【スポーツに関する調査】V会員約1,400人に聞いた!現在のスポーツに対する意識や関心のあるサービスとは?「体操・ヨガ・ピラティス・フィットネス」の実施者は女性が8割

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社のプレスリリース

 CCCMKホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:髙橋誉則)は、このたび、全国20~79歳のV会員1,400名を対象に、インターネット上での意識調査「Vアンケート」によって、『スポーツに関する調査』を実施しましたのでお知らせいたします。

■スポーツに関する調査ダイジェスト

1. スポーツによって実施者の性年代構成が異なる

2. ウェアやブランドに関心が高いのは「ランニング」「ゴルフ」実施者

3. 20代男女はスポーツをすることに悩みが多い

4. 24時間営業ジム、健康・筋力維持フィットネス、パーソナルジムに関心がある

 夏休みには、各種スポーツ大会の観戦や、海や山でのスポーツを楽しんだ方も多いのではないでしょうか。経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、「フィットネスクラブ」の売上高は新型コロナウイルス感染症の影響で2020年に落ち込んだ後、順調に回復しているようです。徐々にスポーツを再開した方や、新たに運動を始めた方もいるでしょう。今回は「月に1回以上スポーツ・運動を行うV会員」を対象に、スポーツに対する意識や関心のあるサービスを調査しました。

1.スポーツによって実施者の性年代構成が異なる

 最初に、各スポーツ実施者の性年代構成を調査しました。

「ウォーキング」実施者の性別は男女ほぼ半数ずつで、やや男性70代の構成比が高いものの、一部の性年代への極端な偏りは見られません。「ランニング・マラソン」「ゴルフ」「自転車(BMX含む)・サイクリング」は男性の比率が高く、「ゴルフ」は男性50代~70代でゴルフ実施者全体の6割を占めています。「体操・ヨガ・ピラティス・フィットネス」の実施者は女性が8割を超えています。各スポーツで性年代が異なることが分かります。

2.ウェアやブランドに関心が高いのは「ランニング」「ゴルフ」実施者

 次に、スポーツに対する意識を分析しました。

 全体では「現在行っているスポーツをできる限り長く続けるつもりだ」が69.3%となっています。「さまざまなスポーツの種目にチャレンジしている(してきた)」は17.3%であり、一つの種目にじっくりと取り組んでいきたいという方が多数派のようです。

「スポーツウェアや靴にこだわりをもっている」「好きなスポーツアパレルや用具のブランドがある」の2つに焦点を当て、実施スポーツ別で見ると、「ランニング・マラソン」「ゴルフ」は他のスポーツよりもウェアやブランドに関心が高い結果となっています。また、「効率的にからだを鍛えたい」では「ランニング・マラソン」「トレーニング」で7割を超える結果となりました。

 続いて、スポーツに対する意識を性年代別で分析しました。

「現在行っているスポーツをできる限り長く続けるつもりだ」はどの性年代も半数を超えており、男女それぞれで見ると70代が最も高くなっています。「スポーツは過度に疲れない程度で実施したい」も全体的に高い傾向が見られますが、特に女性ではいずれの年代も6~7割の方が回答しています。

「効率的にからだを鍛えたい」は男女40代までの各年代で6割以上となりました。性別や年代により、意識に差があるようです。 

3.20代男女はスポーツをするのに悩みが多い

続いてスポーツに対する悩みや問題点にも性別や年代による差はみられるか調査しました。

性年代別に見ると、「スポーツする時間を取りにくい」「以前よりスポーツをするのにお金がかかる」など複数の項目は男女それぞれで20代が最も高くなっており、スポーツをするのに悩みや問題点を感じることが多いようです。70代男女では、「熱中症やケガ対策などスポーツ時の安全面に気をつかう」「感染症対策などスポーツ時の衛生面に気をつかう」など実施環境を気にしている方が多いという結果になりました。「自分に合う指導者やスポーツクラブ・ジムを見つけにくい」は、全体では26.9%、男性は20~30代、女性は20~40代で3割以上の回答が見られました。

4. 24時間営業ジム、健康・筋力維持フィットネス、パーソナルジムに関心がある

 最近は施設や運動メニューなどに独自の特徴を持ったジムや目標達成をサポートしてくれるアプリなど、運動に関連する様々なサービスが出てきています。そこで、スポーツ施設やツールの利用状況と関心度について尋ねました。

現在最も利用されているのは「運動管理アプリ」(13.5%)となりました。関心が高いものは「24時間営業のジム」「健康や筋力維持を目的としたフィットネス」「パーソナルジム」が並び、いずれも10%を超えています。20代の男女を中心とした、「スポーツする時間を取りにくい」という方には「24時間営業のジム」、ランニングやトレーニング実施者に多かった「効率的にからだを鍛えたい」という方には「パーソナルジム」など、それぞれの目的や悩みに適した施設やツールが支持されているのかもしれません。

 今回の調査から、スポーツに対する意識や悩みは性年代や、実施するスポーツで違いがあることがわかりました。スポーツ実施者の多様なニーズに合うよう、さまざまな趣向を凝らしたジムやアプリが次々と登場するなか、「自分に合う指導者やスポーツクラブ・ジムを見つけにくい」と回答した方は全体の4分の1でしたが、運動の効果やスポーツの継続に大きく影響のある指導者やスポーツクラブ選びは、生活者にとって今後ますます重要になってくるのかもしれません。

■本調査詳細データのご案内 https://www.cccbiz.jp/columns/research8

 CCCMKホールディングスではスポーツに関する意識や行動に関するマーケティングのご相談も承っています。こちらの資料では、今回のレポートに掲載しきれていない調査の詳細をご紹介しています。無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください。

※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。

※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

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■調査概要

調査地域:全国

調査対象者:男女20~79歳のV会員で、スクリーニング調査にて月に1回以上スポーツ・運動を行うと回答した方

調査期間:2024年8月7日(水)~2024年8月14日(水)

有効回答数:1,400サンプル

※性別・年代別の構成が日本の人口構成比に近くなるようにサンプルを回収しています。

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