2024-25シーズンのオフィシャルウエア・レーシングスーツ完成

スキージャンプ、コンバインド、クロスカントリー日本代表に提供

ミズノ株式会社のプレスリリース

左から、葛西春香選手(コンバインド女子)、小林陵侑選手(ジャンプ男子)、髙梨沙羅選手(ジャンプ女子)、山本涼太選手(コンバインド男子)

ミズノは、“SNOW JAPAN”こと公益財団法人全日本スキー連盟とのオフィシャルウエアサプライヤー契約に基づき、2024-25シーズンの国際大会で、スキージャンプ、コンバインド、クロスカントリーの日本代表が使用するオフィシャルウエア・レーシングスーツ・ジャンプスーツを製作しました。

オフィシャルウエアのコートとジャケットには、今シーズンから新素材『テックフィルブレスサーモ』を採用しています。『テックフィルブレスサーモ』は、ダウンよりも温かい※1上に、濡れても保温性が低下しにくく、気候に左右されにくい保温力のある素材です。

オフィシャルウエアのコートとジャケットのベースモデルは、ミズノ公式オンライン、全国のミズノ品取扱店で販売中です。

※1 ミズノ調べ  20℃65%RH環境下において、KESサーモラボⅡにて20×20cmの試料の保温性を比較

対象品:『テックフィルブレスサーモ』綿、比較品:ダウン(650FP ダウン90%)

厳しい冬の自然の中でもベストなパフォーマンスを発揮できるように、ミズノがスポーツ品の開発で培ってきたテクノロジーを活かしたウエアで“SNOW JAPAN”の選手をサポートしていきます。

“SNOW JAPAN”の選手をサポートするミズノのテクノロジー

■スキージャンプ、コンバインド、クロスカントリー日本代表 共通のオフィシャルウエア

○コートとジャケットに新素材『テックフィルブレスサーモ』を採用

 『ブレスサーモ』は、1993年に開発されたミズノ独自の基幹素材で、人体から発生する水分、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)を吸収し発熱する、ミズノ独自の吸湿発熱素材です。この『ブレスサーモ』繊維とポリエステル繊維を使用した中綿が『テックフィルブレスサーモ』綿です。

『テックフィルブレスサーモ』綿は、極薄シートを積層することで、ソフトな風合いと膨らみを表現しています。それにより、デッドエアと呼ばれる動かない空気を多くため込むことができ、ダウンを超える温かさを実現しました。

また、今回初めて疎水加工した『ブレスサーモ』繊維の商品化に成功し、吸湿はするが、吸水しにくい繊維を開発しました。水を吸いにくい性質のあるポリエステルと混ぜることで、湿潤状態でも保温性の低下を抑制することができました。それにより、悪天候時などでも快適に過ごせるように設計されています。

通常、ダウン製品を作るには水鳥の羽毛を使用しています。今回、保温性においてダウンを超える新素材『テックフィルブレスサーモ』を開発したことで、脱ダウン化を後押しし、動物の保護につながるような取り組みになることを目指します。

『テックフィルブレスサーモ』綿(イメージ)

   

『ブレスサーモ』繊維表面の疎水加工

○いかなる環境下でも高いパフォーマンスを発揮するためのラインナップ

厳しい環境下で活動するスキーヤーが、いかなる場面でも高いパフォーマンスが発揮できるよう多彩なラインナップを準備しています。

レインパーカーは、約30,000mm以上※2の高耐水圧かつ、透湿度約16,000g/m2/24hの生地『ベルグテック』を採用しています。『ベルグテック』は、独自の3層構造で、長時間にわたり水圧がかかった条件下でも、水の浸入に耐えることが可能です。また、伸縮性にも優れ、激しい動きのなかでも雪や雨をガードしながら、ウエア内の湿気を放出することで、衣服内の快適さを追求しています。ウインタートレーニングジャケットは、防風性と透湿性を兼ね備えた『ゴアウィンドストッパー』を採用することで、寒くて風が強くドライな気象条件下や天候が変わりやすい時でも快適さを高めます。

※2 JIS-L1092 高水圧法 準用

スキー日本代表 オフィシャルウエアのベースモデル

※ベースモデルのため、仕様が異なるアイテムもあります。

納品アイテム一覧(非売品)

(お客様のお問合せ先)ミズノお客様相談センター    TEL:0120-320-799

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