公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース
ユニセフハウス(東京都港区)にて、2020年1月31日(金)まで
【2019年11月27日 東京発】
公益財団法人日本ユニセフ協会(会長:赤松良子)は、ユニセフ写真展『長谷部誠大使 ロヒンギャ難民キャンプ訪問~未来を切り拓くために~』(撮影:辻徹也/(株)博報堂プロダクツ)を、2020年1月31日(金)まで東京都港区のユニセフハウスにて開催しています。
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2019年6月、世界最大級といわれるバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを訪問した、日本ユニセフ協会大使の長谷部誠選手。本写真展では、長谷部大使が目にした難民キャンプの現状と、将来に大きな不安を抱えながら生きる人々の姿をパネルや動画でご紹介しています。
ミャンマーで起こった武力衝突を逃れた74万人もの人々が、道なき道を歩き、川を渡り、国境を越え、新たに隣国バングラデシュに押し寄せたのは、2017年8月のことでした。何日も、何週間もかけたどり着いたのは、医療施設はおろか、食料や水、電気もない野原。感染症や極度の栄養不足によって、40万を超える子どもたちの命が危険にさらされました。
その最大の危機から2年――。
整備が進み、表面的には落ち着きをみせる難民キャンプで、ユニセフをはじめとする支援団体とバングラデシュ政府は現在、子どもたち、若者たちの将来を支える教育や職業訓練など、奪われることのない技術や知識の習得の支援に力を入れています。
同じアジアの片隅に「これから自分たちはどこへ向かうのか?」将来に大きな不安を抱えながら、ひしめき合うように生きている91万ものロヒンギャ難民の人々。
長谷部大使の訪問を通じ、日本でも忘れられかけているこの世界最大級の人道危機への関心をあらためて呼びかけます。
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■ ユニセフ写真展『長谷部誠大使 ロヒンギャ難民キャンプ訪問~未来を切り拓くために~』
日 時 : 11月6日(水)~2020年1月31日(金)
場 所 : ユニセフハウス 1F展示スペース
(東京都港区高輪4-6-12)
JR品川駅西口(高輪口)より徒歩約7分、
都営浅草線高輪台駅より徒歩約7分
開館日・時間: • 平日:午前10時〜午後5時
• 第2・4土曜日:午前10時〜午後5時
※但し、上記が祝日にあたる場合は閉館
本企画展 詳細: https://www.unicef.or.jp/osirase/back2019/1903_27.html
■ ユニセフハウスについて
https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_hou.html
※見学はすべて無料です。ご希望の場合、展示見学ガイドツアーにもお申込みいただけます。
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。( www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。( www.unicef.or.jp )