ライジングゼファーフクオカ株式会社のプレスリリース
2023年11月18日(土)に開催されました【ライジングゼファーフクオカvs.熊本ヴォルターズ】において“福岡91-83熊本”の結果となりましたことお知らせいたします。
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【試合結果】
【福岡】91-83【熊本】
1Q 24-23
2Q 15-21
3Q 21-14
4Q 31-25
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【ハイライト】
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【戦評】
プライドを持って戦うと決めた今日の試合。月火と連日の試合がタイトなスケジュールになったものの、言い訳や疲れを理由にする選手、スタッフは一人もいなかった。スターティングメンバーは#5ブライス、#24谷口、#33加藤、#34パブロ、#88重冨といつもとがらりと変更。施策は成功で、熊本に点差を離されず泥臭くディフェンスをする。#11駒沢、#3山本の得点を最小限に抑え、昨日とは確実に違う動きを見せている。懸念点としては、熊本の外国籍選手の得点を止められないことだ。フリーは必ず決めると言っても過言ではないほどのシュート力に圧倒された。しかし昨日から好調の加藤が1Qで3本の3Pシュートを沈め、2Qでも2本と前半で15点獲得の活躍を見せる。追いかける展開となったものの、昨日のように大差をつけられず39-44と5点ビハインドで前半を終えた。
そして、いつにも増して『レッツゴーライジング』の応援の声が大きく感じた。九州ダービーは福岡、熊本ともに思い入れやライバル心が強いように感じ、後半もアツい戦いになる。
後半スタートは古巣相手に#24谷口がスティールからターンオーバーを決める。さらに#14ギャビンがオフェンスリバウンドに躍動し、開始1分で43-44と一気に詰め寄る。ここからギャビンがリバウンドを制し、逆転に成功。
途中逆転されるシーンがあるも、#0兒玉のスリーとこの日6本決めた#33加藤が要所で決め、福岡ペースで進める。張り詰めた視線で#5ブライスもリバウンドをもぎ取りアンドワン。吠える姿にライジングブースターも賞賛の拍手を送った。試合終了のブザーが近づくとともにじわじわと点差を離し、最後はファールゲームにもつれこむ熊本。ライジングブースターのレッツゴーライジングの掛け声もどんどん大きくなり、ホームアドバンテージを味方につけた。約2年ぶりに熊本から勝利し、九州ダービーのリベンジに成功。会場が歓喜につつまれ、ライジングブースターの目には涙も見られた大きな勝利となった。
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【ラモン・ロペス・スアレスHC会見】
1週間に4試合というハードスケジュールの中で、最終日によくエナジーを出してくれました。選手たちを誇りに思います。ライジングブースターの声援も力になりました。たくさんの応援ありがとうございます。
また、昨日から一転し、集中力を見せて切り替えることができました。
特に後半からのディフェンスはとてもよかったです。リバウンドのポジション取り、エース格選手への守り、選手たちがロジカルにプレーすることができました。熊本はリーグでもナンバーワンのファストブレイクを繰り出すので、そこをセーフティがよく守っていたのと、パスを出さないようにしていたと思います。
そして、後半にかけて力強くなったリバウンドが勝ちの要因になったと思います。
今回スターティングメンバーを変えたのは、ベンチメンバーのモチベーションや先週の青森戦に出場時間が長かった選手への負担を考えました。昨日から加藤選手と重冨選手の調子もとてもよかったので、出だしから雰囲気を変えてほしいと思って選出しました。
いつもはギャビン選手をスタメンに起用するのですが、途中から出場することによって再びいい流れを福岡に引き寄せてくれることも想定しました。
戦術は何も変えていません。 村上選手の代わりに加藤選手、兒玉選手の代わりに重冨選手とその時々に調子のいい選手が出場して、誰が出ても得点が取れるチームにしたいと思っています。彼らもここ最近の試合でいいプレーをどんどん見せてくれたので、いい流れを持ってきてくれると信じていました。
いつも思っていますが、活躍する選手が毎回変わることはとてもいいことです。ディフェンスもどこを中心に守ればいいか分からなくなりますし、安心して交代もできます。
今週は東地区3位の青森、西地区2位の熊本で、しかもハードなスケジュールも重なり、とても重要な週でした。これまでに滋賀、神戸にも白星を挙げることができ、全勝とはなりませんでしたが大切な試合に勝つことができています。これからもチーム一丸となって頑張ります。
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【兒玉貴通選手コメント】
昨日含め今日の前半も熊本に対して、色々考えすぎていたところがあり自分の中で、気持ちよくプレーができていませんでした。後半に入り少しずつリズムが取れ始め、結果的には勝ちに繋がるプレーに加わることができたと思っています。
空いたら、 思いっきり打っていこうと自分でも思っていましたし、パブロ、隼人さんの両キャプテンのすごく力強い声をかけ続けてくれてチームメイトの助けがいい結果になったと思います。
熊本は本当にいいチームで、僕らがB1に行くためには、超えないといけない壁の1つになると思いますし熊本のブースターさんも会場に来てくださっていて、福岡と熊本の選手だけではなくお客さんもお互いに戦い合ってその雰囲気の中でもやれたので、そういうチームには絶対勝ち、福岡をB1にあげたいっていう気持ちが強くなりました。
チームとしては、多少、波はありますが自分たちのバスケットを遂行できた時は相手を圧倒できる時間帯がすごく多くすごく自信になっています。
ここから少しずつ相手のスカウティング等々が入り、どう戦っていくかが大事になってくる時期ではあるので、しっかり展開できるようなバスケットをしていきたいと思います。
個人としてはコンスタントにチームの勝利に貢献できるよう、活躍しないといけないと思っています。今日の後半は、自分にとってあんまり良くない時でも、自分の力を発揮できたのでいい感覚と自信を持ち続け頑張っていきたいと思います。
熊本はすごくオフェンシブなチームですが、考えすぎたところがいつもと違うリズムでバスケットになってしまいました。
相手の苦手な部分をしっかり探しながら攻撃しつつ、自分たちのいいオフェンス、いい形を15試合でも作れてきているので、そういったものをこう織り混ぜながら、自分たちのいい時間帯を作るべきだったと昨日の試合を踏まえ、特に今日の前半は、反省点としては感じていました。
いつもスタートかベンチスタートかで自分が最初に流れを作る立場か、状況判断をしながら、途中でコートに入るかで大きな違いはありますが、ガードとしてやるべきことは大きく変わらないかと思っているので、その都度いつ出た時でもこう 自分たちのプレーが気持ちよくできるようにするのが仕事だとは思うので、もっと追求してやっていきたいと思います。
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【加藤寿一選手コメント】
昨日の負けからこうやってカムバックできたことはチームとして大きな収穫ですし、悪い流れがきてもしっかり我慢して戦うことができました。昨日との違いは、切り替えができなかったことだと思います。攻守の切り替えも気持ちの切り替えもできていなかったと思いますし、何より集中力が足りなかったと思います。
今日の試合は、前半はビハインドでしたけど、集中力をもって切り替えをしたので勝てたと思います。ウッドベリー選手を止めることには本当に苦労しました。コーチ陣もスカウティングをして対策を練ってくれて、彼の得意ではないほうのスペースをあけたり、ダブルで守ったりなど昨日よりは止められた部分が多かったのかなと思います。
実は昨日右手の薬指を脱臼してしまって、いまも内出血をしているのですがむしろシュートタッチがよかったです。
今日は思い切り打つことを心掛けていたので、指の具合は良くはなかったですが気持ちで決めたと思っています。チームのみんなには脱臼したほうが入るんじゃないかと言われました(笑)
昨日は本当に不甲斐ない試合をしてしまい、ライジングのブースターの皆さまに本当に申し訳なかったです。ここ最近熊本に勝利していないとも聞いていたので、ブースター同士の戦いも感じました。このままでは終われないとチームとしても話しましたし、個人としてもすごく悔しかった試合でした。もう一度戦う姿勢の部分、メンタルの部分を立て直そうと決めて、また大きな声援も力になりました。
指はもちろん痛かったですが、開き直りですね!痛がってプレーできないのは、僕の中ではしたくなかったので。指よりも昨日のような試合をしたくない、しっかり勝利したいという気持ちが大きかったです。熊本とは地区優勝を争うチームにもなるのでしっかり対策をしていきたいと思います。
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