株式会社小学館のプレスリリース
奇跡を起こした筑波大学駅伝チームにも影響を与えた“弘山メソッド”を余すところなく紹介したのが、最新刊『最高の走り方』です。
そもそも筑波大は、第1回箱根駅伝で優勝した東京高等師範学校の流れをくむ超伝統校。また、NHK大河ドラマ『いだてん』の主人公、金栗四三の母校でもあります。ところが国立大のため、私立大に比べると、選手を思うように集められません。その上、大学からの強化予算もゼロのため、70回大会を最後に、本大会出場は果たされていませんでした。それが―― 予選会にて、まさかの6位!
今回の奇跡のウラ側には、たくさんのドラマが詰まっています。
◎合宿費などにあてる強化資金を、クラウドファンディングで集める。
◎予選会3か月前にチームが新体制に!主将、副主将が一新の驚き
◎9月には、金栗四三の故郷・熊本県玉名で合宿、四三の墓前で“復活”を誓う。・・・・・
http://tsukuba-hakone.win/
中でも人間ドラマを演出したのが、2015年から監督を務める弘山勉(ひろやま・つとむ)さん。筑波大学のOBで、2年生の時は花の2区を走り、資生堂入社後は指導者不在の中、独自で科学的トレーニングを学んだ“理系の選手”。現在は筑波の監督を務めながら、パートナーの晴美さん(弘山さんが育ててアトランタ、シドニー、アテネのオリンピック三大会に出場)とともに一般ランナーにも指導をおこなっています。“復活”を遂げたのは選手たちひとりひとりのがんばりの結果に違いありませんが、この日に焦点を定め、最大のパフォーマンスを発揮させたのは、まぎれもなく監督の指導があってこそ--。この奇跡を起こした筑波大学駅伝チームにも影響を与えた“弘山メソッド”を余すところなく紹介したのが、最新刊『最高の走り方』です。
~本書の特長~
1. サブ4以上の力を持つランナー343人にアンケート調査実施! 彼らがどこに集中して練習を積んでいるかがわかる結果をもとに構成 ⇒90%以上が「フォーム」をもっとも気にしていることが判明。だから、徹底的にフォームを追求。“ベストな一歩”を得られ、記録更新に近づける!!
2. アンケート結果上位を占めた「姿勢(体幹)」「接地」「腕振り」「骨盤」「重心」について、しつこく、ねちっこく、分析。さらにひとりで行う練習法も伝綬!
3. 本書を読めばランニングの常識が変わる! ⇒「着地は真下」「骨盤は前傾」「ピッチ走法は省エネ」「上下動は悪」などがじつは間違ってた???
4. 話題のトピック「厚底シューズVS薄底シューズ」への正解は??
5. 「傷み」や「故障」から今の走りの弱点を探る方法がわかる! ⇒ランナーならだれもが経験する痛みと故障。そこからフォームの問題点を探る方法を伝綬!
6. 3か月間で目標タイムに近づく効果的なトレーニング方法を伝綬! ⇒サブ2.5~サブ4
7. 目的別に設定した効果的なトレーニング方法を伝綬!⇒1500メートルのベストタイムを更新したい/平均ピッチを上げたい/ハーフマラソンのベストタイムを更新したい/上り坂のフォームを身につけたい/後半にくずれないカラダをつくりたい/故障明けのカラダを慣らしたいetc.
8. 知っているともっと走りが楽しくなる充実のコラムも!! ⇒世界最高記録保持者キプチョゲ選手のフォーム分析/“走り込み”と科学的トレーニングの関係/ランナーの栄養学/レース当日のマネジメントをどうするか・・・・・etc.
超効率的“ベストな1歩”が記録を伸ばす!
『最高の走り方』
著者=筑波大学陸上競技部 男子駅伝監督 弘山勉
A5判並製 右開き160頁
定価:本体1.400円+税 小学館 2019/11/21 (木)発売
https://www.shogakukan.co.jp/books/09310898
<著者紹介>
弘山勉(ひろやま・つとむ)
1966年10月12日栃木県生まれ。筑波大学体育専門学群卒業。大学在学中は箱根駅伝に4年連続出場。大学卒業後は資生堂に入社。2007年から2013年まで資生堂ランニングクラブの監督を務め、アトランタ、シドニー、アテネのオリンピック三大会に出場を果たした弘山(旧姓:鈴木)晴美選手などを育てる。2015年4月に筑波大学陸上競技部 中長距離コーチに着任。
http://tsukuba-hakone.win/
http://athlete.evolu.co.jp/