株式会社小学館のプレスリリース
「タスキメシ」シリーズ作者・額賀澪が、100回を迎える箱根駅伝への想いを込めた最新刊
駅伝小説のベストセラー『タスキメシ』シリーズの著者・額賀澪氏。この度、2024年で第100回を迎える箱根駅伝への気持ちを込めた新刊小説『タスキ彼方』を刊行しました。戦時中に開催された「幻の箱根駅伝」と「最後の箱根駅伝」、そして戦後の「復活の箱根駅伝」。戦時下と現代の青年達の箱根駅伝への熱い想いを交錯させて描く至高の青春小説です。
【書誌情報】
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『タスキ彼方』
著:額賀澪
定価:1,980円(税込)
四六判・320ページ
発売日:2023年12月8日
小学館・刊
https://www.shogakukan.co.jp/books/09386708
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駅伝関係者も絶賛! 箱根駅伝にかける熱い想いが交錯するスポーツ小説
原晋氏 青山学院大学駅伝部監督
「箱根駅伝に想いを寄せる学生諸君の一途な気持ちに泣かされました」
柏原竜二氏 箱根駅伝レジェンド
「箱根駅伝は、今も昔も『自分の想い』『誰かの想い』をのせていく。本書を読めば、 箱根駅伝の歴史と本質、何より魅力が見えてくる」
【あらすじ】
「どうしても、箱根を走ってから死にたい」
ボストンマラソンの会場で、偶然古びた日記を受け取った新米駅伝監督・成竹と学生ナンバーワンランナー神原。それは、戦時下に箱根駅伝開催に尽力したとある大学生の日記だった。
過去を覗いた二人が思い知ったのは、美談でも爽やかな青春でもない、戦中戦後の彼らの壮絶な軌跡。そこには「どうしても、箱根駅伝を走ってから死にたい」という切実で一途な学生達の想いが溢れていた。現代の「当たり前」は昔の人々が死ぬ気で勝ちとってきた大会と知った彼らは・・・・・・・。
そして、戦時下の駅伝を調べる彼らに起きた、信じられないような奇跡とは。
先人達の熱い想いが積み重なり、第100回箱根駅伝は開催される。
戦中に開催された「幻の箱根駅伝」と「最後の箱根駅伝」、そして戦後の「復活の箱根駅伝」。
箱根を走ることに命を賭けて挑み、散っていった青年達の熱い想い青春を令和の現代と交錯させて描く。
「タスキは私達自身で、私達の祈りで、願いで、弔いで、未来です」
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発売記念イベント開催決定! ゲストは駅伝レジェンド・柏原氏
【イベント概要】
『タスキ彼方』刊行記念イベント 駅伝の魅力と歴史を語り尽くす
特別ゲスト:柏原竜二氏(箱根駅伝レジェンド)×額賀澪氏(作家)
2024年1月に第100回を迎える箱根駅伝。その興奮冷めやらない時期に、駅伝の魅力と歴史を箱根駅伝レジェンド・柏原竜二氏と『タスキ彼方』著者・額賀氏が語り尽くします。
今回、ゲストにお迎えするのは2代目山の神として箱根駅伝ファンの心に強く焼き付いている、柏原竜二氏。多くの駅伝をはじめとした陸上競技で解説者としても活躍されています。箱根の裏話や振り返りを選手・解説者の経験をもつ柏原竜二氏に伺うという駅伝ファン垂涎の企画。箱根駅伝の歴史的側面については、取材し尽くした作家・額賀澪氏に語っていただきます。
駅伝ファンの方はもちろん、陸上ファンも小説ファンも、ちょっと興味を持っていただけた方も大歓迎です。是非、ふるってご応募ください!
<日時>
2024年1月8日(月・祝日) 午後2時スタート(開場 13時30分)
<場所>
小学館 2階 講堂(東京都千代田区一ツ橋2-3-1)
東京メトロ 半蔵門線/都営新宿線/都営三田線
神保町駅 A8出口 直結
<人数>
来場者 約50名 リモート 若干名
<参加費>
来場者・リモート参加 共に2,000円+税
※特別サイン本『タスキ彼方』(1,980円)の書籍代を含むサービス価格です!
※さらに来場者には、駅伝グッズが当たるお楽しみ抽選会も予定しています。
※リモート参加者には後日特別サイン本は発送いたします。
<お土産>
・小説『タスキ彼方』(登壇者 柏原竜二氏・額賀澪氏 ダブルサイン入り)
※今回のイベント限定・大変貴重なものです!
・さらに、駅伝グッズが当たる抽選会も実施します。
☆イベントの詳細・お申し込みは下記へ
https://sho-cul.com/courses/detail/438
【ゲストプロフィール】
柏原竜二(かしわばら・りゅうじ)
1989年福島県生まれ。東洋大学OB。富士通株式会社勤務。
2009年、2010年、2011年、2012年の4年連続で箱根駅伝5区区間賞を獲得。「山の神」と呼ばれる。
2009年、2010年、2012年は箱根駅伝総合優勝を果たす。
大学卒業後は富士通陸上部にて活動し、2017年3月現役引退。
現在は同社企業スポーツ推進室に所属し、スポーツ活動支援、解説者などとしても幅広く活躍中。
【著者プロフィール】
額賀澪(ぬかが・みお)
1990年茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2015年に『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞。2016年に駅伝を描いた小説『タスキメシ』が第62回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書に選出、ベストセラーに。『タスキメシ』シリーズは他に、箱根駅伝を描いた『タスキメシ箱根』、その後の元ランナーを描く『タスキメシ五輪』がある。その他の著書に『風に恋う』『ウズタマ』『転職の魔王様』『青春をクビになって』など多数。