タイガー・ウッズ、13年振りとなる日本での試合、日本初開催となるPGA公式戦で見事優勝。『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』大好評発売中!

徳間書店のプレスリリース

株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:平野健一)は、日本では13年振りの試合となった、日本初開催の米PGA公式戦「ZOZOチャンピオンシップ」で見事優勝を果たしたタイガー・ウッズ選手の取材を1995年から続ける唯一の日本人ジャーナリスト舩越園子さんが取材の中で、幾多の栄光を勝ち取り、壮絶な苦難を体験したタイガー・ウッズの、壁を突破する48のメッセージをまとめた著書『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』 を、2月26日(火)より発売しております。

「TIGER WORDS」 帯アリ表紙画像「TIGER WORDS」 帯アリ表紙画像

先日、米男子ゴルフの4大メジャー初戦「マスターズ」で14年振りのマスターズ制覇(通算5勝目)を飾り、その復活劇に世界中を熱狂の渦に包んだタイガー・ウッズ。

ジュニア、アマチュア時代から圧倒的強さを誇り、1996年のプロ転向後、5戦目で初勝利。翌97年の「マスターズ」を史上最年少の21歳3ヶ月で制覇以降は誰もが憧れる絶対王者として君臨も、2009年に発覚した泥沼の不倫騒動、そして、くり返された故障と4度の手術、さらには世界中を震撼させた2017年の逮捕劇と、人生の風雨にさらされながらも、子供たちと向き合い、自分を見つめなおし、昨年の最終戦「ツアー選手権」で見事な復活優勝を果たしたウッズ。それらはどれもタイガー・ウッズだが、彼の言葉を追い、紐解いていくことで人間・ウッズの実像が見えてくる。そして逆境を乗り越えるために 一番大事なものとは……。

本書は、1993年に渡米して以来、25年以上にわたり米PGAツアー選手や関係者の取材を続ける唯一の日本人ゴルフジャーナリストで、95年のマスターズからタイガー・ウッズの取材を続ける舩越園子さんが、トップアスリートとして、絶対王者として、スキャンダルに堕ちた英雄として、絶望的な困難に悩み苦しみながら、そこから復活を果たしたウッズが紡いだ、壁を突破する48のメッセージを元に紐解いた、ゴルフファンは元より、人生の壁にぶち当たった人がその壁を乗り越える指針となりうる、 “全ての人の心を打つ一冊”になっています。
 

<著者:舩越園子(ふなこし そのこ)プロフィール>
東京都出身。早稲田大学政経学部卒業後、百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターに転身。1993年に渡米して以来、25年以上にわたって米PGAツアー選手や関係者たちの取材を重ねてきた唯一の日本人ジャーナリスト。1995年のマスターズからタイガー・ウッズの取材を続けている。
著書に、『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)などがあるほか、『ゴルフメンタルゲームに勝つ方法』(マイケル・T・ラードン著/実業之日本社) など訳書も多数ある。
オフィシャルブログ  https://ameblo.jp/sonokofunakoshi/
オフィシャルTwitter  https://twitter.com/SonochanUSA

<著者コメント>
タイガー・ウッズがマスターズで勝ったことを、なぜ世界中が大喜びし、大騒ぎしているのか。その理由は、この本を読めば、よくわかります。ウッズにこんな歴史があったからこそ、みんな彼が大好きなのだ、と。1995年から24年間、取材のなかで拾い続けてきたウッズの言葉とその裏にあった背景を記しました。ぜひ、読んでください。

  • 本書の構成

はじめに
Part 1 仮面 
プロデビューした1996年から、圧倒的な強さを誇ったタイガー・ウッズ。王者という仮面をかぶり、王者  らしく振る舞い続けた日々の言葉の真相とは?
Part 2 素顔 
人々の期待と理想で作られた虚像から、ウッズはいかに自分を取り戻したのか。その苦難の道のりに刻ま  れた素顔のウッズとは?
タイガー・ウッズ年表(1975~2018)
年表の構成:年(年齢)、おもな出来事、優勝トーナメント(米PGAツアー)※太字はメジャー、賞金ランク
あとがき
 

  • タイガー・ウッズコメント(書中より抜粋)

「僕を誰だと思っているんだ?タイガー・ウッズだぞ」
1996年9月にプロ転向し、米PGAツアーにデビューしたウッズは、10月のラスベガス招待で早々に初優勝を挙げた。その大会の開幕前、当時20歳だったウッズはカジノへくり出し、入り口でセキュリティに「21歳未満は入場できない」と制止された。そのときウッズが思わず口にしたのが、この一言だった。

「引退? ノー。グランドスラムを何度でも目指すだけのことだ。」
マスターズと全米オープンを制し、年間グランドスラム達成に迫る勢いを見せていたウッズは相変わらず強気だった。7月の全英オープン開幕前、世界のメディアから「今年、年間グランドスラムを達成したら引退するか?」と問われたウッズは、即座に首を横に振り、「何度でも目指すだけのこと」と言い放った。

「今日は天国の父がずっと一緒にいると感じていた。だから、本当にいいプレーができた。」
2006年5月に父親アールが逝去。最愛の父の魂を感じながら戦った7月の全英オープンで勝利したウッズは、大粒の涙をこぼし、号泣した。

「僕の度重なる無責任な行ないが、この問題を引き起こした。僕は不誠実だった。人々を欺いた。僕がしたことは許されることではない。責められるべきは、この僕、ただ1人だ。」
暦が2010年に変わり、ウッズはセックス依存症の治療施設に入所したと報じられた。ウッズ不在で開幕した米PGAツアー会場では選手も関係者も騒動に関して口を閉ざしていた。だが突然、2月19日に少人数限定の会見が組まれ、騒動後、初めて公の場にスーツ姿で登場したウッズは謝罪の言葉を口にした。

「自分の行動に対する全責任を取るつもりだ。」
4度目の腰の手術を受け。「人生を取り戻せる」と希望を綴った矢先の5月29日未明。「タイガー・ウッズ、DUIで逮捕」の一報は世界中を震撼させた。同日の午前中に釈放されたウッズはアルコールではなく「薬の予期せぬ反応だった」と釈明。「コトの重大さは理解している。全責任を取る」と言い切った。

「大事なのは積み重ね。パーを拾い続ける積み重ねだ。僕はその積み重ねを、長い間、やってきている」
2018年のジェネシス・オープンで予選落ちしたウッズが発した言葉。「結果が全てではない」と言いつつも、ゴルフも人生も、そして復活のストーリーも、たくさんの小さなコマが連なって、その集大成が1つのドラマになることを示唆した。

「お父さんは頑張ったよ」
7月の全英オープン最終日、一時は単独首位に立ったが、6位に甘んじた。だが、勝利できずともウッズはうれしそうだった。ホールアウト後、物心ついてから初めて父親の優勝争いを間近で眺めた2人の子供たちと熱いハグ。「お父さんは頑張ったよ」。それは優勝より大きな収穫だったのかもしれない。

「手術をした腰を抱えた42歳が通算80勝目を挙げられたのは、応援してくれたみんなのおかげ。僕はやっぱり、とてもラッキーだ」
2018年9月23日。ツアー選手権を制し、2013年以来、実に五年ぶりの復活優勝を挙げたウッズは、自身の達成感や喜びより、支え続け、応援し続けてくれた「みんなのおかげ」と感謝の気持ちを言葉にした。そんなウッズを見たのは、彼が挙げた80勝の中で、初めてのことだった。

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