南葛SC 下平匠選手、IT国家試験「基本情報技術者試験」に合格

12か月前

株式会社SEプラスのプレスリリース

“エンジニアとしても誇れるものを手に入れたい” サッカー選手とエンジニアの二刀流で基本情報技術者資格を取得

IT人材教育会社である株式会社SEプラス(本社：東京都千代田区代表取締役村田斉　以下、当社)は、関東リーグ1部所属サッカークラブ『南葛SC』下平匠選手の基本情報技術者試験合格に向け、試験対策eラーニング『独習ゼミ』の提供をはじめとした学習のサポートをさせていただきました。下平選手は7月23日に開催された基本情報技術者試験科目A免除修了試験に合格後、11月26日に基本情報技術者試験科目B試験を受験しました。12月14日にIPA（情報処理推進機構）より合格者発表があり、基本情報技術者試験に合格しました。

学習のサポートに至った背景

　南葛SCの下平匠選手はサッカー選手として活躍する傍ら、システム開発会社でエンジニアの仕事もしており、“エンジニアの登竜門”と称される国家試験「基本情報技術者試験」の合格を目指されておりました。

　当社では、2022年11月より、南葛SCのオフィシャルパートナーとして、ITスキルを中心とした教育支援を行っております。そこで、2023年4月28日より下平匠選手に対し、基本情報技術者試験対策eラーニング『独習ゼミ』の提供をはじめとした学習のサポートを開始いたしました。

合格に至るまでの経過

①科目A免除修了試験に向けた学習

独習ゼミはIPA（情報処理推進機構）より、基本情報技術者試験科目A試験免除制度*の対象講座として認定を受けており、まずはそれを利用して科目A免除修了試験の合格を目指すこととなりました。

*基本情報技術者試験科目A試験免除制度とは

IPAの認定を受けた講座を受講し、修了試験（基本情報技術者試験の科目A試験に相当）に合格する等の基準を満たした者は、基本情報技術者試験の科目A試験が1年間、免除となる制度です。毎年、この修了試験が6月・7月、12月・1月と期ごとに2回実施されています。その2回のうちどちらかに合格することができれば、以降1年間の科目A試験が免除されます。合格基準は60点満点中36点以上で合格となります。

学習スタート時に過去問題に挑戦した際は60点満点中17点であり、合格に向け2倍以上の正解率を目指す必要がありました。試験対策として独習ゼミでの学習に加え、5月8日より当社講師による1時間程度の勉強会を全7回実施いたしました。

7月23日に科目A免除修了試験が開催され、下平選手は41点で合格となりました。

②科目B試験に向けた学習

2023年内の科目B試験合格を目指して、学習をスタートしました。科目B試験は20問出題、1,000点満点中600点以上の得点で合格となるため、12問以上を安定的に正解できるようになることを目指しました。

独習ゼミでの学習に加え、7月31日より当社講師による1時間程度の勉強会を全6回実施いたしました。

学習を経て10月8日に受験しましたが、結果は惜しくも510点と不合格となりました。

その後、11月26日に再度受験し、640点で科目B試験、および基本情報技術者試験に合格となりました。

下平匠選手コメント

こんにちは、南葛SC所属の下平匠です。

南葛SCに入団した時に、完全未経験の状態でシステム開発の会社に就職しました。

“エンジニアです”と言うと、高い確率で凄いねと言われます。

就職して2年経った時、ふと自分は何者なんだろうと考えました。人から見られる自分と、自分を客観視した時にギャップがありました。

“エンジニアとしても誇れるものを手に入れたい” その思いから資格取得の勉強を始めました。

それから株式会社SEプラス様の多大なサポートのもと、基本情報技術者試験に合格する事が出来ました。

なりたい自分になる為に、これからも様々な事に挑戦したいです。みなさん、共に挑戦しましょう！！

今後の展望

当社では、南葛SCのオフィシャルパートナーとして引き続き、南葛SCの皆様のITスキルとビジネスマナーの向上をサポートしてまいります。

下平匠選手

南葛SC所属　ディフェンダー

多くのプロ経験者が集う南葛SCの中でも、トップレベルの実績を持つ。中学時代からG大阪のアカデミーに所属し、2007年にトップチームへ昇格。その後、大宮、横浜FM、千葉へ活躍の場を移し、これまでJリーグでプレーした14年間のうち、実に11年半をJ1で戦い続けてきた。横浜FM在籍時の15年には、リーグ戦でフルタイム出場を達成。J2のクラブを含め多くのクラブから誘いがあったものの、“大きな魅力”を感じ、21年に南葛SC加入を決めた。