スポーツのまち千葉県幕張からごみ拾い×ジョギングを推進!プロギングステーション設置「海ごみゼロウィーク2024 PLOGGING MAKUHARI」オープニングイベントを開催しました

幕張エリアのごみを合計5.38kg回収!/2024年9月21日(土)@高円宮記念JFA夢フィールド内

海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース

  • イベント概要

【イベント名称】海ごみゼロウィーク2024 PLOGGING MAKUHARI

【開催概要】アクティビティとアースクリーン(環境美化活動)を組み合わせた世界的なフィットネストレンド「プロギング」を通して、幅広い世代に海洋問題への理解・関心を深めてもらいながら「プロギング」を体験してもらうイベントです。

【開催期間】2024年9月21日(土)から11月1日(金)9時から17時30分

【プロギングステーション設置場所】

①高円宮記念JFA夢フィールド フットサルアリーナ脇(千葉市美浜区美浜11)

②千葉県立幕張海浜公園内(創作の広場(Aブロック)(千葉県千葉市美浜区ひび野1丁目110)

【参加人数】17人

【主催】一般社団法人海と日本プロジェクト in 千葉県

【協⼒】LIGHTSHIP Inc. 、千葉テレビ放送株式会社

【後援】千葉市

  • 【オープニングイベント】開会式とプロギングチャレンジを実施!

9月21日(土)は、イベントの開会式と、プロギングを実施する「プロギングチャレンジ」をJFA夢フィールドで開催しました。開会式は、キャスター・リポーターでありチバテレビ朝の情報番組に出演中の泉水はる佳さんがMCを務め、準備運動やプロギングの注意事項についてトークを交えながら進行しました。参加者が「プロギングって楽しい」と感じてもらえるよう自己紹介などアイスブレイクを行いました。

プロギング中、気軽にコミュニケーションが取れるように今日の意気込みと「ニックネーム」で自己紹介をしました。

自己紹介後には参加者の私物を芝生に紛れ込ませ模擬プロギングを実施。10m程離れた場所からごみまでジョギングで近づき拾い上げました。一列になって1人ずつ体験、自分の番以外の時には「ナイスプロギング~」の掛け声でお互いに褒めあいながらイメージを高めていきました。

【左写真】開会式後の自己紹介【右写真】模擬プロギングの様子

  • 【プロギングチャレンジ】全員で約4kmのGREEN(中級コース)に挑戦!

参加者推奨している3つのコースから(BLUE(初級):1km  GREEN(中級):4km  RED(上級))約4kmのGREENコースを話し合いで選び、CHANGE FOR THE BLUEオリジナルグローブを身につけ、燃えるごみ、燃えないごみ、ペットボトル、ビン、缶など担当を決めて「CHANGE FOR THE BLUE」の掛け声と共にプロギングスタート。MCの泉水さんも一緒に参加しました。GREENコースは、幕張ベイタウン沿いをまわりながら、街中から川沿いを通り海岸へ(幕張の浜)花見川沿いをプロギングするコースです。

当日は強風の影響で溝や植え込みに埋まっていたごみが歩道に出てきていました。また海側へ向かって吹く風が多くのごみを東京湾の砂浜に流している様子を確認できました。海岸沿いに着くとより一層ごみが集まっていて、街で出たごみが海岸線まで飛ばされていることを実感してもらうことができました。

河川と海のつながりを感じながら、プロギングにも力が入ります。

ごみを拾うとと「ペットボトル担当の方~?」と問いかけ分別しながらプロギングをしていました。幕張エリアは比較的ごみの落ちていないきれいな街ですが、植え込みや側溝など見えづらいところにごみがあるようです。

【左写真】ごみの多い植え込み沿いでのプロギング【右写真】川沿いを観察しながらプロギングする様子

  • オープニングイベントでは、1時間で合計約5.38kgのごみを回収!

約1時間掛けてみんなでJFA夢フィールドでゴールしました。ゴール地点では最初にゴールした人がハイタッチでお出迎え。みんなで街をきれいにした達成感とゴールの喜びを分かち合いました。協力してプロギングを行うことで、1人だけでは見つけきれないごみを見つけることができたり、1人ではもちきれない量のごみを集めることができました。普通のごみ拾いでは得られない達成感を味わうことができるのもプロギングの魅力の一つです。最後に、プロギングステーションにて燃えるごみ、燃えないごみ、資源ごみに分別して、ごみの計量をしました。この日わずか1時間で回収したごみは、燃えるごみ3.23kg、燃えないごみ2.15kg、合計約5.38kgでした。

初めてプロギングを体験したMC泉水はる佳さんのコメント

「幕張の街というとすごくきれいな街というイメージがあったんですが以外とごみがありました。車道沿いはたばこの吸い殻、公園ではベンチの近くにジュースのごみや菓子パンの袋などごみの種類もエリアによって変わることが発見でした。当日は風も強く街中で出たごみが確かに花見川沿いに流されそうだなと感じました。また参加した皆さんと一緒に楽しく声をかけながらプロギングができたので4kmという距離を忘れるくらい楽しかったです。」と話してくれました。プロギングを通して海洋ごみが川沿いから海へ流れ出ていることを知ってもらうことができました。

【左写真】泉水はる佳さん【右写真】回収したごみの分別と計量の様子

  • 幕張エリアで2台のプロギングステーション設置

イベント期間中に、ごみ拾いのハードルを下げ継続できる仕組みづくりとして、プロギングツールの貸し出し・集めたごみを回収する「プロギングステーション」をLIGHTSHIP Inc. と連携し設置運営しました。

今回のイベントではJR海浜幕張駅近くの千葉県立幕張海浜公園内とJFA夢フィールドの2ヵ所にプロギングステーションを設置。これまではスタートしてからスタート地点へ戻ってくる必要がありました。今回新たに2ヵ所設置することでスタート地点へ戻る必要がなく片道切符で参加が可能になりました。これにより参加のハードルが下がり、より多くの方にプロギングを体験してもらえよう工夫しています。また、ステーションと一緒に新たにコースマップを作成し掲載。マップにはシールが用意してあり、ごみの多かったエリアを他の参加者に伝えることができるようになっています。1人では全てのごみを拾うことはできませんが街全体で連携できるようになっています。オープニングイベント終了後もプロギングステーションを設置し自然界に流出した幕張エリアのごみが集まることを期待しています。参加者からはプロギングステーション長期間設置を喜んでいる声も上がりました。また「駅近くにプロギングステーションがあるのが嬉しい!」という声もいただくことができました。

【左写真】コース内に1箇所設置している千葉県立幕張海浜公園内のプロギングステーションで集合写真【右写真】高円宮記念JFA夢フィールドのプロギングステーション

  • 参加者からの声

【一般参加者】

「休みの日に身体を動かし気持ちがいい、さらに地元の街のためになることで最高。」「ステーションが2個あることでスタート地点まで戻る必要がなくなって嬉しい。」「アクセスがしやすい駅の近くにも設置され気軽に参加できるようになりそう。」「今日だけでなく今後も継続してプロギングをしていきたい。」

【高校生参加者】

「学校の活動の隙間時間で参加しました。」「ボランティアをしたくて参加しました。」「ナイス~の掛け声で楽しく街をきれいにできた。」「参加者の皆さんと交流をしながら楽しく参加できた。」「楽しく交流しながら行うことができ参加のハードルが一気に下がった!」などの声をいただくことができました。

<団体概要> 

団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクト in 千葉県

URL:https://chiba.uminohi.jp/

活動内容:海洋ごみ問題の啓発活動、清掃活動の実施

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

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