中でオリンピックメダルを獲ることが目標。次のロスオリンピックが最後のチャレンジになると思うが、メダルを獲りたい」と力強く語り、会場からはその日一番の拍手が起こった。
 同学校は、今年創立70周年を迎えるメモリアルイヤー。10月22日にも、同学校の卒業生で、同じく競泳日本代表の成田実生選手の講演会もあり、在校生徒には思い出に残る貴重な時間になった。

生徒からの質問に答える松元選手
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