~コースにはない楽しさで健康志向のエンタメ提案も~
株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインのプレスリリース
2023年は全国的に屋外ゴルフ練習場の光景が急速に変わった一年でした。変化を推進したのは、画像解析技術やAIの進展により高度化した打球追跡システムの普及です。ゴルフ練習場と言えば、これまでは自分の感覚やコーチの助言に従って黙々とボールを打つ場所でしたが、自分が打った弾道や飛距離、ボールスピードなどのデータを打席に設置されたモニターで正確に確認できる練習場が増えたため、ゴルファーは合理的に課題を解消できるようになっています。
半信半疑のことも多かった工夫の成果や上達の手応えが1打ごとに可視化されることで、練習するゴルファーの眉間からはしわが消え、より効率的で楽しい時間を過ごせるようになっています。
またこうしたシステムでは、計測した打球追跡データをモニター画面上に精細なアニメーショングラフィック表現で再現するため、練習場でボールを打つことそのものにエンターテインメント性やゲーム性の演出を採り入れることも可能になっています。世界的に著名なコースをバーチャルラウンドして、同じシステムを使っている世界中のゴルファーとスコアを競い合ったり、1つの打席で仲間と射的や魚釣りに見立てたゲームで遊ぶなど、これまでの練習場では実現不可能だった楽しみ方をソフトウェア上で実現しています。
コースでのプレーに向けて黙々と練習にいそしむ従来の活用法を大きくアップデートするだけでなく、友達同士や家族で余暇を楽しめる場所としての提案も可能になるため、大型施設を中心に全国でこうした最新テクノロジーの採用が相次ぎ、ゴルフ場よりも距離の近い健康的なスポーツエンタメ施設としての可能性を模索する練習場経営者も出てきています。
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(以下GDO)の調べでは、全国の屋外ゴルフ練習場の打席数はおよそ10万打席ですが、2023年には弾道計測モニター付きの打席数が1万1000打席を超え、ついに10%を上回りました。
このうちGDOが国内導入を進めるToptracer Range(トップトレーサー・レンジ)は12月20日現在で、導入数が9347打席に達しました。屋外練習場の数で言うと、国内約2320施設のうち、117施設で導入されています。トップトレーサー・レンジの導入施設数は2024年中に150カ所に達する予定です。
GDOは、コースでのプレーを必ずしも前提としない、その場で“遊ぶ”ためにゴルフ練習場に行く“オフ・コース・ゴルファー”の増加を見込み、全体としてのゴルフ市場拡大に向け、さらなる改革を進めていきます。
トップトレーサー・レンジの詳細については https://www.golfdigest.co.jp/ttr/ をご覧ください。
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)
株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインは「多様性を認め合い、人生を楽しむことができる寛容な社会を目指す」ことを理念として掲げ、ゴルフのワンストップ・サービス(見る・買う・行く・楽しむ)を提供するゴルフ専門ポータルサイト「GDO」を2000年より展開しています。
近年はゴルフにデータ/テクノロジーを融合した打球追跡システム「トップトレーサー・レンジ」やゴルフレッスン・スタジオ「GOLFTEC」の運営、「スピードゴルフ」「スノーゴルフ」などゴルフの多様性を追求するイベントなどを展開し、ゴルフを通じて豊かで「あそび」のある生活を提供しています。
本社所在地:東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア8階
URL:https://www.golfdigest.co.jp
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン 金丸
TEL: 03-5656-2864 Email: pr@gdo.co.jp