中南米・カリブ野球専門チャンネルOne Baseball Networkとパートナーシップ契約締結
パシフィックリーグマーケティング株式会社のプレスリリース
パ・リーグ6球団(北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークス)とパシフィックリーグマーケティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:新井 仁)は、中南米・カリブ野球専門チャンネルOne Baseball Network(VC Sports, LLC社, 所在地:米国フロリダ州)と中南米・カリブ国内における2024年のパ・リーグ主催試合放映・配信パートナーシップ契約に合意し、パ・リーグ6球団にとって初となる中南米・カリブ地域での主催試合の放映・配信が開始予定であることをご案内いたします。
契約締結の背景、概要
パシフィックリーグマーケティングは「プロ野球の新しいファンを増やす」というミッションを掲げ、パ・リーグ6球団とともに常に新しいファン市場拡大を目指しています。現在は台湾とアメリカ、カナダでパ・リーグ主催試合を放映・配信しており、過去には韓国での試合配信やスペイン語圏に向けてのスペイン語記事配信など、常に更なる世界進出の機会を探してきました。そのような背景の中、今回ご縁があり中南米・カリブ野球専門チャンネルOne Baseball Network(VC Sports, LLC社, 所在地:米国フロリダ州)とパートナーシップ契約を結び、中南米・カリブ(約40の国と地域)で初めてパ・リーグ主催試合の放映・配信(最大視聴世帯数約500万世帯)を実現することとなりました。
パ・リーグ6球団とパシフィクリーグマーケティングは、今回の放映・配信が、日本のプロ野球、パ・リーグを知らない中南米・カリブ地域の野球ファンのみなさまに新たに知っていただく機会としたいほか、中南米・カリブ地域でプレーする野球選手に対してもパ・リーグについて知っていただき、将来的にプレーするきっかけになればと考えています。
▼契約概要
・契約期間 :2024年6月-2024年11月(予定)
・放送対象試合 :パ・リーグ主催の公式戦3~5試合/週(ライブ/ディレイ)
・放送チャンネル:One Baseball Network
・配信プラットフォーム:ケーブルTV、デジタル
・地域 :中南米・カリブ(約40の国と地域)
– カリブ諸島
アンギラ, アンティグア・バーブーダ, アルバ, バハマ国, バルバドス, ボネール, イギリス領バージン諸島, ケイマン諸島, キュラソー, ドミニカ, ドミニカ共和国, グレナダ, グアドループ, ハイチ共和国, ジャマイカ, マルティニーク, モントセラト, サバ, サン・バルテルミー, セントクリストファー・ネービス, セントルシア, セント・マーチン, セントビンセント・グレナディーン, シント・ユースタティウス, トリニダード・トバゴ共和国 ,タークス・カイコス諸島
– 中央アメリカ
ベリーズ, コスタリカ共和国, エルサルバドル共和国, グアテマラ共和国 ,ホンジュラス共和国, ニカラグア共和国、パナマ共和国
– 南アメリカ
アルゼンチン共和国, ボリビア多民族国, チリ共和国, コロンビア共和国, エクアドル共和国, フォークランド諸島, フランス領ギアナ, ガイアナ共和国, パラグアイ共和国, ペルー共和国, スリナム共和国, ウルグアイ東方共和国,ベネズエラ・ボリバル共和国
グスタボ・ゴメス(VC Sports社長)コメント
私たちは、卓越した技術、献身、スポーツマンシップで世界中のファンを魅了してきた日本野球の伝統と卓越性に深く敬意を持っています。日本の野球は、卓越性と革新性への深い献身を反映し、スポーツの最高基準を定めています。同様に、ラテンアメリカでも野球は豊かで熱狂的な歴史を享受しています。日本と同様、野球は文化的に深く根付いており、象徴的な選手や忘れられない瞬間の数々を生み出してきました。ラテンアメリカの野球の情熱、才能、精神は、野球界の世界的な発展に大きく貢献し、多様性と才能の源泉となっています。この度、パシフィック・リーグの試合をラテンアメリカで放送できるのは、このような野球への共通の評価と情熱があるからと考えています。パシフィック・リーグのダイナミックで質の高い試合を伝えることで、ラテンアメリカの視聴者に日本の野球の素晴らしさを紹介し、野球に対する共通の愛情を通じて、より深いつながりと文化交流を育むことを目指します。
新井 仁(パシフィックリーグマーケティング株式会社 代表取締役CEO)コメント
今回初めて中南米・カリブ地域でパ・リーグの主催試合が放映・配信されることになりました。躍進中の中南米・カリブ野球専門チャンネルであるOne Baseball Networkとパートナーシップ契約を合意できたことを大変嬉しく思います。One Baseball Networkでの放送が、中南米・カリブの約40の国と地域の皆さまに日本のプロ野球を知っていただき、パ・リーグの試合をお楽しみいただくきっかけとなることを願っています。私たちは「プロ野球の新しいファンを増やす」というミッションを遂行するため、今回のOne Baseball Networkとの取り組みのように、今後も国内外問わず様々なチャレンジを続けてまいります。
パ・リーグで活躍する中南米・カリブ地域出身選手からのコメント
グレゴリー・ポランコ選手
(千葉ロッテマリーンズ/出身:ドミニカ共和国)
ドミニカの知り合いや友達が「日本の野球を観たい!どうやったら観れるんだ?」と聞かれていたので、こうやって中南米で試合中継をしてくれることをすごく嬉しく思っていますし、感謝しています。僕もみんなに良いプレーをみせれるように頑張るよ!
C.C.メルセデス投手
(千葉ロッテマリーンズ/出身:ドミニカ共和国)
試合中継されることについて、とても嬉しく思いますし、僕が生まれ育った地域で日本の野球の試合が観られるようになるということは彼らにとって楽しみの1つになると思いますし、僕も彼らが楽しんでくれたら嬉しいですね。
アルバート・アブレイユ投手
(埼玉西武ライオンズ/出身:ドミニカ共和国)
約40の中南米・カリブの国と地域で、パ・リーグの試合が放映されるときいて、とても嬉しいです。ドミニカにいる家族や親戚に、日本での活躍を届けることができるように、頑張ります。
アンダーソン・エスピノーザ投手
(オリックス・バファローズ/出身:ベネズエラ)
中南米、カリブの方々に日本のプロ野球を観ていただくことはとても楽しみです。パ・リーグには中南米、カリブ出身選手が多くいるので、私達の活躍、日本のファンの皆様が創り出す球場の雰囲気の素晴らしさが現地に伝わればよいなと思います。