認定NPO法人love.futbol Japanのプレスリリース
「POWER」は、
中古用具と手紙を通じて
サッカーを愛する大人と子どもを繋ぎ、
パワーを送るプロジェクトです。
第1回を6月15日(土)に東京の4BFC(千駄ヶ谷)で開催します!
自宅に保管している用具たちの出番です!
よろしければ、ぜひ当日ご参加ください!
注意点として、対象用具や点数など様々な条件がありますので必ずご確認ください。
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仕組み
協力店舗に一般の方からまだ使えるスパイク・トレシュ・ウェアなどを持ってきてもらい、その用具の思い出やエピソードと子どもたちへのメッセージを書いてもらった手紙も同封し、子どもたち家族しか見れないECサイト上に公開します。ECサイト上で子どもたちは好きな物を選びます。その後、寄付を原資に送料を負担し、ラブフットから用具と手紙セットを子どもたちへ郵送で届けます。
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背景
日本でサッカーの体験格差に対する活動をしていると、中古用具の活用についてよく相談があります。「まだ使えるスパイクやウェアあるけど、活動に使えない?」などなど。一方で、今年の調査で中古用具の寄贈についてニーズを聞いたところ、75%(197世帯)は「希望する」との回答がありました。
贈りたい人がいて、欲しい人もいて、双方が喜ぶ仕組みができるならやってみよう!と試験的に動いてみることにしました。
ただ、常時かつ大量には実務的に対応が難しいため、まずは実施日を決め、数量を限定して試験的に開始します。
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第1回の日時・会場
日時:6月15日(土)13時~17時
会場:4BFC @4bfc_tokyo
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-21-5 茶色いビル4B
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用具持ち込みの注意事項
・状態が良い、寄贈されて嬉しい、且つ使用可能な物のみお持ちください。
・受付で状態が悪いと判断した場合は、引き取りできないことご了承ください。
・いずれも持ち込み前に、きれいに手入れや洗濯をしてお持ちください。
・多くの方に参加いただきたいため、持ち込みは1世帯あたり2点まででお願いします
・用具ごとに条件があります。必ず各用具の詳細をご確認ください。
・合計で50~60点集まり次第、受付を終了します。
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対象用具
シューズ系とウェア系のみ。
【シューズ系】
対象:スパイク(HG、MG)、トレシュ
サイズ:19cm~27.5cm(小中学生サイズのニーズが高いです!)
ブランド:フットボールブランドなら不問。ただし、偽ブランドは絶対NGです。
お願い:穴あき、紐が切れている、ポイントが削れすぎ、濡れている物はNGです
【ウェア系】
対象:ユニフォーム(半袖、長袖)、パンツ(ショート、ロング)、アウター
サイズ:子ども130cm~大人XL((小中学生サイズのニーズが高いです!)
ブランド:フットボールブランドなら不問。ただし、偽ブランドは絶対NGです。
お願い:Jリーグ、WEリーグ、海外クラブのウェアは対象ですが、学校名や地元クラブ・スクール名が入っているウェアは受け取れません。
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QA
Q. 郵送は可能ですか?
A. 今回は郵送は受け付けていません。持ち込みのみ可能です。
Q. サッカーボールは対象ですか?
A. 今回は対象外です。その他、対象用具に記載されていない物はいずれも対象外です。
Q. 用具は旧モデルでも可能ですか?
A. 年代は問いませんが、状態が良い、寄贈されて嬉しい、且つ使用可能な物のみ対象です。
Q. 購入したけれどサイズが合わないような、新中古品は対象ですか?
A. 対象です。
Q. 子どもたちにはいつ届きますか?
A. 初回で数が集まれば、7月・8月頃にECサイト上で公開し、その後、郵送で届けます。初回で集まらない場合は、再度開催し必要数を集めます。
Q. 子どもたちは用具を受け取るのに費用が発生しますか?
A. 発生しません。寄付を原資に郵送費用を負担するので、子どもたちは無料で受け取れます。
Q. 次回はいつ予定していますか?
A. 未定です。
<活動について>
love.fútbol Japanは、2021年より日本で、経済的な貧困や社会格差を理由に、サッカーをしたくても諦めている、続けることが困難な子どもたちを対象とする活動「子どもサッカー新学期応援事業」を富樫敬真選手(サガン鳥栖)、小林悠選手、家長昭博選手(川崎フロンターレ)、山本摩也選手(INAC神戸)、宮澤ひなた選手(マンチェスターユナイテッドWFC)などサッカー選手22名とともに取り組んでいます。サッカーの費用に使える奨励金5万円の給付、用具寄贈、孤独に対する心の繋がりを育てるサッカー選手との交流を提供し、これまで4年間で1800万円以上の奨励金を給付し、42都道府県子どもたち約1,600人に応援を届けてきました。
▷2023年度 日本での活動実績はこちら
https://www.lovefutbol-japan.org/posts/45669146
<経済的な貧困等によるサッカーの機会格差の現状について>
弊会に支援を求める子ども人数は、コロナ禍や物価高も影響し、この3年間で4倍に増加し、今年初めて400人を超えました。現状、子どもたちを取り巻く課題は、経済面、相談環境、社会の理解の課題などが挙げられます。受益世帯のうち60%が世帯年収が200万円以下、38%が子どもがサッカーをするために借入をしたことがあると回答するなど深刻な状況が確認されています。一方で必要とされる支援においては、約70%の世帯がシューズ、約60%の世帯がウェアの支援を希望しているなど、用具寄贈のニーズの高さもまた確認されています。
一般的に、スポーツは贅沢や趣味として見られやすいため、子どもの機会格差問題においてスポーツの支援は、教育や食等の生活インフラの支援に比べて優先度が下がる傾向にあります。そのため、当事者は困っていても声を上げづらい状況が続いており、社会のなかで子どもに対するスポーツ機会の「理解」を高める必要性があります。
支援を求める規模は拡大しさまざまな課題が顕在化する一方で、日本サッカー界に支援体制は十分に整っていません。子どもたちを支える環境づくりに向けた仲間と対応が今まさに必要とされています。
<団体概要>
love.fútbol Japanは、日本とアジアで、経済的な貧困や社会格差によって安全にサッカーをしたくてもできない子どもたちの「環境」を変える活動に取り組むNPO法人です。地域課題の解消と子どもたちが誰でも遊べる居場所を共創する「コミュニティ型のスポーツグラウンドづくり」や、日本で「子どもサッカー新学期応援事業」、サッカー選手たちが年俸の1%を寄付して子どもたちを支援するプラットフォーム「1% FOOTBALL CLUB」の運営をおこなっています。
団体名:認定NPO法人love.futbol Japan
設立:2018年1月12日
代表理事:加藤遼也
公式HP :https://www.lovefutbol-japan.org/
1% FOOTBALL CLUB :https://onepercentfc.com/
【問い合わせ先】
love.fútbol Japan 広報部
MAIL: team@lovefutbol-japan.org