コート上のバスケットボールポジションの理解:役割と責任

バスケットボールは近年日本でどんどん注目度が高くなってきていますね。やっぱり八村塁選手の存在が大きいと言えます。2023-2024シーズンはレイカーズのスタメンになることも多く、日本のバスケットボール選手の中では圧倒的な存在感があります。また、河村選手、富永選手がNBAのチームとエグジビット10契約を勝ち取ったという報道もありました。今後、日本のNBA選手は増えていくかもしれませんね。

一昔前までバスケットボールは日本のスポーツニュースでは全く目にすることがありませんでした。野球、サッカーが中心で、あとはテニス、ゴルフ、卓球、などのニュースも大きなものがあれば取り上げられていましたが、バスケットボールは無かったと思います。この理由は、日本代表が強くなったということでしょう。パリ五輪では男女ともに出場を勝ち取りました。

さて、今後もバスケットボールの話題は増えていくでしょう。しかし、まだバスケットボールのことをあまり知らないという人も多いのではないでしょうか?近年はスポーツベッティングでバスケットボールの勝敗予想をする人も多いと思いますが、詳しくなっておけばそれだけ勝率も上げられるでしょう。そんな人のために今回はバスケットボールのポジションをわかりやすく説明してみました。この記事を読んでおけば、次に試合を見る時に理解しやすくなり楽しさも倍増するのでぜひご一読ください。

ポイントガードとは?コート上の監督!!

ポイントガードはコート上の監督とも言われるポジションです。チームをコントロールする役割を担います。オフェンスの際はボールを運び、味方にパスを出して点を取らせるスタイルが一般的です。しかし、現代のバスケットボールでは、そのようなイメージを持っていない人も多いでしょう。NBAではステフェン・カリー、ルカ・ドンチッチ、ラッセル・ウエストブルックなどポイントガードでありながらチーム一番の得点源になっている選手も多いです。そのため、このポジションにはもはや決まったスタイルはありません。チームメイトの力を引き出すことに徹する選手もいれば、自ら点を取りに選手もいます。

シューティングガードとは?アウトサイドシュートのエキスパート!!

NBAの歴史上最高のプレイヤーと言われるマイケル・ジョーダンはシューティングガードでした。また、ジョーダンと最も比較されることが多かったコービー・ブライアントもこのポジションです。バスケットをあまり知らない人でも知っている人は多いのではないでしょうか?

シューティングガードとは主にアウトサイドからシュートを狙うポジションです。最近では「ディープ・スリー」と呼ばれるスリーポイントを多発する選手もいます。スリーポイントラインより数メートル遠くから打つシュートを近年ではディープ・スリーと呼びます。普通のスリーポイントと同じく点数は3点ですが、距離が遠い分相手選手がディフェンスしづらいシュートです。

スモールフォワードとは?何でもできるオールラウンダー!!

スモールフォワードとは中からでも外からでも点を取れることが求められます。相手が近距離で守ってきたらドリブルで相手を抜き去り得点、逆に少し離れて守ってきたらアウトサイドシュートで得点、など器用さが求められます。どんな役割でもこなせるオールラウンダーなプレイヤーがこのポジションに抜擢されることが多いです。スモールフォワードの代表的な選手としてはレブロン・ジェームスが挙げられます。レブロン・ジェームスは少なくとも現代のバスケットボール界で最高のプレイヤーと言われています。NBAの歴代最多得点記録保持者でまだ現役のため今後もどんどんその数字は伸びていきます。キャリアを引退するころには誰も到達できない記録を作っているでしょう。

パワーフォワードとは?リバウンドという重要な役割を持つプレイヤー!!

NBAで言えばパワーフォワードはディム・ダンカンを挙げる人が多いです。しかし日本人であれば、漫画「スラムダンク」に出てくる桜木花道のイメージが強いでしょう。このポジションは「上手さ」よりも「強さ」が求められます。

パワーフォワードは基本的にゴール近辺でプレイします。特に重要な役割としてはリバウンドが挙げられます。味方や相手がシュートをして外れた時にそのボールを取る行為がリバウンドです。オフェンスであればもう一度攻撃するチャンスが作れますし、ディフェンスであれば相手の攻撃を終わらせることができます。スラムダンクに出てくる有名な言葉に「リバウンドを制する者はゲームを制す」という言葉があります。まさにこの言葉の通り、リバウンドの出来はゲームの勝敗に大きく影響します。パワーフォワードはその重要な役割を担うため、非常に重要なポジションになります。

センターとは?型にはまらないプレイをする巨人!!

センターは基本的にゴールに最も近い位置でプレイします。チームで最も背の高いプレイヤーがこのポジションに就くことが多いです。ゴールに近い位置でシュートを打つことになるため単純なシュート確率は高まりますが、ディフェンスからすると守りやすくなります。最も有名なセンタープレイヤーとしてはNBAのシャッキール・オニールがいます。身長は216cmもあり、現役時代はゴール下で圧倒的な支配力を誇りました。

前述の通りセンターはゴールに近い位置でプレイすることが一般的ですが、これはあくまでもそのような場合が多いというだけです。近年はスリーポイントシュートを打つセンタープレイヤーも存在します。代表的な例では二コラ・ヨキッチやジョエル・エンビードなどが挙げられます。二人ともNBAでMVPを獲得しているスター選手で、近年はスポーツベットでのNBAのMVP予想だとこの二人の名前は必ず上がっています。

日本代表では?誰がどのポジション?

近年は日本でも地上波でバスケットボールの試合を放送してくれることも出てきましたね。一昔前までは専門チャンネルでしか映してくれなかったので、バスケットボールの流行を肌で感じています。ここまで説明すると各ポジションのイメージは大体わかったと思いますが、近年の日本代表だと誰がどのポジションなのでしょうか?パリ五輪前時点の日本代表をまとめると以下になります。

ポイントガード:河村勇輝、富樫勇樹、テーブス海

シューティングガード:富永啓生、比江島慎

スモールフォワード:渡邊雄太、馬場雄大、吉井裕鷹、ジェイコブス晶

パワーフォワード:八村塁

センター:ジョシュ・ホーキンソン、渡邉飛勇

各選手のプレイ動画はもちろんYoutubeなどで見ることができます。ここで各ポジションのイメージと照らし合わせて視聴してみて下さい。それぞれの選手のイメージがつかみやすくなると思います。たとえば、シューディングガードの富永選手は本当にディープ・スリーのイメージが強いです。この選手のハイライト動画は3ポイントのシーンがほとんどで、どれも3ポイントラインからかなり離れたところからシュートを打っています。

バスケットボールの試合を楽しもう!!

バスケ観戦を楽しむなら、ここで説明したような内容だけ理解しておけば十分楽しめます。全く知らない人でも1試合見れば大体ルールは想像がつくと思います。チャージング、トラベリング、24秒バイオレーション、など細かい反則も確かに知っておいた方がよりわかりやすいとは思いますが、観戦を楽しむのが目的であれば知る必要はないでしょう。バスケットボールは今後日本でも確実に流行していくスポーツです。ただ見るだけでも面白いですし、ステークで勝敗予想をしながら楽しむのもいいですし、本当にハマったら実際にプレイしてみるのもおすすめです。日本だとバスケットゴールが設置されている公園はあんまりないとは思いますが、市民体育館などに行けば基本的にはバスケットボールのコートがあります。意外と近くにあったりするので探してみましょう。

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