子供たちが世界陸上・デフリンピックのアスリートと一緒に楽しむ 『TOKYO FORWARD 2025 子供スポーツ体験教室』の 第1回「防災×デフリンピック」を開催

東京都のプレスリリース

ゲストはデフバレーボール 中田 美緒選手

2025年、2つの国際的なスポーツ競技大会「世界陸上」と「デフリンピック」が東京で開催されます。
この度、世界陸上やデフリンピックで活躍するアスリートと、子供たちがきこえる・きこえないにかかわらず一緒にスポーツを楽しみながら、大会の多様な魅力に触れることのできる『TOKYO FORWARD 2025 子供スポーツ体験教室』を全4回で実施します。

TOKYO FORWARD 2025 子供スポーツ体験教室

◆第一回:「防災×デフリンピック」10月6日(日)
聴覚障害者は聞こえない、聞こえにくいことから、大規模な災害の際に情報が得られず、避難方法や避難場所がわからない、周囲から聴覚障害者であることが理解されず周囲とのコミュニケーションがうまく取れないなどの困りごとがあります。今回は、デフアスリートと一緒にスポーツを通じて災害時に役立つ行動を身に付けます(※)。大きな災害時にはどういった対応が必要となるのか、また、きこえない人にはどういったサポートが大事になるのかを、スポーツを通じて考えながら学びます。

※防災技術と体力を競う、防災スポーツ(R)プログラム『防リーグ(R)』と連携。

◆『防リーグ』とは…
「火災時の煙避難」や「負傷者の搬送」といった災害前後に役立つ様々な防災の知識と技を、競技性を持たせ楽しみながら身体で覚えるプログラム。
公式ウェブサイト https://bouspo.jp/

◆『TOKYO FORWARD 2025 子供スポーツ体験教室』について
本事業は、世界の舞台で活躍するトップアスリートたちと、子供たちが一緒にスポーツを楽しめる貴重な機会を提供するプログラムであり、きこえる・きこえないにかかわらず参加できる、スポーツを通じて多様性と協力を体感できる場です。
大会の多様な魅力に触れるとともに、みんなで体を動かすことで、仲間と協力し合う楽しさから「一緒につくり、楽しむ」共生社会への気づきも体感してもらい、新しい発見やチャレンジへの意欲につなげてもらうことを目指します。

《第1回「防災×デフリンピック」実施概要》
■日時 :2024年10月6日(日) 10:00~12:00(予定)
     ※メディア受付 9:30~9:50
■場所 :東京都立中央ろう学校
     (〒168-0073 東京都杉並区下高井戸2-22-10)
     ※アクセス https://chuo-sd.metro.ed.jp/site/zen/entry_0000010.html
■参加者:30名(一般募集)

■内容:
(1) 座学防災の知識/被災時に聴覚障害者が困ること/デフリンピックについて 等
(2) 自己紹介等のチームコミュニケーション
(3) 防災スポーツ体験
「キャタピラーエスケープ」「レスキュータイムアタック」「キャットサイクルレース」「ゴー!ゴー!キャリー」の4種目を行い、チームごとにタイムや正確性等を競います。
また、競技終了後は「防災知識トレーニング」というクイズ形式で、防災に関する知識を身に付けていきます。
(4) フォトセッション
(5) 囲み取材(ゲスト、参加者)

キャタピラーエスケープ

キャットサイクルレース

ゴー!ゴー!キャリー

■ゲスト:
中田 美緒(なかた・みお)選手|デフバレーボール女子日本代表
2001年、神奈川県生まれ。清水建設株式会社所属
神奈川県立平塚ろう学校、東海大学卒。
中学1年でバレーボールをはじめ、15歳でデフバレーボール女子日本代表に初招集。
2016年、高校1年生時のデフバレー世界選手権ではベストサーバー賞を受賞、翌年のサムスン2017 デフリンピックではチームを金メダルに導く。東海大学では2021年・2022年とインカレ連覇を果たす。
2024年沖縄開催の世界選手権で優勝し、そして東京2025 デフリンピックでの金メダルを目指し、精力的に活動している。

中田 美緒 選手

■その他
本事業は、「推しスポーツProject」の一環です。
「推しスポーツProject」とは、2025年に東京で開催される世界陸上・デフリンピックの開催を機に都民が様々なスポーツに親しむ機会を創出し、スポーツの魅力に触れる中で「都民一人ひとりの好みや特性に合ったスポーツの楽しさ(推しスポーツ)」を発見してもらえるよう支援する取組です。

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略16 スポーツフィールド東京戦略「スポーツフィールド・TOKYO」プロジェクト

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