元バレーボール全日本代表 木村沙織氏登壇「AI技術を活用したスポーツ映像の自動撮影・ライブ配信サービスについての事業戦略発表会」【NTTSportict記者発表会レポート】

11月29日大阪QUINT BRIDGE、オンラインのハイブリット形式にて開催

株式会社NTTSportictのプレスリリース

左から、NTTSportict代表取締役社長 中村正敏、木村沙織氏、スポーツコミッション大館 田村哲也氏

 株式会社NTTSportict(⼤阪市都島区 代表取締役社⻑ 中村正敏、以下 NTTSportict )は、 2023年11月29日(水)13時より大阪QUINTBRIDGEにて、メディアの皆様に向けた「AI技術を活用したスポーツ映像の自動撮影・ライブ配信サービスについての事業戦略発表会」を開催いたしました。

 発表会では、NTTSportictの提供するAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」をはじめとする各種サービスのご紹介のほか、今後展開を予定している「スポーツDXにおける地域活性化」と題した自治体に向けた新たな事業戦略と導入事例についてご説明。

 また、スペシャルゲストとして元バレーボール全日本代表の木村沙織氏をお迎えし、コスト面などからこれまで映像化の難しかったアマチュアスポーツ、地域スポーツの映像化についての様々なご意見をいただいたほか、全国のスポーツを頑張る皆さんへのメッセージなどを頂戴しました。

 当日、会場ではAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」の展示も行いました。

NTTSportict代表取締役社長中村正敏による事業紹介

発表会ではまず始めに、代表取締役社長の中村が登壇。

主に3つの要旨で話を展開。

1、私たちの着眼点

まずは、私たちのミッション(パーパス)をご紹介しました。

ミッションを述べるNTTSportict代表の中村正敏

「あなたの頑張る姿を、あなたの誰かに届ける」

「アマチュアスポーツに注目した背景として、日本には配信されていないスポーツが数多く残っている。小学校〜大学のスポーツ、セミプロ・アマチュアスポーツ、映像化されていないプロスポーツなど。アマチュアスポーツはサッカー、バスケットボール、バレーボール、野球など主要スポーツのみでも裾野が広い。アマチュアスポーツが注目されている背景として新型コロナ、少子高齢化、運動不足が挙がる。今、アマチュアスポーツが社会課題を解決する鍵として注目されている」と述べました。

また、実現したい未来として
「100万人が見る試合を1試合放送ではなく、100人が見る試合を1万試合配信」
を掲げました。

現在、多い月で月に800試合を配信しているNTTSportict。あと約12倍の配信数を目標に掲げ邁進して参ります。

2、AIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」について

続いて、NTTSportictの展開するサービスの中心となるAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」についての説明をさせていただきました。

ステージには今年6月にローンチになったばかりの「STADIUM TUBE」最新モデルとなる「S3」を展示

「地域スポーツはエンゲージメントが高く、本来スポーツは男性が多いが、対象が親御さんなので男女比は半々。通常ECサイトや企業のランディングページの直帰率は50%〜65%が通常と言われる中で地域スポーツの配信ページは24.9%。つまり約75%が最後まで映像を見ているということ。コロナ禍では子供の最後の試合を見られると感謝された。こういうことが我々の事業の意義やモチベーションになっている」
と「STADIUM TUBE」に懸ける想いについて語りました。

3、導入事例についてのご紹介

・事例①レアル・マドリード・ファンデーションフットボールスクール東京晴海校

練習中でもすぐに映像を使いながらレクチャーをしている様子をご紹介しました。
・事例②群馬クレインサンダーズ

コーチングに利用していただいている様子をご紹介しました。

撮影した映像をすぐにライブコーディングして選手にフィードバックする形で活用していただいています。

・事例③代理店である伊藤忠ケーブルシステム様、地方ケーブルテレビ局と連携

コンテンツ充実のため、ローカル5Gを使い、AIカメラ(DoublePlay)で自動撮影した野球映像を配信。伊藤忠ケーブルシステム様は、5年で50球場への展開を目標に取り組んでいくことを掲げられています。
・事例④朝日新聞「LiveA!」との取り組み

可搬式の「STADIUM TUBE」を導入していただき、大会映像配信を行っている事例をご紹介。朝日新聞WEB会員拡大を狙い、神奈川のバスケ協会と提携して小学校バスケの大会から始め、小・中・高と拡大し他県の試合まで撮影の幅が広がっています。
・事例⑤島根県奥出雲町での「ICT x スポーツ」の取り組み

ホッケーが盛んな地域である奥出雲町に「 STADIUM TUBE」を設置することで、大会、スポーツ合宿の誘致はもちろん、DMMとコラボしシティープロモーションを行うことで地域活性化を図っていきます。
・事例⑥秋田県大館市との取り組み

スポーツコミッションや地方創生推進交付金を活用し、ニプロハチ公ドームやタクミアリーナにAIカメラを設置。完全無人でライブ配信を行い、AIカメラの導入により付加価値をつけることで今後は大会や合宿の誘致をめざしていきます。

「STADIUM TUBE」で撮影されたスポーツ映像もご紹介

STADIUM TUBE」を導入することで、チームにとっては技術力の向上やファンとの繋がりが生まれ、住民にとっては小規模大会のオンライン配信や今後地域移行される部活動の視える化によってスポーツにより親しむことができ、また自治体にとっては施設の利用率・利用収入向上、大会や合宿の誘致拡大、また試合映像を活用することによって収益化を図り、人流・地域経済の活性化も期待できる点など様々なメリットがあることをお話ししました。

そして中村は最後に

「地域スポーツは大きな可能性を秘めているが地域の中では活用しきれていない。

地域スポーツが愛され、住民の誇りとなっていく世界の仕掛けを作りたい」

と語りプレゼンテーションを終了しました。

秋田県大館市 スポーツコミッション大館・田村哲也氏ご登壇

左:大館市田村氏 右:NTTSportict川崎

この日は「STADIUM TUBE」を導入していただいている大館市のスポーツコミッション大館事務局次長の田村哲也氏をお招きしました。

大館市の担当であるNTTSportictビジネス開発部の川崎も一緒に登壇。

ニプロハチ公ドームに設置した完全無人野球中継システム「STADIUM TUBE DoublePlay」についてや、タクミアリーナに設置しバスケットボールやバレーボールなどを撮影をしている「STADIUM TUBE S1」についてご紹介をされました。
また、地元企業による応援広告や県内3位のふるさと納税で部活動の地域移行へのサポートをすることで地域活性化を促進。

そしてスポーツ施設・体育館デジタル化の更なるメリットとして、SpoLiveと連携し新たなコミュニティPFを作る取り組みを紹介していただきました。

元バレーボール全日本代表 木村沙織氏ご登壇

今回の記者発表会では、スペシャルゲストとして元バレーボール全日本代表の木村沙織さんにご登壇いただきました。ステージ上に設置していた「STADIUM TUBE S3」に興味を持っていただき、多くのコメントを頂戴いたしました。

「STADIUM TUBE」の最新モデルS3についてコメントする木村沙織さん

「STADIUM TUBE」の映像を見せていただいたら、画質がとても綺麗だったので凄く大きいカメラだと思っていたんですが、思ったより小さくてびっくりしました。」

「私の頃は父や母がホームビデオで撮っていたのですがすでにその映像は残っていないし見ることができません。でもこのSTADIUM TUBEがあれば全て解決できますよね。」

「代表の時は色々な所にカメラが設置されていて何秒後かに流れることになっているので、スパイク練習をした後にすぐに自分のフォームをチェックできるようになっていたのですが、チームでの練習の時にもこのようなカメラがあれば便利だなあと思っていました。すぐに映像が見られたり、地区予選から色々な試合を追えるのはいいなあと。」

「自分の小さい頃の映像はビデオなので確認できないが、こうやってストックされるといつでも確認できるので羨ましい。海外だと色々なスポーツが見られるチャンネルがあるんですが日本はないので、まさにこれはそんなイメージですね。」
などのお言葉をいただきました。

「目が二つあって、生きてるみたい」と興味津々のご様子

可搬式のAIカメラ「STADIUMTUBE Air」で撮影された全日本バレーボール小学生大会の地区予選の映像を紹介

これは、長崎大会の決勝を長崎国際テレビ様とご一緒にで撮影配信をしていたものです。

木村さんにも実際にこの可搬式AIカメラを手に取っていただきました。

スポーツを頑張る皆さんへ、木村沙織さんからのメッセージ

「目標をもって仲間と楽しもう!!」

そして最後に、プロ、アマチュア、学生などスポーツを頑張る全ての皆さんへ、素敵なメッセージをいただきました。

「どんな小さなことでもいいので、目標を持って取り組むことが大事」という木村さん。

スポーツに限らず、全てのことに通じる言葉ですね。

「STADIUM TUBE S3」と共に笑顔でフォトセッションに参加する木村沙織氏

生後9か月の男の子の母でもある木村さんは、

「全国大会進出チームだけでなく、いろいろなチームの選手たちの映像を見ることができるのがいいですね。まるで映像の図書館のようで素晴らしいです。これが歴史の積み上げになり、成長しても過去を振り返ることができる。息子が将来スポーツを始めたら、いろいろな試合会場にAIカメラを設置してもらって映像を見てみたいです」とコメントをされました。

木村沙織さん、本当に有り難うございました!

AIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」展示ブースも

「STADIUM TUBE」展示ブース

会場内には「STADIUM TUBE」を展示。

会場にお越しいただいたメディアの皆様やお客様にAIカメラの実機をご覧いただきながらご説明しました。

今回の記者発表の模様は、テレビ局様、新聞社様、スポーツ系メディア様など大変多くのメディアに取り上げていただきました。

株式会社NTTSportict(NTTスポルティクト)

所在地:⼤阪府⼤阪市都島区東野⽥町4丁⽬15番82号NTT⻄⽇本 QUINT BRIDGE3階
代表者:中村正敏
設⽴:2020年4⽉1⽇
URL:https://nttsportict.co.jp 
会社紹介動画:https://youtu.be/XfGcp9Plqvo

事業概要
・AIカメラを活⽤したアマチュアスポーツ等による映像ライセンス獲得及び映像配信事業 
・広告・放映権・動画コンテンツの制作、販売 
・上記に付帯または関連する⼀切の事業 等

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