ゲレンデ内コースでトップ選手から一般ライダーまで楽しめる
FWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内)のプレスリリース
■「ZONE FWT 」とは
近年、海外では主流であったバックカントリーの流行により、スキー場管理区域外の滑走について、日本でもより多くのスキーヤーとスノーボーダーがスキー場管理区域外に立ち入る姿が見られてきました。海外のスキーリゾートは標高2,000mを超える山岳地帯に建設されることが多いため、広大なスキーリゾート内に規制ロープなどを設置せずに自由に山全体を滑走し楽しむことができます。しかし、日本のスキーリゾートは標高1,000mに近い山林地帯を伐採し建設したスキー場が多く、丁寧にロープで規制し、コース上のみの滑走を現代まで推奨してきました。そのため、コース規制し、圧雪し、安全確認がされたスキー場のみ滑走しか、経験のないスキーヤーがスキー場管理区域外に立ち入り、遭難や雪崩などの事故が目立ち、ネガティブな行為として受け取られていると思います。
FWT JAPANは大会開催時に選手に向けて雪崩が起きた際のレスキュー活動を学べるセーフティワークショップなどを開催し、安全啓蒙活動を続けておりますが、大会に参加しない一般の方々にも安全啓蒙を行っていきたいと考えています。
FWTはスキー場管理区域外で行うイベントですが、ZONE FWTでは全てスキー場管理区域内のみ選出をしています。各スキーリゾート内の非圧雪であり、斜度も大きく、自然地形を滑走できるコースをZONE FWTとして認定いたしました。バックカントリーはすべてが自己責任であり、リスク管理が重要。滑走時の事故を起こさないことが前提です。事故を防ぐには、スキーリゾートというリフトで何度も回せる環境で滑走スキルを向上させることが、事故を防ぐ道の一つではないかと考えます。今回認定したZONE FWTのコースを難なく滑ることができる方は、大会にもエントリーできる方であり、フリーライドという自然地形を自分らしく滑走できる方だと思います。
今後は各スキー場のZONE FWTにて安全啓蒙のイベントなども開催し、フリーライドの普及を続けていきたいと考えています。
■全国10箇所のゲレンデと認定コース一覧
北海道
・カムイスキーリンクス(旭川市)コース名:ディープパウダーコース
旭川の極上パウダーの中、オープンバーンとツリーランを一本で楽しめる希少なコース設計。FREERIDEには非常に好条件であり、ぜひ訪れて欲しい。
・キロロスノーワールド(余市郡)コース名:Asari Course 2-C
ゴンドラ山頂と朝里第二リフト山頂からアクセスができる、キロロ最大の急斜面コース。
ラックアウトした斜面をFREERIDEの技術を駆使して滑りこなそう。
岩手県
・夏油高原スキー場(北上市)コース名:RABBIT
飛び込むようなDrop inから細い沢に吸い込まれていくため、高い対応力が求められる。大会開催は兎森山山頂にスタートゲートを設置することを想定している。
宮城県
・マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわ(刈田郡)コース名:あとみBコース
旧シングルリフトの線架下エリアで、地形起伏に富んだコース。第3リフトから多少のハイクが必要。
滑るラインをイメージしながらドロップポイントへと向かおう。
新潟県
・舞子スノーリゾート(南魚沼市)コース名:チャンピオンコース
例年FWT Qualifier 1*を実施している斜面であり、デビューに好条件。
FREERIDE未体験の方はぜひここからチャレンジしよう。
・湯沢中里スノーリゾート(南魚沼郡)コース名:チャレンジバーン
ボトムからの見通しがよく、滑り切った後に自分がどのラインを通ったのかが分かりやすいオープンなバーン。
今季よりナチュラルヒットアイテムが登場し、チャレンジ精神をくすぐられる。
・ロッテアライリゾート(妙高市)コース名:マムシ
FWT Qualifier3*開催地をリフトで回せるという、他に例のない環境。
マップ上では小さなコースに見えるが、足を運ぶと想像以上に大きなフェイスが待っている。
長野県
・御嶽スキー場(木曽郡)コース名:チャンピオンゲレンデCコース
10年ぶりに復活した旧ゲレンデ。BCデビューを考える方におすすめ。
現在はリフトが稼働していないがバスでの送迎があり、その高待遇はコンペティターの気分に。
兵庫県
・ハチ・ハチ北スキー場(美方郡)コース名:FWT ZONE NATURE
ゲレンデ規模は関西最大級。雪面コンディションが著しく変化することを予測した上でドロップする場所を選ぶ必要があるが、それもFREERIDEの醍醐味。
広島県
・恐羅漢スノーパーク(山県郡)コース名:砥石郷コース
山陽の中でも特に自然降雪に恵まれ、山の規模感もFREERIDEを楽しむには文句なし。
コースの途中からは片斜面でのトラバースを意識してコースバックしよう。
※コースマップには下記のロゴが配置、コース上にはバナーが設置されております。
スキー場のルールを守って滑走ください。
■国内大会スケジュール
国内では4会場でFWT QUALIFIER、内2会場ではFWT JUNIORの開催が決定。計6大会を開催いたします。HAKUBA VALLEY(⻑野県白馬村)、LOTTE ARAI RESORT(新潟県妙高市)、舞子スノーリゾート(新潟県南魚沼市)の3会場に加え、新たに湯沢中里スノーリゾート(新潟県南魚沼郡) が加わり、4会場で大会が行われます。今年も、FWTとの入れ替え戦となるCALLENGERへの参戦を目指す、多くの日本人ライダーの活躍に期待が高まります。さらに、バックカントリーエリアで開催されるHAKUBA VALLEY(⻑野県白馬村)大会は世界でも数少ない4*の大会となり、白熱した戦いが世界から注目されています。
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⼤会名:2024 TOYO TIRES FWT MAIKO QUALIFIER 1* / JUNIOR 1*
⽇程:2024年1⽉20⽇(⼟)〜21⽇(⽇)
会場:舞⼦スノーリゾート(新潟県南⿂沼市)
主催:舞⼦スノーリゾート
Qualifier 1*は初めてのフリーライド大会出場に最適なコースで、一般開放もされるゲレンデ内のツリーランコースで開催。なおQualifier1*のエントリー受付は先着順。
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⼤会名:2024 TOYO TIRES FWT HAKUBA QUALIFIER 4*
⽇程:2024年1⽉29⽇(⽉)〜2⽉1⽇(⽊)
会場:HAKUBA VALLEY(⻑野県⽩⾺村)
主催:⽩⾺村観光局、株式会社Pioneerwork
FWT発祥のスイスなどのヨーロッパにも引けを取らない、白馬の壮大なアルパインエリアにて開催。世界でも数少ない4*の大会であることから、コースセッティングにも注目が集まる。開催前日までフェイスがわからないことから、選手の緊張感も他大会とは一線を画す。
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⼤会名:2024 TOYO TIRES FWT YUZAWA NAKAZATO QUALIFIER 2*
⽇程:2024年2⽉3⽇(⼟)〜2⽉4⽇(⽇)
会場:湯沢中⾥スノーリゾート(新潟県南⿂沼郡)
主催:湯沢中⾥スノーリゾート
今期より新たにに加わった会場。Qualifier 2*までは人工物の設置がレギュレーションとして認められており、ヒットポイントが複数設置されている。ライダーのコース選択に注目。
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⼤会名:2024 TOYO TIRES FWT ARAI QUALIFIER 3* / JUNIOR 3*
⽇程:2024年2⽉24⽇(⼟)〜2⽉26⽇(⽉)
会場:LOTTE ARAI RESORT(新潟県妙⾼市)
主催:LOTTE ARAI RESORT
豪雪地として有名な妙高市に所在する、日本の数あるスキーリゾートの中でも群を抜いた広大な滑走エリアが選手たちのアドレナリンを掻き立てる。天候やエリアコンディションの変化は、選手を悩ませる最大のポイント。
■大会当日のボランティアスタッフを募集開始!
2024 TOYO TIRES FWT JAPAN SERIESでは、大会を支えてくれるボランティアスタッフを募集いたします。下記のフォームをご確認の上エントリーに進んでください。
募集人数を超える応募があった場合は、抽選にて決定いたします。
大会ボランティア募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfdumgvjfi2aFsqw_8zp6rx1oBoqmV_uAf1LWL7mkyAIx7vjg/viewform
■Freeride World Tour(FWT)概要
FWTは1996年にスイスで第一回大会が行われ、その規模はフリーライドファンの増加と共に拡大。現在は世界で唯一最大のフリーライドの世界ツアーとなりました。(男女・スキー・スノーボード・予選・ジュニア合わせて5600人以上の選手が世界を転戦し、合計150大会が欧州・北米・南米・オセアニア・アジアで実施されています。) FWT JAPAN公式サイト:http://freerideworldtour.jp
【フリーライドスキー・スノーボードについて】
フリーライドは、ゲレンデ滑走だけでなく山の自然な地形を楽しむ新しいウィンタースポーツのスタイルで、世界及び日本でも人気が高まっています。特に日本の質の高い大量のパウダースノーは海外で「Japow(Japan + Powder Snow)」と呼ばれ、日本は最高のフリーライド体験が得られる国の一つとして国際的に認知されてきています。
■株式会社Pioneerwork概要
Pioneerworkは、自然のフィールドで行うスポーツを「アーススポーツ」と呼び、雪・山・川・海など世界で最もアーススポーツに適したフィールドを持つ国のひとつである日本の価値をアーススポーツの力で高めることをミッションとする会社です。
「人と自然を繋ぐ。アーススポーツで未来を創る。」
古来より、人と自然は共存することで豊かな文化を育んできました。
ところが今、人が自然とふれあう機会や手段は減りつづけています。
もっと豊かな文化を生み出すために、人と自然が共存する新しいカタチを創りたい。
私たちは、アーススポーツの発展を通してこれまでにない新たな文化を創造し、
自然を楽しむ人や、自然を守る人を増やし、人と自然を繋ぎ、持続可能な未来を創っていきます。
会社概要
設立:2019年11月
代表取締役社長:後藤 陽一
会社ウェブサイト:https://www.pioneerwork.co/
事業内容
<プラットフォーム事業>
アーススポーツコンテンツを繋ぐデジタルプラットフォームの構築事業
代表商品:アースホッパー ( https://www.hopper.earth/ )
<コンサルティング・マーケティング事業>
主に自治体や地域の事業者と、アーススポーツを活用して、自然を楽しむ、守る、繋ぐための様々なプロジェクトを進行中。海外の30を超えるアウトドアスポーツ専門メディアやリゾートとのネットワークを活用したインバウンドマーケティング支援。
日本におけるFreeride World Tourの運営。
お問い合わせ先:FWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内 担当:中村) japan@freerideworldtour.com