『スポGOMI甲子園・宮城県大会』を開催 激闘を制したのは仙台一高「ひの」チーム 当日は参加者全29人で、10.59Kgのごみを集めました!

海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全10チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・宮城県大会』を10月9日(月)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

  • イベント概要

・日程:2023年10月9日(月)10時20分~12時00分

・開催場所:khb東日本放送社屋・杜の広場公園周辺

・参加人数:1チーム3名×10チーム=29人  (2名編成のチームが1チームあり)

  • 優勝は仙台第一高校の「ひの」チーム!拾ったごみの総量は圧巻の3.35kg!

全10チームが参加した宮城県大会。雨天のため競技時間が45分間という短期決戦での勝負になりました。「すべてのごみを拾えればベストだけれど、時間制限もある中でポイントを考えてごみを拾ったチームが優勝する」ルール説明でのその言葉に、各チームそれぞれ熱い作戦会議を繰り広げていました。

雨の影響か、普段より多く捨てられていた壊れた傘を集めていたチームが有利かと思われましたが、公園にターゲットを絞り、そこで多く落ちていた缶を中心にごみを集めた「ひの」チームが他を寄せ付けない強さを発揮しました。結果、「ひの」チームは、ごみ総量3.35kg/420ポイントを獲得し、準優勝チームに199ポイント差をつけて優勝。11月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

  • 宮城県大会で集められたごみの総量は10.59kg

競技エリアは駅の近くにあり飲食店も多い地域。仙台市の中心にも近く、海というよりは山のような今回の競技エリアは「海洋ごみ」という言葉からは少しイメージしにくい場所です。しかし、「海洋ごみの8割は私たちの住む街から流れ着いた物」「海を汚しているのは空き缶やたばこのポイ捨て」だという説明を受けて、参加者は海の汚染と私達の生活が少し結びついた様子でした。

全10チーム、総勢29名で集めたごみの総量は10.59kg。短い競技時間の中でも自分たちの手で街を綺麗にできたという実感を得て、参加者は皆、充実した面持ちで計量に臨んでいました。

  • 優勝チームコメント

公園にとても缶が多くあったので、それが結構大きかったかなと思っています。一生懸命だったので、気づいたら葉っぱが付いてました。街をきれいにしたいという思いと、本気で優勝したいっていう気持ちがあったからこそ、この勝利がつかみ取れたのかなと思います。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション

URL:https://www.spogomi.or.jp/

活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

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