株式会社FOVEのプレスリリース
VR+視線追跡技術を活用した眼球運動の数値化により選手の怪我からの復帰をサポート
花園近鉄ライナーズ/三菱重工相模原ダイナボアーズ
スポーツの中でも特に激しいボディコンタクトがあるラグビー競技において、選手が頭部外傷を受けた際に影響が出るといわれる眼球の動きに対して、FOVEのVRヘッドセットが持つ高精度な視線追跡技術および『NeuroFlex』スクリーニングアプリが精緻に数値化することで、怪我からの回復期における復帰タイミングをより正確に判断したいと考えるチームスタッフをサポートし、選手一人ひとりの安全安心にテクノロジーの力で貢献していきます。
◆頭部外傷スクリーニング評価ツール『NeuroFlex』について:
NeuroFlex(使用イメージ)
カナダと豪州を拠点とするスタートアップ企業「NeuroFlex」社が開発するVRを活用した頭部外傷スクリーニング評価アプリケーション。カナダMcGill大学名誉教授であり、同社創業者でもあるDr. Mimi Galiannaの30年以上に亘る眼球運動に関する研究を元に同アプリケーションは開発され、FOVEの提供する視線追跡技術搭載のVRヘッドセットと共にパッケージとして、スポーツ競技者の安全を守る観点で世界各国のスポーツチームやリーグ、大会運営等で広く提供されている。
NeuroFlex公式ウェブサイト: https://www.neuroflex.io/
◆花園近鉄ライナーズ メディカルチーフトレーナー 石黒 正高氏からのコメント:
「昨今、脳震盪はスポーツ業界においてとても大きく、重要な問題になっています。現代のラグビーは以前にも増して大きく、強く、速い選手達が体をぶつけ合っています。万が一選手が受傷してしまった際、メディカルとして正確に評価をし脳震盪を見逃さないだけではなく、復帰に向けてガイドラインを参考とした道筋を正しく作る事が重要だと考えています。現状のH I Aシステム、S C R M アプリ、S C A T 5~6に加え、NeuroFlexを実施する事により脳震盪による目の症状をいち早く発見する事が出来ます。段階的復帰プランに合わせリハビリや評価の材料として使うことが出来ています。選手達が安全に競技復帰出来るよう、スポーツの現場で活躍しています」
◆三菱重工相模原ダイナボアーズ ヘッドメディカル 下農 裕久氏からのコメント:
「スポーツ関連脳振盪(SRC)の対応において難しさを感じることは、評価が選手の主観・訴えに頼ることが多いことです。しかし、NeuroFlexは評価者に特別なスキルがなくても、短時間かつ正確にSRC受傷選手に対して客観的評価やリハビリテーションを実施できるので、現場でSRC対応をする上で非常に助かっています。SRC受傷選手の段階的競技復帰プログラムを、選手自身もメディカルスタッフも自信を持って対応することができるので、NeuroFlexの存在をとても心強く思っています」
◆花園近鉄ライナーズについて
花園近鉄ライナーズは、1929年に創部した日本有数の歴史と実績を持つラグビーチームです。数々のタイトルを獲得し、幾重にも歴史を重ね、2022年1月よりラグビー新リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に参戦。
◆三菱重工相模原ダイナボアーズについて
神奈川県・相模原市をホームタウンとし、ラグビーの日本最高峰リーグであるジャパンラグビー リーグワンで戦う、日本ラグビー界におけるトップチームの一つです。ラグビー界でも特に地域密着への強みを持ち、スポーツの力を地域へ還元し社会的価値を高める活動を継続しています。
◆株式会社FOVEについて
所在地 : 東京都港区北青山2丁目7-26 Landwork青山ビル 518
設立 : 2014年5月
代表取締役社長兼CEO: 唐木 信太郎
事業内容 : VRヘッドセット及び視線追跡技術を利用した医療機器・
ヘルスケア機器開発
: VRヘッドセット及び関連ソフトウェアの販売
: VRヘッドセット開発及び視線追跡技術活用に関する
コンサルティング及び技術ライセンスの提供
URL : https://fove-inc.com