キッシーズ株式会社のプレスリリース
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世界基準のドッジボール
皆さん小学校で一度は楽しんだことのあるドッジボール。1個のボールを相手コートに投げて人に当てる。当てられたら外野へ、外野は相手の内野にボールを当てたら自陣の内野に戻れる。。
実はこのドッジボールボールのルールは、日本を含めたごく限られた地域でのルール。世界で楽しまれているドッジボールは、ボール5個を使用した「マルチボール」と呼ばれ、専用の布製ボールを使用。ボールをキャッチされると、投球者が外野へアウトとなるなどの独特のルールも存在し、相手チーム一人を集中的に狙うなど、まるで格闘技のようなスピーディーな展開で楽しまれているのです。
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なぜ今マルチボールなのか(一般財団法人日本ドッジボール協会の想い)
驚くほど異なるルールでありながら、どちらも当事国・地域では「ドッジボール」と呼んでいます。私たちはこの点に着目し、お互いのルールの優劣や否定に向かうのではなく、スポーツの視点から文化の多様性をそのまま理解し、その過程を通じてこれまでとはまた異なるアプローチにより日本全体を国際化へ繋げる絶好の機会と考えています。
そして、日本で活躍している選手を海外でも活躍させたい、日本のドッジボールを海外でも普及させたい。そんな思いから、まずマルチドッジボールのワールドカップで日本が優勝することを目指しています。
そこで必要になるのが専用のボール。直径約20cmの布で覆われた専用ボールは、国内での調達ができないため、選手たちが高い値段で海外チームから個人輸入しており、一から生産する必要がありました。
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キッシーズに白羽の矢が立つも、工場探しに苦労する
以前、「ふうせんバレーボール専用風船」を復活させたキッシーズ。
→当時のプレスリリース https://www.kishis.co.jp/img/huusenvolly.pdf
このふうせんバレーボールを復活させた執念がきっかけで、北九州にある風船バレーボール協会様や、北九州観光コンベンション協会様からの推薦もあり、当社でボールを生産すべく工場探しを始めました。
国内の各メーカー、中国やアジアにある協力工場などに生産打診をするも、ボールを布で覆うという特殊な構造なため、なかなかOKしてくださる工場がない。そんな中、こちらもご縁でいただいた情報から、在パキスタン日本大使館の協力を得ることができ、パキスタンでの生産のめどが立ち正式に日本ドッジボール協会様との生産販売契約を結ぶこととなりました。
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レッド・ブルーの2色展開で発売予定の専用ボール
片手でつかめる20cmサイズの直径。
専用ボールは当たっても痛くないように、ゴム製のボールが布で覆われている。
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2024年アジアチャンピオンシップ(サウジアラビア)に向けて
2024年には、サウジアラビアのリアドにてアジアンチャンピオンシップリヤド(Asian Championship Riyadh) が開催される予定で、日本代表選手も発表されました。当社が生産に関わったボールを通して、多くの選手が世界で活躍・勝利すること、そしてマルチドッジボールが日本で、日本のドッジボールが世界で普及することをキッシーズは願っています。
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一般財団法人日本ドッジボール協会について
日本ドッジボール協会は、1991年2月にドッジボールを通じて幼児から高齢者までの 生涯のスポーツとして日本国民の健康増進を図るとともに、アジアの国々や世界の国々と 文化交流が出来る掛け橋になりたいと願い設立・発足いたしました。(2009年4月 一般財団法人化)
発足以来、日本ドッジボール協会はドッジボールのルール統一による普及活動、レクリエ ーションや競技など各種の大会を主催・後援しています。
協会HP
競技の様子
https://www.youtube.com/watch?v=efPAARfOUOU
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キッシーズ株式会社について
1946年創業以来、縁⽇玩具やゴム製玩具、バルーン・パーティーグッズ・雑貨の企画、輸⼊卸を⾏うキッシーズ株式会社。「⼈を 幸せにすること、それが私たちの仕事です」を企業理念に、お客様の問題解決に全力を尽くし、常に新しいことにチャレンジし続けています。
キッシーズ株式会社 〒451-0042 愛知県名古屋市⻄区那古野2-7-17 TEL:052-563-4681
コーポレートサイト:https://www.kishis.co.jp
公式Twitter:https://twitter.com/kishisparty