「北海道ボールパークFビレッジ」プロジェクトが 第16回日本マーケティング大賞でグランプリを受賞

電通のプレスリリース

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑)が2019年より参画している「北海道ボールパークFビレッジ」プロジェクトが、このたび、公益社団法人日本マーケティング協会主催「第16回 日本マーケティング大賞」において、最高賞となるグランプリを受賞しました。本プロジェクトにおける、スポーツを核としたまちづくりの在り方を従来の常識を超えた規模で具現化し成果を出している点や、日本各地で今後予定されているスタジアム・アリーナ構想の成功モデルとなった点などが、高く評価されました。

 
<プロジェクト概要>
 「北海道ボールパークFビレッジ」プロジェクトは、北海道日本ハムファイターズの新球場誕生と同時に、周辺エリアの都市開発も行うなど、“球場を中心としたまちづくり”を実現したプロジェクトです。当社と株式会社北海道日本ハムファイターズ(本社:北海道北広島市、代表取締役社長:小村 勝)、日本ハム株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:井川 伸久)、一般財団法人民間都市開発推進機構が設立した合弁会社、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント(本社:北海道北広島市、代表取締役社長:小村 勝)が企画・運営しています。

 ボールパークとは、球場を中心にその周辺に併設されるホテルやレストラン、エンターテインメント施設などの空間一帯を指し、米メジャーリーグの球場に多く見られる概念です。野球ファンだけでなく、野球に興味がない人も楽しめるのが特徴で、人口減少や地方の過疎化が深刻になる中、スポーツの力を活用して街の活性化や教育・健康などの課題にもアプローチすることが可能となります。
 
 パートナーである当社は、Sports Business UnitおよびFuture Creative Centerが中心となってプロジェクトチームを組成。今回のまちづくりプロジェクトのビジョン設計、ビジョンを具体的に可視化したFuture Vision Bookの企画・制作、エリア内の体験設計・施設構想、ロゴの開発、新卒・中途採用広報・選考、まちのシンボルキャラクター「くまの子 えふたん」の開発、ローンチコミュニケーションの統合プランニング・制作など、さまざまな領域で本プロジェクトをサポートし、当社が標榜する「Integrated Growth Partner」を体現する先進的な事例となりました。
 


 


 


https://youtu.be/PuiRqGAx390?si=qPQeP9cvxPbhp0CP
 
 2023年3月の開業以降、「北海道ボールパークFビレッジ」は野球の試合開催日に加え、試合がない日もさまざまな方が来場し、年間総来場者数は346万人を超えました。開業2年目も新店舗や新エリアのオープンに加え、メディカルモールやシニアレジデンスの開業、2028年度の新駅開業時には大学キャンパスの開校なども決定しています。“世界がまだ見ぬボールパーク”として、スポーツを核とした新たな姿を目指していきます。
 
 当社は今後も、クリエイティビティというコアバリューを生かしながら、地域や企業、社会の未来創造に貢献していきます。
 
<「Future Creative Center」について> 
 Future Creative Centerは「未来価値クリエイティブ集団」を標榜し、総勢90名以上のクリエイターとプロデューサーから成る電通社内横断組織です。まだ解のない問いに立ち向かうこと、そこでクリエイティビティの可能性を示すことをミッションとし、建築やまちづくりのプロジェクトにおいて事例を増やしつつあります。未来のビジョンを描きながら、空間や建築をつくり、ブランドをつくり、長期的なビジネスまでをも描くことで、まちづくりプロジェクトそのものをアップデートしていきます。
https://dentsu-ho.com/booklets/428

 
<「日本マーケティング大賞」について>
 「日本マーケティング大賞」は、厳しい経済環境の中でも、企業・自治体・団体等の組織における新しいマーケティングやコミュニケーションの手法、もしくはビジネスモデルの開発を積極的に促すことで、消費者の生活の向上と経済・社会の活性化に資する活動を奨励し、マーケティングのプレステージを高めることを目的として2007年に発表、第1回は2009年より実施されました。16回目となる本年は、日本の市場が成熟化する中で、成長につながる創意工夫が凝らされたプロジェクトが多くエントリー、厳選な審査の中から上記が選出されました。
 
以上
 
 
 

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